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ジーニー、複数端末の利用から同一ユーザーを特定する技術を開発

アドテクノロジーによりマーケティング支援を行う株式会社ジーニーは、広告主向け配信プラットフォーム「GenieeDSP」にて、“クロスデバイスマッチング”技術を導入したと発表しました。

“クロスデバイスマッチング”技術は米国Drawbridge社が開発した基礎技術です。

本技術をジーニーの広告配信むけプラットフォーム「GenieeDSP」へ開発・実装することにより、ユーザー単位で最適化されたターゲティング配信や、複数デバイスにまたがるコンバージョン状況を把握することができるようになると発表しました。

ユーザーに適した広告配信の精度向上へ

これにより、PCとスマートフォン間やWebサイトとアプリ間といった複数のデバイスを使い分ける同一のユーザーを推定することが可能となります。

従来のインターネット広告配信においては、1人のユーザーが複数のPCやスマホを使用した場合、各デバイス毎に別々のユーザーとして判定されるため、デバイス単位での最適化に留まっていました。
しかし、スマホやタブレットといったモバイルインターネット機器の普及により、一人で複数のデバイスを所持するユーザーが増加し、広告配信においても複数のデバイスを所持する同一ユーザーを特定して、より適切な広告配信を行いたいというニーズが増加しています。

こうした中、ジーニーは自社サービスである広告主向け配信プラットフォーム「GenieeDSP」にてクロスデバイスマッチング技術を導入して、ユーザーが複数のデバイスを利用した時でもシームレスに顧客の嗜好を分析し、より適した広告配信を行うサービスの開発をスタートさせました。

ユーザーとのコンタクトがPCからスマートフォン・タブレットに移行する中、企業が横断的にユーザーを特定して最適な広告を出したいと考えるのは自然な流れでしょう。
そしてよりユーザーニーズに合ったレコメンドが得られれば、企業とユーザーの双方にとって便利な仕組みになると言えます。


参考:ジーニー、「Geniee DSP」で複数デバイスを横断する同一ユーザーを推定する機能開発に着手
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/07/28267