• このエントリーをはてなブックマークに追加

ECサイトで直帰率を下げるために行うべき対策

  • 直帰率とは?
  • Google Analyticsでウェブサイト全体の直帰率を確認する方法
  • 混同しがちな直帰率と離脱率の違い
  • なぜ直帰率が上がるのか?その原因とは
  • 直帰率をあげるためには、コンテンツの内容を濃くする
  • ページ別の直帰率をGoogle Analyticsで確認する場合

自身のウェブサイトやブログを持っている場合、どれくらいアクセス数があるか気になることでしょう。多くの人はページビュー数(PV数)の数値が気になると思います。PV数とは、ウェブページがどれくらい閲覧されたかという数値です。

ECサイトやウェブサイトで物販を行っている場合や、アフィリエイトを行っている場合、「どれくらいアクセス数があってどれだけの売り上げにつながっているか」が非常に気になるところでしょう。これについてはアクセス数と成約数の関係を示すコンバージョン率(CVR, またはCV率)がより重要です。

解析ツールを用いるとウェブサイトに必要なのはPV数が絶対ではないということがわかると思います。PV数が少なくてもCV率が高いウェブサイトもあるからです。Googleが提供しているGoogle Analyticsという分析ツールを用いることによって、ウェブサイトのPV数以外の数値を分析することができます。

Google Analyticsの中には「直帰率」という項目がありますが、使い始めはこの直帰率が何を指すのかよくわかりません。今回はこの直帰率の意味と、直帰率がウェブサイトのアクセスにどう貢献しているのかという点について述べていきたいと思います。

直帰率とは?

直帰率とは、ウェブサイトを訪れた閲覧者があるページを1度閲覧しただけで同じウェブサイトの他のページを閲覧せずに離脱した割合を指します。
直帰率の計算方法は、ページの離脱数÷ページのセッション数x100で求めることができます。

例)ページのセッション数1000に対し、離脱数が800だった場合、直帰率は80%

例えば、訪問者が「花 種類」という検索キーワードをもとにウェブサイトに訪れるとします。訪問者は花の種類が説明されたコンテンツページを読み、知りたかった情報を得ることができました。その後、ウェブサイトのサイドバーや関連記事のタイトルを見ましたが、他に興味を惹かれるものがなかったためそのウェブサイトから離脱します。このような動きをすると、この訪問者に限って言うと直帰率は100%になります。

この直帰率が低ければ低いほど良いとされていますが、直帰率が高くても一概に悪いとは言えません。滞在時間が長ければ一つのページをじっくり読んでいるということなので、参考程度にみておけばよいでしょう。

Google Analyticsでウェブサイト全体の直帰率を確認する方法

Google Analyticsを用いてウェブサイト全体の直帰率を確認したいときは、メニューバーのユーザー→サマリーで確認することができます。

混同しがちな直帰率と離脱率の違い

直帰率と混同されがちなのが離脱率という言葉です。
直帰率も離脱率もページから離脱する意味を含んでいるため、混同するのも無理はないでしょう。直帰率は検索等で特定のページを訪問したものの、同じウェブサイトの他のコンテンツを見ることなくウェブサイトからそのまま離脱することを指します。離脱する要因としては、以下の行動が挙げられます。

  • ユーザーが戻るボタンを押す
  • 他のウェブサイトに遷移する
  • ブラウザを閉じる
  • 操作しているうちに日付が変わる(セッションがリセットされる)
  • 一定の時間が経過した場合

これに対し離脱率は同じウェブサイトのコンテンツを閲覧したあとに、特定のページから離脱することを指します。特定のページの離脱数÷特定のページのPV数で求めることができます。10人の訪問者が同じウェブサイトのコンテンツAを閲覧したとして、コンテンツAを離脱した人数が5人とすると、Aの離脱率は5÷10=50%という結果になります。

なぜ直帰率が上がるのか?その原因とは

直帰率が上がる原因としては、タイトルは興味を引く内容だったものの、いざ訪問してみると自分が欲しい情報が得られなかった、同じウェブサイトのコンテンツが自分の検索したものと関連性がなかった、特に知りたいものがなかった、ウェブサイトのデザインが悪く使い勝手が悪いといった問題が挙げられます。これらの問題を解決することによって、直帰率の改善に効果があります。

直帰率をあげるためには、コンテンツの内容を濃くする

直帰率の低さが必ずしもCV率アップにつながるとも言えませんが、直帰率が低いということはウェブサイトの訪問者がコンテンツをじっくり見ている証拠です。すぐにCV率の向上にはつながらないかもしれませんが、コンテンツの内容をもっと訴求力のあるものに変えるとCV率が改善される可能性もあります。

直帰率が高いということは、ユーザーのニーズに対して用意されているコンテンツとのマッチングがうまくいっていないということが挙げられます。上記の例で言えば、「花 種類」で検索したにもかかわらず、そのウェブサイトに多くあるコンテンツがほとんど車についてのコンテンツばかりだった、というのであれば訪問者が興味を失うのも理解できます。検索から流入した訪問者は検索したキーワードに関連したコンテンツを探しているはずなので、関連のないコンテンツはまず読まれません。この意味で、ウェブサイトのメインのテーマはある程度意識した方がよいでしょう。

また、この他に利便性の問題があります。ウェブサイトのデザインが崩れていたり、時代遅れのデザイン、全体的に雑然としているなどの問題がある場合、ユーザーが離脱する原因になりえます。時代遅れのデザインについて言うと、デザインにもトレンドというものがあるため、明らかに古いデザインだと何年も手入れをされていないという印象をユーザーに与えてしまいます。利便性が悪いウェブサイトよりは使いやすい、見やすいウェブサイトにユーザーが流れてしまうことがあります。

ECサイトの直帰率を下げる方法とカゴ落ちを防ぐ方法

これらの問題はECサイトの直帰率にも関連しています。

カゴ落ち(ユーザーがカートに入れたものの、決済を行わず離脱をすること)にも密接に関係しています。カゴ落ちする割合は7割以上とも言われています。ECサイトの最終的な目標は商品を購入してもらうことであるので、以下の対策が有効とされています。

カゴ落ちを改善する方法の例で言うと、以下のような対策があります。

・購入画面の段階で入力が煩雑であることが原因でユーザーが離脱しないようEFO(Entry Form Optimization / エントリーフォーム最適化)を導入することで誤入力が起因の離脱を防ぐ

・未決済のカゴ落ち商品がある場合、ウェブサイトに再度訪問してもらうよう促すメールを送信する

・購入プロセスに問題がないかいくつかパターンを用意してA/Bテストを行う

ECサイトの直帰率を改善するには、ユーザーが求めている商品の把握を行うこと、全体的な商品のテイストがECサイトの打ち出しているイメージと近いものであること、写真が綺麗で商品説明もわかりやすいものであることなどが挙げられます。

これらの改善を図ることによって直帰率を低くすることが可能です。

ページ別の直帰率をGoogle Analyticsで確認する場合

ウェブサイト全体の直帰率は確認できるものの、ページ別の直帰率を確認したい時はどうすればよいのでしょうか。

コンテンツ別の直帰率を確認したい時は、Google Analyticsにアクセス後、左のメニューバーのレポート→行動→サイトコンテンツの順でクリックしていくと、ウェブサイトのコンテンツ別の直帰率を確認することができます。

参考: Google Analytics

こちらで確認すると、コンテンツによって直帰率が大きく異なることがわかると思います。直帰率の低いコンテンツを分析することによって、ユーザーが求めているものが見えてくるかもしれません。直帰率が高いコンテンツについては、コンテンツの内容を変えることで直帰率が低くなる可能性もあります。ウェブサイトの改善を行う上で、Google Analyticsの分析は非常に役に立ちます。

まとめ

直帰率はユーザーがどのコンテンツについて興味を持っているかを測る数値です。
直帰率の低さにおいてユーザーがコンテンツの質に満足していると読み替えることもできます。

直帰率が高くとも、滞在時間が長ければユーザーがコンテンツをじっくり読んでいるということなので、直帰率と加えて滞在時間についてもチェックしたほうがよいでしょう。中には時間がないため他のコンテンツを読む時間がなく、やむなくウェブサイトを離脱するユーザーもいるため、またウェブサイトを訪問してくれる可能性もあります。優良なコンテンツを提供しているウェブサイトには徐々にリピーターとして訪問する人の数が多くなります。

直帰率も確かに大事ですが、大事なのは成約につながるかどうかであり、それはコンテンツの質にかかっています。すぐに結果がでないからといってむやみやたらにウェブサイトをいじるより、長期的な目線で様子を見ながら運用を行うことも大切であると言えます。

PR:ECサイト構築パッケージ「Orange EC」ではお客様にECサイト運営のノウハウをお伝えしています

>>お問合せはこちらから

関連記事

記事に関連するサービス
  • EC-ORANGE
Orange EC 導入事例

S-cubism ニュースレター登録

お役立ち資料ダウンロード
ORANGE MA
ECのミライ塾
EC用語集
体験させて購買に結びつける「売れる」デジタルプロモーション x Commerce(クロスコマース)
店舗スタッフの動画投稿から販売につなげる動画コマース「TIG commerce(ティグコマース)」
エスキュービズムのオウンドメディア構築/運用
MA・DMPツール 導入/運用支援

アーカイブ

ページ上部へ戻る