Eビジネスを推進するORANGEシリーズ

EC-ORANGE
EC-ORANGEレポート
特集:ECモール
02.ECモールを活用するメリット

ECモールの利用・導入により、コスト面やセキュリティ面で大きなメリットを得ることができます。

この記事では、他社のECモールサイトを利用した場合と、自社でECモールサイトを運用した場合、それぞれで得られるメリットについて詳しく解説します。

ECモール(マルチテナント型・マーケットプレイス型)のメリット

ECモールサイトを事業として実施している企業を利用した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

運用の手間とコストを最小化できる

ECサイトをビジネスとして立ち上げて運用を続ければ続けるほど、その運用コストは大きく、そして少しずつ複雑になっていきます。数年前に比べても、ECサイトの運用に関わる負荷は大きく増加しており、例えばクレジットカードの不正利用による被害増加など、対応すべき内容とその数は多岐にわたっています。
ECモールサイトに参加した場合、そのような運用の手間が最小化することが可能な場合が多く、特に専用のECサイト運用のチームがないという場合などには効果が高いと言えます。

手間のかかる集客をモール側が実施してくれる

EC運用をはじめたばかりの企業にECモールをお勧めしたい一番の理由は、モールであるからこそ大きな集客を狙えるためです。
ショッピングモール型・マーケットプレイス型のECモールではプロモーションはECモール運営側が行なってくれるため、SEO対策などをそこまで練らずとも自然と人が集まりやすい設計になっています。加えて、すでにそのECモールが抱えているユーザの数も多いため、自社ECサイト立ち上げ初期の集客と比べるとはるかに簡単です。
何もない場所に新たにお店を建築し、道路を作り、駅やバス停まで用意するような、ゼロからECサイトを立ち上げるのに比べ、既に人の集まっている建物の中に出店するECモールの場合の方が初期立ち上げの難易度が圧倒的に低いという特色があります。

サービスの信頼性が高い

ECサイトをはじめとするWebサービスは、大抵の場合はサーバと呼ばれるシステムの中で動いています。このサーバやそれに関連するシステム機器へのサイバー攻撃の増加などによって、ECサイトが被害を受けるケースが増えています。また、一企業でセキュリティ対策を実施することが難しい場合もあります。
一方で、サイトを利用するユーザのセキュリティ意識の高まりにより、信頼できる会社にしか個人情報を預けたくないという方や、信頼性のある企業のECでしか買い物をしないという人々も増えています。

ECモールサイトを運営している事業者にとってセキュリティ被害を受けることはまさに死活問題につながるため、非常に高いセキュリティレベルを保っていることはもちろん、取り組みが評価されることで信頼性のある企業と見なされます。ECモールを利用することで、ユーザが抱く不信感や不安を払拭しつつ商品を購入してもらうことができ、ユーザの信頼に直接繋げることができます。

また、ECサイトは24時間365日、いつでも購入することができる、ということが一つの大きな特色ですが、そのためには、サイトが常に動き続けることが出来るように継続的なメンテナンスが欠かせません。
ECモールサイトではメンテナンスが適切に実施されており、一年を通じて99.999%以上の稼働率が保証されているなど、止まりにくく安全で信頼性のあるサービスとなっています。

マルチブランド型ECモールのメリット

では、自社で運用することが想定されるマルチブランド型ECモールの場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか。マルチブランド型ECモールは、ブランド毎にECサイトを立ち上げて運用するのに比べて、ECモールサイトと同様のメリットが生じる他にも多数のメリットが生まれます。

システムの運用に集中して管理する事ができる

企業としてシステム管理部門はあったとしても、ブランド毎にシステム管理部門が存在することは非常にまれです。また、ブランド毎に管理システムが異なっている場合は、各種のデータを統合管理する事ができないため、多くの企業ではシステムを統合する方向に向いています。
ECサイトも同様で、複数の別々のシステムで運用を行うよりも、一つのシステムを統括管理する方がサービスの信頼性も上げる事ができ、同時に運用コストを削減することにもつながっていきます。

ブランドの垣根を超えた顧客の統一化が実現できる

ブランド毎に紐付いている顧客情報を企業全体で管理する必要性が生じています。これは、個人情報の保護という観点からも求められる事が多くなっています。ブランド毎に個人情報を管理している場合は守るべき場所が多くなりますが、一括管理をしている場合には保護対象を限定することができるなど、システム的にも多くのメリットがあるためです。
ビジネス上、サービス上でも多くのメリットがあるため、自社顧客統合に多くの企業がシフトしており、それを実現できる点でマルチブランドモールは求められている答えに近いと言えます。

サービスの統合ができる

ポイントの統合やECサイトのサービスの統合などが可能になります。例えば、自社のAショップでためたポイントをBショップで使ってもらう、というようなブランドやショップを超えたサービス利用が可能になることから、お客様をより強く囲い込むことも可能になります。
他にも、ECサイトのサービスとして送料無料条件を複数のショップで活用し、自社ECモール内での買い周りやついで買いを期待することが出来るなど、様々なメリットにつながる可能性があります。

次頁では、マルチブランド型ECモールについてさらに詳しく解説しています。そちらも合わせてご覧ください。

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