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オンライン専門小売りによるポップアップショップの開設

その規模に関わらず、小売りにとって新しいロケーション、購買層、商品をテストすることは重要ですが、現在はオンライン

小売りがそうしたテストを行う場所としてキオスク風のポップアップショップ(空き店舗などに突然出店し(ポップアップ)、一定期間で突然消える期間限定の仮店舗のこと)開設がトレンドとなっています。

こうした考えは別段新しいものではなく、90年代からマーケッターによってテストされてきました。いくつかのブランドは全国のショッピングセンターにポップアップショップを開設してきました。

Salmat Customer Engagement SolutionsのJason Webster氏は以下のように語っています。「空港のターミナルでワイン販売のブースを見かけることが多いと思う。こうした形態は多くの潜在顧客の目に触れる一方で従来の小売りに比べてコストが低い」

そのためVinomofoといったオンライン専門小売りがポップアップショップの利用に乗り出すことは何ら不自然なことではないのです。
マーケッターにとって問題なのは、ポップアップという形態が彼らのブランドにフィットするかどうかです。ポップアップショップのロケーションを重視しない企業は少ないですが、真の問題はオフラインの顧客にサービスを提供する能力があり、なおかつ提案を売り込む能力があるかどうかです。

「ポップアップショップには場所が固定型の場合と移動型の場合があり、それぞれ異なる効果を生み出す」とWebster氏は語っています。
ポップアップショップを成功させるにはより密着した戦略を取る必要があり、また以前に実店舗の運営をしたことがない小売りは他にも対処すべき問題を抱えています。

以下はポップアップショップを始めるにあたって考慮すべきポイントです。

まず何よりもロケーション

人が集まる場所でポップアップショップを行うことが口コミを増やします。しかし自社製品に適した場所を見つけることはポップアップショップ設立に必要なプロセスの一部分でしかありません。

目標を設けて店員のモチベーションを上げる

適切な場所にポップアップショップを作ることで、スタッフは可能な限り多くの人に話しかけることができます。しかしポップアップショップを成功するためには、スタッフが質の高い接客を行うためのモチベーションが必要になります。この二つの要素によって投資回収がなされ、特にモチベーションの設定は外部要因に左右されない重要な要素です。

遠隔からスタッフを管理、関与する方法を考える

スタッフにリアルタイムの報告システムを提供し、適切なインセンティブを提供することが、スタッフの力を引き出す上で役に立ちます。スタッフの接客データ、サービスの様子を把握することが競争を生み、同時にスタッフのパフォーマンスを引き上げます。

「最大のモチベーションは適切なインセンティブである。目標達成に対して魅力的な報酬を与えれば、スタッフは個々のモチベーションに基づいてスキルを向上し、接客を行う」とWebster氏は語っています。

最終的に多くのオンライン小売りはポップアップショップを売上向上と顧客獲得の優良な手段と認識すると思われます。しかし、念頭に置いておかなくてはならないのが、これはブランドの認知度を上げるための実験的なマーケティング手法であり、赤字覚悟で臨むべきものであるということです。

ポップアップショップ開設の前には明確に目標を定め、ロケーションの選定、テクノロジーの応用、スタッフの養成といった要素を戦略的に調整しなくてはなりません。

この記事はPlanning and Strategy Behind Pop-up Kiosks for Online Retailersを海外小売最前線が日本向けに編集したものです。

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