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何が違う!?EC-CUBEとOrange ECの違いをまとめてみた

「Orange ECとEC-CUBEではどこが違うの?うちはどちらを使うべきなんだろう…」

と思っている方。

Orange ECはオープンソースであるEC-CUBEをベースにしたネットショップ運営パッケージです。
目的・用途に合わせたパッケージ内容となっているため、作りたいECサイトに最適なパッケージを取り揃えています。

ところで、Orange ECはEC-CUBEをベースにしていますが、別物です。
ではその二つは何が違うのか、この記事で以下の順番でご説明していきます。

  • Orange ECとは
  • EC-CUBEとは
  • 無料のEC-CUBEと有料のOrange ECの違い

の順に、Orange ECとEC-CUBEの違いをお伝えします。

ECサイト構築システムパッケージは違いがわかりにくいと思っている方もいるかもしれませんが、意外と違いはシンプルです。

この記事を読んで、Orange ECとEC-CUBEの違いをつかみましょう!

Orange ECとは?

Orange ECは、EC-CUBEをベースにしたECサイト構築パッケージです。
商品の販売サイトを構築するだけでなく、ショッピングモール構築、O2Oシステム構築、Web-EDI/B2B向けECサイト構築、オムニチャネルシステム構築、グローバル対応ECサイト構築のパッケージがあります。

PR:拡張型・未来型ECサイトの構築ならOrange EC


パッケージって何?

オープンソースとは異なり、一般に販売されている製品をパッケージ、パッケージソフトと言います。
ECサイト構築パッケージの他にも、経理業務のパッケージソフトや、業務管理用のパッケージソフトがあります。

Orange ECの価格

Orange ECの場合、パッケージ価格は200万円からとなっています。

EC-CUBEが無料であることを考えると、少しびっくりする価格ですね。

Orange ECの機能

Orange ECのパッケージラインナップ

Orange ECは、ECでの販売サイトを構築する基本的な内容や機能であれば標準で搭載しているパッケージです。
パッケージをベースにした機能追加や、各種サービスと連携することで、最短期間・低コストで作りたいネットショップを構築できます。

複数のサイトを一元的に管理することができる
ショッピングモールサイトの構築ができるパッケージや、POSレジ機能など店舗運営の効率化が図れるOrange Operationと連携できるオムニパッケージなどが用意されています。

EC-CUBEとは?

EC-CUBEは株式会社ロックオンが開発したECオープンソースです。

システムはソースコード、いわゆるプログラムを指し、システムの動きを記述したもので構成されています。
このソースを真似すれば、同じシステムを複製することができてしまいます。
ソースは、いわば企業秘密であるため、非公開であることが一般的です。

その一方で、ソースを全世界に公開しているシステムがあります。
これがオープンソースソフトウェア(OSS)です。
オープンソースのシステムは、ソースコードが全世界に無料で公開されており、インターネットを介していろんな人が、カスタマイズをしたり、不具合を直したりすることができます。
世界中で開発が行われているので、カスタマイズの利用方法や、プラグイン(追加機能のオプション)がインターネット上にたくさん公開されています。
株式会社ロックオンが開発したEC-CUBEもオープンソースということは前述の通りです。

オープンソースなので当然ですが、技術・知識さえあればカスタマイズを行うのにも、費用は必要ありません。

http://www.ec-cube.net/

EC-CUBEの価格

サイト上にも記載があるように、EC-CUBEはオープンソースであるため、購入する必要はありません。
無料なので、初めてECサイトを構築する利用者でも使いやすいですね。

EC-CUBEの機能

EC-CUBEでできること(http://www.ec-cube.net/product/)

基本的な機能は全て無料の範囲でも利用可能です。また、BtoB(企業間取引用のライセンス)も提供が開始されています。

足りない機能は、オーナーズストアにてオプションとして追加・購入することができます。
さらに独自性を出したい場合は、開発パートナーに依頼をし、独自の機能を開発することも可能です。

ECサイトを構築するためには4つの方法があり、フルスクラッチとオープンソース、パッケージ、ASPがあります。

前述の通り、オープンソースはソースコードが誰にでも見られる状態であることを指します。
EC-CUBEのダウンロード・インストールは無料で行えますが、その後のカスタマイズやセキュリティ対策などは自ら行わないといけないため、プログラム、ソースコードに詳しい利用者や開発パートナーでないと運用が難しいかもしれません。

また、EC-CUBE公式サイトでは脆弱性についてリスト化しています。ユーザ側で都度アップデートする必要があるため、最新バージョンのECアップデート情報には定期的に目を通す必要があります。

関連サイト:EC-CUBE 脆弱性リスト
https://www.ec-cube.net/info/weakness/

初心者でも簡単な設定ならカスタマイズが可能

EC-CUBEは商品一覧とカートだけのシンプルなECサイトであれば、初心者でもインストール画面からファイルをダウンロードして、サーバーにアップロード。
さらに設定からカスタマイズまで可能です。本やマニュアルがたくさん出ているので、そちらを見ながら設定することもできるでしょう。

とにかくECサイト構築において費用を抑えたいという方はインストール画面からオープンソースのファイルをインストールして、その後のアップロードから運用やメンテナンスも全て一人で行えば料金はほとんどかからずに済みます。

EC-CUBEはバグの修正などのためにバージョンアップを行っているため、こまめな情報チェックとケアが必要です。
少し難しい機能の追加になるとPHPやデータベースなどの知識が必要になってきます。
その際はEC-CUBEの機能追加サポートを行っている会社に依頼してもよいかもしれません。

EC-CUBEはプラグインが豊富

プラグインは、EC-CUBE本体に機能を追加することができます。
ウェブサイトを見やすくしたり、カートの操作を便利にしたり、新しい機能を追加したりと様々なメリットがあります。
売れ筋商品ランキング、商品カテゴリ一覧を表示するプラグイン、定期購入機能、メルマガや、FacebookやTwitterなどのSNSと連携するプラグインなどがあります。

EC-CUBEのインストール方法

EC-CUBEのインストールをするには、まず以下の事前準備が必要になります。

事前準備
予めMySQLもしくはPostgreSQLでデータベースを作成しておいて下さい。

サイトのDocumentRootが、EC-CUBEのhtmlのフォルダとなるように設定してください。

※DocumentRootが変更できない場合は、トップページのURLは「http://サイトURL/html/」となります。

※ただし、3.0.11以降ではこちらの手順を行うことで、URLからhtmlを無くした状態でインストールできるようになりました。
出典:EC-CUBE公式サイト 開発ドキュメント インストール
http://doc.ec-cube.net/quickstart_install

こちらはエックスサーバーの場合ですが、MySQLの設定についてはこちらのサイトで詳しく説明されています。
各レンタルサーバーでMySQLの設定方法が掲載されていると思いますので、そちらに従ってください。

関連サイト:ヤマトフィナンシャル株式会社
【初心者向け】EC-CUBE のインストール方法、失敗しない手順を図で解説します
https://www.yamatofinancial.jp/learning/pre-opening/how-to-install-ec-cube.html

また、xamppでインストールする利用方法もあります。
xampp(ザンプ)と呼ばれていますが、これをインストールすることによってウェブサイトを表示させるための動作を行う別々のシステムをパッケージとして一括インストールできます。
(参考:Weblio辞書 PHP用語集 XAMPP ザンプ http://www.weblio.jp/content/XAMPP)

こちらではCドライブ直下にxamppをインストールしたあと、EC-CUBEをインストールする手順が掲載されています。

関連サイト:Qiita EC-CUBE3をインストールしてみよう(windows+xampp編)
https://qiita.com/chihiro-adachi/items/5fb2175454d3bfa047ac

このほかにもcentOSにEC-CUBEをインストールする方法もあります。

また、レンタルサーバー会社のさくらサーバーでは、EC-CUBEの簡単インストール機能があります。
他のレンタルサーバーだと、ロリポップ!も簡単インストール機能を搭載しています。
もしレンタルサーバーでEC-CUBEを運用したいとお考えの方は、使う予定のレンタルサーバー会社に簡単インストール機能があるかどうかをチェックしておくのがおすすめです。

EC-CUBEをインストール後に画面が真っ白になる原因

EC-CUBEをインストール後、画面が真っ白になってしまう原因としては以下が挙げられます。

  • PHPのエラー
  • サーバーかデータベースに負荷がかかっている、もしくはなんらかの不具合がある

EC-CUBEをインストールしてもパーミッションの設定が異なるため表示されないなどの問題もありますが、その際は上記でもご紹介したEC-CUBE開発者コミュニティでまず問題を調べて見ると良いでしょう。

関連サイト:EC-CUBE開発者コミュニティ https://xoops.ec-cube.net

EC-CUBEの最新バージョンは3.0

EC-CUBEの最新版は3.0で、ソフトウェア要件はこちらのページから確認できます。
https://www.ec-cube.net/developers/#developers_requirements

これより前のバージョンの2.13のソフトウェア要件はこちらから確認できます。
https://www.ec-cube.net/product/system_213.php

EC-CUBEの設定方法についての教本やマニュアルが多く販売されているので、こちらを参考にしつつECサイト構築を行うことも可能です。

以下でご紹介している教本は、当時の最新版3.0.3を元にして執筆されています。
EC-CUBE3.0についての評判は様々ですが、メリットとデメリットをしっかり把握したうえで利用すると良いでしょう。

関連サイト:Amazon EC CUBE 3店舗運営&デザインカスタマイズガイド
https://www.amazon.co.jp/EC-CUBE-3-店舗運営-デザインカスタマイズガイド-西村/dp/4899774389

3.0系バージョン向けテンプレートは有料・無料のものから選べる

EC-CUBEには3.0系バージョン向けの無料のテンプレートがあります。
レスポンシブデザインに対応しているものもあるため、パソコンだけでなく自動的にスマホで見やすい表示をすることが可能です。

対応バージョンやインストール方法、デモサイトも確認できます。
ただし、無料のテンプレートのため、問い合わせや改変依頼には対応していないことに注意してください。

有料テンプレートデザインはデザインのパターンも豊富で、用途に合わせたものを選ぶだけでデザインが完了します。
有料デザインのテンプレートに関しては、テンプレートが反映されないなど問題があった際に電話やメールで問い合わせが可能です。

EC-CUBEの決済サービス機能とは?

EC-CUBEのストアで販売されている決済システムはいくつかあるため、どの決済手段が一番良いかわからないという方は、EC-CUBE決済サービス機能の比較表を見るのがおすすめです。

比較表では決済システムの機能を比べることができますが、実際に使ってみたいという方はテストアカウントで一旦試してから、決済手段を導入してもよいでしょう。
EC-CUBE決済サービスのテストアカウントについての詳細はこちらからご覧いただけます。

関連サイト:決済サービス機能の比較 https://www.ec-cube.net/product/comparison.php

意外と多い管理画面表示のエラー

EC-CUBEを利用する上で意外と多いのが、「管理画面のURLがわからない投稿者」「管理画面が表示されない投稿者」という問題です。
URLがわからない場合はブラウザ履歴を見るか、履歴から消えてしまっている場合は以下の2つのURLのうちどちらかに当てはまるので、検索バーにURLを直接入力してもよいでしょう。

http://◯◯◯(ドメイン名)/admin/
http:// ◯◯◯(ドメイン名)/html/admin/

(サーバ証明書ありの場合は、http://ではなくhttps://から始まります。)

以上のURLでID・パスワードを入力してログインしても「404 Not Found」の表示が出て管理ページが表示されないことがあります。
そのようなときはEC-CUBE開発コミュニティで似たような問題がスレッドとして立っているので、問題解決のために役立つかもしれません。
システムエラーなどの問題についてのスレッドもあるため、何か問題が発生したときはこちらのコミュニティを覗いてみると良いでしょう。

関連サイト:EC-CUBE開発コミュニティ https://xoops.ec-cube.net

無料と有料の違いは何なのか?

さて、Orange ECとEC-CUBEの違いについて解説してきました。

このように機能に差はあると言っても、価格がこんなにも違うものなの?と思われる方もいらっしゃると思います。
オープンソースとパッケージについて、もう少し詳しくみてみましょう。

オープンソースの責任の所在

オープンソースは無料で利用できる。もちろんその通りなのですが、理解しておくべきことがあります。
それは、「責任の所在」です。
例えば、オープンソースのシステムを使っていて、万が一何か不具合が見つかったとします。
ところが、無料のものを利用しているにすぎないので、この場合誰も責めることができません。自社のエンジニアで不具合を直すか、開発会社にお願いして不具合を直してもらう必要があります。

いやいや、うちは開発会社にお願いしてカスタマイズをしてもらったぞ、という企業も同様です。
開発会社にお願いしている場合、開発会社が責任をもって改修してくれるのは、カスタマイズを行なった部分のみです。

このように、オープンソースを利用する場合は、何かあった場合の責任は自社で取る必要があることを理解しておく必要があります。

パッケージの責任の所在

一方、パッケージを利用していて万が一不具合があった場合、当然お金を払っているわけですから、販売した企業に「どうなっているんだ」と責任を追求することができます。
オープンソースとは異なり、パッケージの場合は「このシステムは正常に動きます。何かあった時は責任をもって修正しますよ」、というように販売会社が担保してくれているのです。

システムへの瑕疵担保責任の有無、これが価格の違いに反映されているわけですね。

知っておきたい「ベンダーロックイン」

ECショップを構築するなら、もう1つ知っておくべきキーワードがあります。
それは「ベンダーロックイン」です。
ベンダーとは、システムの開発会社のことを指します。ベンダーロックインとは、システムの開発を特定の会社でしか行えない状態にすることを指します。

例えば一旦A社のシステムを導入すると、周辺システムや、追加のカスタマイズもA社に依頼するしかなくなってしまうような状態です。
このような状態になってしまうと、言ってみればA社の言いなりになるしかなく、結果として高額な費用を支払わざるを得なくなってしまいます。

EC-CUBEは、オープンソースですので、当然ベンダーロックインがありません。
外部のシステムとも多数の連携実績がありますし、様々な開発会社でカスタマイズ行うことができます。
技術知識のある社員さえいれば、定期購入機能などのカスタマイズを自社で開発を完了させることもできます。

ベンダーロックインがないということは、追加開発を行う場合に、複数の開発会社に相見積もりをとることができるということです。開発金額が本当に適切なのかどうかを確認することができます。

Orange ECもベンダーロックインはありません。販売会社であるエスキュービズム以外の開発会社や、自社の技術者で開発することが可能ですし、他社のシステムとの連携も可能となっています。

EC-CUBEとOrange ECの違いを理解して、事業に最適なECサイト構築を!

最後にEC-CUBEとOrange ECの違いを改めて整理してみましょう。

Orange ECであればパッケージとして販売されているため、ショップオーナーである事業者様が一から設定する必要はありません。欲しい機能があるパッケージを選ぶことで大変な設定を行わずに済みます。

EC-CUBE、Orange ECの違いは「設定を自ら行うか、省略するか」にあると言えるでしょう。

ECサイトを初めて構築するのか、またECサイトでどれだけの売上を目指していくのか。
こうした企業ごとの状況によって、最適な選択は異なります。これからECショップオーナーとなる事業者様にとって参考になれば幸いです。

さらに詳しい話を聞きたい、という方は本サイトより、是非一度お問い合わせください。

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