課題解決例ふるさと納税サイトの構築

背景・課題

確定申告の手間を省く「ワンストップ特例制度」が導入された2015年以来、急速な拡大が見込まれる「ふるさと納税」市場において、スモールスタートでも早期に参入し、市場からの認知を獲得しながら、返礼品収集、納税手続き代行、ポータル運営などサービスを並行で拡張させることが求められていました。

また、ふるさと納税サイトのシステム構築企業には、事業モデルを理解したスピーディーなシステム構築能力と将来的に成長した際の大規模なトラフィックにも耐えられるインフラ基盤構築が必要でした。

課題解決内容

EC-ORANGEのパッケージの機能を活用することで短期間でシステムを構築でき、最短3か月のスピードスタートを実現。様々な規模・業種のお客様へEC-ORANGEの導入実績、ノウハウがあったことも寄与しています。

スピード重視のスモールスタートでしたが、その後の事業拡大を後押しする、サービスやシステムの拡大も、拡張性が高いEC-ORANGEで実現しました。
例えば、自治体、返礼品提供者、納税者への利便性を向上させるために、規模・業種にとらわれない様々なご要望を見極めシステムに反映させる必要がありました。
EC-ORANGE上で、順次必要なサービスをカスタマイズで追加し、お客様（自治体、返礼品提供者、納税者）の獲得につながりました。

また、年末に年度売上のほぼ全てが集中するビジネスモデルであり、多数の情報整理と膨大な購買情報のハンドリングを両立させるシステムが必要不可欠でした。クラウドサーバのスケールアウトが容易というメリットを生かし、年間の8割の売上を誇る最後の一週間に対応、最大で秒間1,000アクセスを超えるサイトの安定運用に貢献しております。

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