ライフネットスーパーの店頭ロッカー受取を利用してみた
2015年4月より、株式会社ライフコーポレーションが、ライフネットスーパーで注文した商品を、店内のロッカーで受け取ることができるサービスの試験運用を開始しました。
ライフネットスーパーでは現在、以下2店舗にロッカーが設置され、利用が可能となっています。
・ライフネットスーパー神田和泉町店
(http://www.life-netsuper.jp/kandaizumichou/)
・ライフネットスーパー落合南長崎駅前店
(http://www.life-netsuper.jp/ochiaiminaminagasaki/)
(サミットネットスーパー「サービス終了のお知らせ」:http://info.summit-netsuper.com/end/shutdown/index.htm)
今回のサービスでは、顧客自らが注文商品を店舗まで受取に行くことになります。つまり、配送にかかるコストを削減することができます。
・顧客を店舗まで誘導でき、追加での消費を見込むことができる。
また、顧客側にも以下のようなメリットがあります。
・注文商品はロッカーへ用意されていて、買い物時間を短縮できる。
・支払はWeb上で済ませているので、レジに並ぶ必要がない。
このように、店頭受取ができる、ということはネットスーパー業界でも意義のあるものなのです。
画面上にて、クレジットカード情報を入力して、注文が完了です。
配達便の変更や、注文商品の追加や数量変更、削除を行うことができます。
追加注文後にも追加完了メールが届きました。
メール上には、在宅してくださいとの記載がありますが、今回は受取ボックスでの受取ですので、いざ店舗へ向かいます。
中に入ると早速受取ボックスを見つけることができました。
受取ボックスの口数は大が3個、小が6個となっています。ボックスに記載された受取方法にしたがって画面上のディスプレイを操作します。
画面に触れると点灯します。
「商品受け取り」を選択します。
受取番号の入力画面が表示されるので、メールに記載された受取番号を入力します。「確定」を押すと、受取ボックスが解錠されました。
最初は施錠されている状態の「赤」が、解錠された「緑」に変わりました。
扉を開くと、ビニール袋に注文した商品が入っています。
商品の下には、納品書兼領収書が置いてあります。
冷蔵商品は奥の保冷バックに入っています。
保冷バックなどの資材はボックス内に戻してください、との記載があります。
こうして無事、注文した商品を受取ることができました。
今後、お子さんに受け取るだけのおつかいを頼むことなんかもあるかもしれませんね。
理想としては、今後受取ボックス自体に冷蔵・冷凍機能が備わり、アイスや冷凍食品も利用できるようになるとより便利になりますね。ちなみに、医薬品も対面販売が義務付けられていたりするので、受取ボックスでは利用できないようです。
ロッカーを利用した受取サービスは西友が実施しています。
その他、サービスカウンターでの受取はイオンやイトーヨーカドー、ダイエーでも実施されています。
ロッカーでない場合は、注文時の備考欄に「店頭受取希望」と記載するようです。
日常生活でも新たな仕組みを実感できる機会が増えてきました。
お近くの店舗で利用できる方は、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
ライフネットスーパーでは現在、以下2店舗にロッカーが設置され、利用が可能となっています。
・ライフネットスーパー神田和泉町店
(http://www.life-netsuper.jp/kandaizumichou/)
・ライフネットスーパー落合南長崎駅前店
(http://www.life-netsuper.jp/ochiaiminaminagasaki/)
1.ライフの店舗で受け取れることの意味って?
店舗で受け取ることができることの何がすごいのか、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ネットスーパーは、Web上で注文した商品を自宅まで届けることができ、自宅にいながらスーパーの生鮮食品等を購入することができます。今では同様のサービス提供するスーパーの数も増えてきましたが、店舗側にとってはWeb注文の確認、商品のピッキング、配送処理、顧客対応など、負担が大きいのも事実です。実際に2014年10月にはネットスーパー事業を撤退する企業も登場しています。(サミットネットスーパー「サービス終了のお知らせ」:http://info.summit-netsuper.com/end/shutdown/index.htm)
今回のサービスでは、顧客自らが注文商品を店舗まで受取に行くことになります。つまり、配送にかかるコストを削減することができます。
■店舗側のメリット
・店舗~顧客の自宅までの商品配送コストが不要になる。・顧客を店舗まで誘導でき、追加での消費を見込むことができる。
また、顧客側にも以下のようなメリットがあります。
■顧客側のメリット
・配送されるのを待たず、自分のタイミングで商品を受け取れる。・注文商品はロッカーへ用意されていて、買い物時間を短縮できる。
・支払はWeb上で済ませているので、レジに並ぶ必要がない。
このように、店頭受取ができる、ということはネットスーパー業界でも意義のあるものなのです。
2.ライフネットスーパーを実際に利用してみた
楽天×日本郵政の「はこぽす」に続き、早速利用してみました!【STEP1】ネットスーパーで買い物をする。
今回はライフネットスーパー(神田和泉店)を利用してみました。①注文商品を選択する
商品カテゴリや、お買い得品の一覧から商品を選択します。おすすめ商品や特売商品などもあり、スーパー感がありますね。・注文は1,500円から
ライフネットスーパーは1500円以上の購入で利用可能となっていて、受取ボックスを利用する場合も同様です。・配送料は不要
画面上には、配達料金が表示されていますが、宅配ボックス受取の場合、費用はかかりません。②配達便を指定する
注文する商品を決めたら、配達方法の指定を行います。宅配ボックスが利用できる時間帯は12:00~16:00、16:00~20:00の2つです。朝9時までに申しこめば最短12時、12時までに申しこめば最短16時に受取ができます。9時を過ぎていたので、16:00~20:00受取ボックス便にチェックを行いました。③支払方法を選択する
受取ボックス便の場合は、クレジットカードのみの利用となります。自宅配送の場合は、代金引換も選択ができます。画面上にて、クレジットカード情報を入力して、注文が完了です。
【STEP2】店舗からのメールが届く
① 注文完了メール
注文が完了すると、すぐに注文完了メールが届きます。このメールに受取ボックスの番号も記載されています。・追加注文もOK
注文が完了したあとでも、お申込み〆切までの時間であれば、注文内容を変更することができます。配達便の変更や、注文商品の追加や数量変更、削除を行うことができます。
追加注文後にも追加完了メールが届きました。
②配達準備開始メール
配達準備を開始する旨のメールが届きます。15時前頃に届きました。メール上には、在宅してくださいとの記載がありますが、今回は受取ボックスでの受取ですので、いざ店舗へ向かいます。
【STEP3】店舗へ受取に行く
ライフ神田和泉店は3階建ての大きな店舗で、営業時間は、9:30~24:00となっています。中に入ると早速受取ボックスを見つけることができました。
受取ボックスの口数は大が3個、小が6個となっています。ボックスに記載された受取方法にしたがって画面上のディスプレイを操作します。
画面に触れると点灯します。
「商品受け取り」を選択します。
受取番号の入力画面が表示されるので、メールに記載された受取番号を入力します。「確定」を押すと、受取ボックスが解錠されました。
最初は施錠されている状態の「赤」が、解錠された「緑」に変わりました。
扉を開くと、ビニール袋に注文した商品が入っています。
商品の下には、納品書兼領収書が置いてあります。
冷蔵商品は奥の保冷バックに入っています。
保冷バックなどの資材はボックス内に戻してください、との記載があります。
こうして無事、注文した商品を受取ることができました。
3.ライフの受取ロッカーを利用してみて
受け取るだけはたしかにラクチン
店舗に立ち寄って、受け取るだけは思った以上に楽です。もし買い忘れがあれば、店舗で購入できます。今後、お子さんに受け取るだけのおつかいを頼むことなんかもあるかもしれませんね。
追加注文もできるのは便利
受付〆切時間までであれば、注文内容を変更ができ便利です。「あ、あれも買わなきゃ」、という場合でも安心です。金額に変更があっても、クレジットカードの決済金額は自動で変更されるようです。冷蔵/冷凍機能が備わるといいなぁ
今回、実は上記の注意書きを見落としていて、アイスを注文してしまいました。店舗から「キャンセルさせていただきます」、との確認の連絡をいただいてしまいました。(店舗の方申し訳ありません。)理想としては、今後受取ボックス自体に冷蔵・冷凍機能が備わり、アイスや冷凍食品も利用できるようになるとより便利になりますね。ちなみに、医薬品も対面販売が義務付けられていたりするので、受取ボックスでは利用できないようです。
店員さんは大変だろうなぁ
上記のキャンセル連絡などの対応を考えると店員さんも大変だろうなぁ、と感じました。特に、受取ボックスやネットスーパー自体の利用数がまだ少なく、専属のスタッフさんもいらっしゃらない中での運営は大変だと思います。こうしたサービスを展開する上では、オペレーション教育も重要ですね。4.ライフネットスーパーを利用してみてのまとめ
以上、今回はライフの受取ロッカーを利用してみました。ロッカーを利用した受取サービスは西友が実施しています。
西友:うけとロッカー
(https://www.the-seiyu.com/front/guide/cc)その他、サービスカウンターでの受取はイオンやイトーヨーカドー、ダイエーでも実施されています。
イオン
(https://www.aeonnetshop.com/shop/contents1/C140513_uketori.aspx)イトーヨーカドー(一部店舗限定)
(https://www.iy-net.jp/information/20130919CP_MISEUKE/index.html)ダイエー(一部店舗限定)
(https://netsuper.daiei.co.jp/0317/page.php?id=6781&viewmode=1?cid=shop)ロッカーでない場合は、注文時の備考欄に「店頭受取希望」と記載するようです。
日常生活でも新たな仕組みを実感できる機会が増えてきました。
お近くの店舗で利用できる方は、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
大工 峻平
エスキュービズム・テクノロジー ソリューション事業部開発部にて、タブレットPOSシステム導入を担当。タブレットPOS、Handyシステムの導入営業からはじまり、納品・教育・保守まで幅広い業務領域に携わっています。