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先進企業の連合体が新規事業の壁を突破する!未来チャレンジコンソーシアムの設立発表会レポート

2018年10月4日(木)、GINZA SIXの蔦屋書店「GINZA ATRIUM」にて、未来チャレンジコンソーシアムの設立発表会が行われました。

エンジニアでもある司会の池澤あやか氏が「テクノロジーや最先端技術のお話が大好きなので、楽しみながら司会をさせていただこうと思います」とコメントして始まりました。

本記事では、第一部の「理事メンバーによる未来チャレンジコンソーシアムの概要説明」についてお伝えします。

未来チャレンジコンソーシアム 理事メンバー(写真壇上:左から)
トランスコスモス株式会社 理事 デジタルエクスペリエンス本部長 所 年雄氏
レノボ・ジャパン株式会社スマート製品事業部 部長 湯浅 浩一郎氏
事業クリエイター 真田 幹己氏

未来チャレンジコンソーシアムとは

VR、AR、AI、IoTといった最先端技術の分野では、発達の速度が凄まじく速くなっています。事業会社の方が最新情報をキャッチアップして、技術を使ったサービスを作ろうとするのはとても大変なことです。
逆に、開発ベンダーも1社で新しいサービスを作り出し続けるのは非常に難しい。そこで、自社だけで頑張るのではなく、いろいろな得意分野を持つ企業をマッチングして、日本や世界が便利になるようなことをサービスとして提供していこうというのが「未来チャレンジコンソーシアム」の設立意図です。

事業会社が越えなくてはならない壁

実証実験やPOC(=Proof of Concept:概念実証、試作開発の前段階における検証やデモンストレーション)といったやり方でプロジェクト開発を進める前に、二つ壁があると思っています。

一つは「相談先が限られてしまう」こと。普段付き合いのあるSIerに相談しても、分野が違うと断られてしまったり、的確な返答が得られないということがあると思います。見積を取ってみるととんでもなく高額で、1社ではとてもカバーできないこともあるでしょう。

もう一つは「実証実験にはリスクが伴う」こと。なぜ実証実験を行うかというと、やってみなければ分からないからです。実証実験の結果が分からないのに、コストをかけなければならないというのは企業にとってはリスクになります。

コストとリスクを分散させる仕組み

そうした悩みやリスクを分散させるために、未来チャレンジコンソーシアムでは会員企業が集結してアイデアを出し合います。
下請け、孫請けといった形ではなく、フェアに協力しあい、各専門分野に特化した開発企業がアイデアをぶつけ合うことで新しいサービスが生まれてくるはずです。

また、未来チャレンジコンソーシアムサイトで実証実験のアイデアを掲載しております。プロジェクトを募り、賛同してもらえる企業様を募集するクラウドファンディング型のサイトになっています。

何か最先端のテクノロジーを使ってサービスを作ろうとした時に、どこに相談していいか分からない、そもそもこんな技術があるのか、といった疑問などがある場合は、未来チャレンジコンソーシアムにとりあえず問い合わせていただければ、何らかの答えをお返しいたします。
そしてそのアイデアに賛同する企業様がいればよりコストを安く、リスクを低く抑えてサービスを立ち上げることができる、そんな仕組みになっています。

機会損失を防ぐためにも

事業会社からのプロジェクトを掲載したり、あるいは開発会社から最新テクノロジーを紹介してサービス化を検討してもらう、という風に双方向で活用していただければと思っています。

技術やアイデアを持っているだけで発信しなければサービスは生まれません。競合他社が同じアイデアを先に発表してしまったら、自社のアイデアは「二匹目のドジョウ」の扱いになってしまいます。
そうした機会損失を防ぐためにも、未来チャレンジコンソーシアムで早期に実証実験を行って発表していければと考えています。

現在進行中の実証実験について

第一弾:動画コマース

現在のECサイトはAmazonや楽天など、大手企業が作り上げてきたプラットフォームがあり、買う目的がはっきりしている場合や価格ありきでの買い物が主流になっています。
未来チャレンジコンソーシアムでは、それをもっと楽しんで買えるような新しいインターフェース「動画コマース」の実証実験を始めました。

最近のマーケティングデータでは、人々は「検索をしなくなっている」というデータが出ています。既に登録しているお気に入りのページや、SNSの投稿から直接サイトに飛んでいるわけです。
なるべくダイレクトに買い物をしてもらうには、動画コマースは現在の購買行動にマッチしたテクノロジーではないでしょうか。

オムニ7様、コーセー様で、どんな反応が出るか実証実験を行っています。同じタイミングで実証実験を行うことで、コストを抑えられているという側面もあります。

ここで、「米肌(まいはだ)」というスキンケア商品を販売しているコーセープロビジョンの杉崎洋様(常務取締役:写真中央)より、実証実験参加の経緯を説明いただきました。

実証実験は新しいことへのチャレンジ

杉崎様「同じことをやっていても進歩がなく、事業が疲弊してしまい、お客様にしても飽きが出てくるので、常日頃から何か新しいことへのチャレンジを意識しています。

EC、WEB通販の分野には常にアンテナを張って情報収集をしていたところ、動画コマースは面白いなと感じて実証実験に参加しました。

ユーザーの感情に訴えるエモーショナルなWEB接客や、VRで販売員の接客研修をするなど、今後取り組んでみたいアイデアも出てきています。
やってみないと分からないことでも、構想の中に掛け算のアイデアを持っておくと、可能性が見えてきたりしますね。」

実際に実証実験を行ってみて

杉崎様「現時点での動画コマースの課題としては「お客さんが動画コマースの購買動線に慣れていない」ことでした。
まだコマースの手法としては一般的でないため、もっと他社さんで動画コマースをやってくれれば買い方に慣れてくれると思います。

スマホやタブレットが普及し、ゲームなどで「画面に触る、タップする」のは慣れてきましたが、そこから「購入する」のはまだ戸惑いがあるということです。

実際の店舗では、美容スタッフが様々な話法でお客様に購買意欲を持ってもらい、購入にいたるという買い慣れた動線があります。ですので、動画コマースでもあたかも接客されているような声が入ったり、美容スタッフが画面に出て購入させる、という方がよいかもしれません。

立ち止まってしまうとそこで事業も止まってマンネリ化してしまうので、今後もラフに相談して取り組みを進めていきたいと思います。」

第二弾:現在進行中のプロジェクトや課題

未来チャレンジコンソーシアムでは、AIを利用した生活コンシェルジュアプリや、スマートグラスによるビジネスナレッジシェア、VRを使って採用コストを下げる、といった様々なアイデアが生まれています。
企業の垣根を超えて協力することで解決できるアイデア群です。

ただし、技術だけ、アイデアだけではサービスとしては成り立ちません。
そこにニーズがあり、しっかりとマネタイズしてサービスが運用できるかも見極めていかなくてはならないポイントです。

身近な課題を解決する未来

今生きている我々が使っているテクノロジーは、過去の技術や知識の蓄積です。過去にあった身近な課題を解決してきた歴史があるわけです。我々は、同じように次世代には現在の課題を解決した世界を残したいと考えています。

ぜひ、事業会社様や開発企業様にも参加していただいて、未来チャレンジコンソーシアムを課題解決のために活用いただければと思います。

PR:未来チャレンジコンソーシアムでは事業アイデアやテクノロジー企業を募集しています

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