AWSの「AmazonEC2」とは?ECサイト構築のおすすめパッケージも紹介
「AWSを使ってECサイトを構築したいけど、どんなECパッケージを使ったらいいんだろう…」
と思っている方。
AWSはAmazonが提供しているクラウドサービスです。クラウド上にあるサーバーで、世界中のWebサービスで使われています。
とはいえ実際、どんなECパッケージを使ったらいいのかなどわかりにくいですよね。
そこで、この記事では
AWSというと専門用語が多いと思っているかたもいるかもしれませんが、その概要は意外とシンプルです。
まずはこの記事で、AWSの概要やECパッケージについて、ざっくりとおさえましょう!
例えば、
これらのサービスはインターネットを通じて利用することが可能です。インターネット経由でサービスを利用することは「クラウドコンピューティング」と呼ばれます。
まとめると、AWSとはITインフラについてのさまざまなサービスを利用できる、クラウドコンピューティングサービスなのです。
AWSを使っている企業の一例として、
また、利用できるOSは
「インスタンスタイプ」と呼ばれる、CPUやメモリなどのスペックの組み合わせを選ぶことで、やりたいことにあったサーバー環境をつくれるのです。
ニーズや使い方によって分けられた、「インスタンスファミリー」という大まかな区分から考えると選びやすいでしょう。
AWSには大きく分けて3つのインスタンスファミリーがあります。
では、AWSを使うメリットは何でしょうか。以下では、AWSのメリットをご紹介しますね。
次は、AWSのデメリットをご説明します。
ここまで、AWSの概要、メリットやデメリットをご紹介しました。
続いてはその中でも、ECパッケージを導入するために必要な、AWSの「仮想サーバー」機能について詳しくご紹介します。
AmazonEC2の正式名称は”Amazon Elastic Compute Cloud”です。直訳すると「Amazonの伸縮自在なコンピュータクラウド」で、OSが乗っている仮想環境を、AWSのクラウド上にすばやく構築できます。
と思っている方もいるかもしれませんが、結論から言えば、AWS上でECパッケージを使うことはできます。
AWSはカンタンに言えば、さまざまなサービスを乗せることができるプラットフォームです。なので、当然ながらECサイトも構築できます。
AWSはECパッケージを乗せることもできますが、ECサイトを構築するためのアプリケーションが用意されていることも要チェックです。詳しくは「aws e コマースアプリケーション」をチェックしてみてください。
以下では、AWSを使ってECサイト構築をするときにオススメの、ECパッケージをご紹介します。
また、AWS向けのサポートも充実しており、
サイト運営者が「ECサイトで商品を売ること」に集中するためのサービスが揃っています。
導入実績は20000社以上あり、しかもライセンス費は無料。
ただし、システム障害やバグに対しても自社で対応する必要があるので、そこでコストがかかる可能性はあります。
大規模なECサイトにも対応しているので、これから規模を拡大していきたいとお考えのECサイト運営者の方にもおすすめです。
導入事例が豊富なところも特徴といえるでしょう。
無料枠を超えないように利用すれば、無料で使い続けることも不可能ではありません。
しかし、無料枠の大きさで利用プランを選んでも、肝心のサーバー自体が使いにくければ本末転倒ですよね。
事業を伸ばしていくうえでサーバーの利用量や料金が増えていくのは自然なことです。
AWSには無料枠がありますが、あまりとらわれずにECサイトにとって最適なプランを選ぶことを優先しましょう。
おさらいすると、そもそもAWSとはAmazonが提供しているITインフラで、
その中の一つ、AWSの仮想サーバー「AmazonEC2」では、ECパッケージを使ったECサイト構築が可能です。
次に、AWSのメリットとデメリットをご紹介しました。
メリットは、
そしてデメリットには、
最後に、AWSにおすすめのECパッケージとして、
AWS上でECパッケージを使うことで、カスタマイズ性が高く、トラフィックの増大などにも柔軟に対応できるECサイトをスピーディに構築できます。
まずは、ご紹介したECパッケージをおさらいしながら、自社はどんなECサイトを構築したいのか考えるところからはじめてみてください。
と思っている方。
AWSはAmazonが提供しているクラウドサービスです。クラウド上にあるサーバーで、世界中のWebサービスで使われています。
とはいえ実際、どんなECパッケージを使ったらいいのかなどわかりにくいですよね。
そこで、この記事では
- そもそもAWSとは何か
- AWSのメリット6つ
- AWSのデメリット2つ
- AWSの仮想サーバー「AmazonEC2」とは
- そもそもAWSでECパッケージは使えるのか
- AWSにおすすめのECパッケージ
- AWSには無料枠がある
AWSというと専門用語が多いと思っているかたもいるかもしれませんが、その概要は意外とシンプルです。
まずはこの記事で、AWSの概要やECパッケージについて、ざっくりとおさえましょう!
そもそもAWSとは
AWSとは、”Amazon Web Services(アマゾンウェブサービス)”の略で、ITのインフラを提供するサービスです。例えば、
- 仮想サーバー
- データベース
- セキュリティサービス
- 機械学習
- IoT
これらのサービスはインターネットを通じて利用することが可能です。インターネット経由でサービスを利用することは「クラウドコンピューティング」と呼ばれます。
まとめると、AWSとはITインフラについてのさまざまなサービスを利用できる、クラウドコンピューティングサービスなのです。
AWSを使っている企業の一例として、
- Airbnb
- Cookpad
- NETFLIX
また、利用できるOSは
- Amazon Linux
- Windows Server 2012
- CentOS 6.5
- Debian 7.4
AWSの「インスタンス」とは
AWSではクラウド上で動いている仮想サーバーを「インスタンス」と呼んでいます。また、仮想サーバーを数えるさいの単位としても、インスタンスが使われます。「インスタンスタイプ」と呼ばれる、CPUやメモリなどのスペックの組み合わせを選ぶことで、やりたいことにあったサーバー環境をつくれるのです。
AWSの「インスタンスタイプ」とは
AWSの「インスタンスタイプ」とは、CPUやメモリなどの性能を組み合わせた、いわゆる利用プランのようなものです。ニーズや使い方によって分けられた、「インスタンスファミリー」という大まかな区分から考えると選びやすいでしょう。
AWSには大きく分けて3つのインスタンスファミリーがあります。
- M5・M4:性能のバランスがよく、一般的な利用におすすめ
- T3・T2:特定の時間帯だけアクセスが増えるサイトにおすすめ
- C5・C4:高い処理能力が求められるサイトにおすすめ
では、AWSを使うメリットは何でしょうか。以下では、AWSのメリットをご紹介しますね。
AWSのメリット6つ
AWSを使うメリットは、以下の6つです。- 初期費用がかからず、使いはじめることができる
- インフラ構築の手間がなく、スピーディに運用を開始できる
- 使った分だけ課金なので、最低限のコストで済む
- 高いセキュリティで、安全に運用できる
- トラフィックが増えても柔軟に対応できる
- 定期的なアップデートが、自動でされる
次は、AWSのデメリットをご説明します。
AWSのデメリット2つ
AWSのデメリットは、以下の2つです。- 使った分だけ課金なので、毎月の費用が読めない
- インフラ以外のトラブルは自社で対応しなければならない
ここまで、AWSの概要、メリットやデメリットをご紹介しました。
続いてはその中でも、ECパッケージを導入するために必要な、AWSの「仮想サーバー」機能について詳しくご紹介します。
AWSの仮想サーバー「AmazonEC2」とは
AWSの仮想サーバー「AmazonEC2」は、これをAWSと呼ぶこともあるほど、AWSの数あるサービスでもメジャーです。AmazonEC2の正式名称は”Amazon Elastic Compute Cloud”です。直訳すると「Amazonの伸縮自在なコンピュータクラウド」で、OSが乗っている仮想環境を、AWSのクラウド上にすばやく構築できます。
そもそもAWSでECパッケージは使えるのか
「AWSってECパッケージは導入できるの?」と思っている方もいるかもしれませんが、結論から言えば、AWS上でECパッケージを使うことはできます。
AWSはカンタンに言えば、さまざまなサービスを乗せることができるプラットフォームです。なので、当然ながらECサイトも構築できます。
AWSはECパッケージを乗せることもできますが、ECサイトを構築するためのアプリケーションが用意されていることも要チェックです。詳しくは「aws e コマースアプリケーション」をチェックしてみてください。
以下では、AWSを使ってECサイト構築をするときにオススメの、ECパッケージをご紹介します。
AWSにおすすめのECパッケージ
ここからは、AWSにオススメのECパッケージを- SI Web Shopping on AWS
- EC-CUBE on AWS
- EC-ORANGE
- ebisumart
SI Web Shopping on AWS
SI Web Shopping on AWSは低コストかつ障害に強いECサイトを構築できるECパッケージです。また、AWS向けのサポートも充実しており、
- クラウド環境やネットワークの構築
- システムの運用や監視
- 保守のサポート
サイト運営者が「ECサイトで商品を売ること」に集中するためのサービスが揃っています。
こんな人におすすめ
コストをかけなくても安定しているECサイトを構築したい方におすすめです。EC-CUBE on AWS
EC-CUBE on AWSは、オープンソース型のECパッケージです。オープンソースなので、自社でカスタマイズすることができます。導入実績は20000社以上あり、しかもライセンス費は無料。
ただし、システム障害やバグに対しても自社で対応する必要があるので、そこでコストがかかる可能性はあります。
こんな人におすすめ
自社に技術力があり、自由にカスタマイズしたい方におすすめです。EC-ORANGE
EC-ORANGEは、960社以上の導入実績からなるノウハウが魅力のECパッケージで、事業モデルにあった製品を選ぶことができます。大規模なECサイトにも対応しているので、これから規模を拡大していきたいとお考えのECサイト運営者の方にもおすすめです。
こんな人におすすめ
「最終的にはECサイトの規模を大きくしていきたい」と考えているかたにおすすめです。ebisumart(エビスマート)
ebisumartは、デザインをオーダーできる高いカスタマイズ性が特徴のECパッケージです。セキュリティの信頼性も高く、年間で100回以上のアップデートがあるほどの更新性もメリット。導入事例が豊富なところも特徴といえるでしょう。
こんな人におすすめ
自社でカスタマイズすることなく、オリジナリティのあるデザインや、高いセキュリティ性のECサイトを求めているECサイト運営者の方におすすめです。AWSには無料枠がある
AWSにはプランによって「無料トライアル」「12ヶ月間無料」「常に無料」などの無料枠が用意されています。無料枠を超えないように利用すれば、無料で使い続けることも不可能ではありません。
しかし、無料枠の大きさで利用プランを選んでも、肝心のサーバー自体が使いにくければ本末転倒ですよね。
事業を伸ばしていくうえでサーバーの利用量や料金が増えていくのは自然なことです。
AWSには無料枠がありますが、あまりとらわれずにECサイトにとって最適なプランを選ぶことを優先しましょう。
AWSを使って、スピーディかつ柔軟なECサイト構築を!
AWS上でECパッケージを使ったECサイト構築について、ご紹介しました。おさらいすると、そもそもAWSとはAmazonが提供しているITインフラで、
- 仮想サーバー
- データベース
- セキュリティサービス
- 機械学習
- IoT
その中の一つ、AWSの仮想サーバー「AmazonEC2」では、ECパッケージを使ったECサイト構築が可能です。
次に、AWSのメリットとデメリットをご紹介しました。
メリットは、
- 初期費用がかからず、使いはじめることができる
- インフラ構築の手間がなく、スピーディに運用を開始できる
- 使った分だけ課金なので、最低限のコストで済む
- 高いセキュリティで、安全に運用できる
- トラフィックが増えても柔軟に対応できる
- 定期的なアップデートが、自動でされる
そしてデメリットには、
- 使った分だけ課金なので、毎月の費用が読めない
- インフラ以外のトラブルは自社で対応しなければならない
最後に、AWSにおすすめのECパッケージとして、
- 低コストで障害に強いサイトを作る:SI Web Shopping on AWS
- 無料でカスタマイズも自由。ただし技術は必要:EC-CUBE on AWS
- これまでのノウハウがあり、大規模ECサイトにも対応:EC-ORANGE
- オリジナリティあるデザインや高いセキュリティを実現:ebisumart(エビスマート)
AWS上でECパッケージを使うことで、カスタマイズ性が高く、トラフィックの増大などにも柔軟に対応できるECサイトをスピーディに構築できます。
まずは、ご紹介したECパッケージをおさらいしながら、自社はどんなECサイトを構築したいのか考えるところからはじめてみてください。