Eビジネスを推進するORANGEシリーズ

EC-ORANGE

EC-ORANGEの特長

2007年から13年間培ったノウハウと技術力をもとに、2019年4月に完全なオリジナルソフトウェアとしてEC-ORANGEをフルリニューアルしました。 2022年1月にはこれからのECサイトに求められる様々な要素を、ECサイト/オムニチャネル提供のリーディングカンパニーとしての見地から新たに実装し直した大規模アップデート版をリリースしました。

1)フロントとバックエンドを完全分離した、新たな設計概念を採用

  • ・フロントインターフェイスとバックエンド、ECシステムを完全分離。これからの時代のECシステムに求められるカスタマイズ性、可用性を高いレベルで実現しています。
  • ・REST API化により、インタフェースの多様化と高スケーラビリティを実現。これにより、ヘッドレスコマースや他のシステムとの連携などをより容易に実現可能です。

2)サーバレス環境にも対応

運用コスト最適化

サーバレス環境での構築の場合、在来型のようなサーバ監視、運用コストは不要に。例えばサーバ自体の死活監視は不要となり、サーバ・サービス自体の正常提供はクラウド事業者によって確保されます。このような仕組みとして行くことにより、在来多くの手間をかけていた運用監視のコストを、システム監視に振り分けることが可能となり、運用コスト自体の見直し、最適化が実現可能です。

管理負荷低減の実現

クレジットカードの不正利用、不正決済監視など、在来よりも監視、運用対象が増加している現在、限られた運用リソースを最適に利用していくためにも、サーバ・インフラの監視・運用負荷は低減することが求められており、サーバレス環境に対応することで、運用対象となるシステムや要素自体が減少するため、運用自体の負荷を低減することが可能です。

3)安定性・安全性を実現する最先端ツール

構築段階における脆弱性要因混入を最小化

継続的なシステム脆弱性対応とコード品質の担保のために、UBsecure, Inc. が提供する「Vulnerability Explorer(Vex)®」およびSynopsysが提供する「Coverity®」を導入。管理サーバには全ての解析結果が集積され、ナレッジとして蓄積されます。指摘箇所についてレビュワーが誤検知/意図的/バグなどの仕分けを行うことで、それ以降同様のコードを検知した時に前例に倣った仕分けを行います。これにより、優秀なエンジニアのレビュー品質をデータ化することが可能です。

徹底した個人情報保護

個人情報保護の観点から、閲覧権限の有無に関わらず、個人情報が取得されたら監査ログが自動記録されます。

4)多様な構築モデルに対応

  • ・マルチテナント、マルチドメイン、フルフィルメント運用にも標準対応
  • ・企業間取引を実現するBtoBや販売代理店などのビジネスを促進するBtoBtoB
  • ・従業員満足度を向上させるB to Employee
  • ・地方創生ビジネスやパートナー商材を集約し販売するBtoBtoC

5)大量アクセス、大量受注に対応する安定したプラットフォーム

  • ・月間売上数十億以上の大規模ECの大量トランザクションにも対応した安定したインフラ環境を構築可能。
  • ・秒間数百PV、秒間数千カートイン、商品SKU数千万規模への対応実績あり。
  • ・クラウドIaaS環境の利用によるオートスケール、運用自動化によるコストの最適化が可能。

6)基幹システムや外部サービスとのリアルタイム連携

  • ・REST APIにより、あらゆる基幹システム、国内外の在庫管理システム、販売管理、会計・決済システムを含め、多数の連携方式を実装可能です。
  • ・基幹システムとの連携だけでなく、マーケティング活動やサイト利便性向上のためのサービスとの連携も行っており、目的・課題に合わせた他社サービスのご紹介も可能です。
【システム連携イメージ】

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