飲食店もIoTで変わる!?~新しいカフェスタイルを体験してみた~
近年の注目キーワード「IoT」。2016年も引き続きトレンドワードとして話題に上ることが多い中、レストランやカフェなど、飲食業界もIoT化すればもっと面白くなるのでは!?と思えるお店に行ってきました。
2015年12月、東京・六本木と大阪・心斎橋にオープンした「TECH CAFÉ」、今回は六本木店を訪問しました!
壁際には世界最小ワイヤレスBluetoothスピーカー「EARIN」(心斎橋店でのみ購入可能)やロボットカメラ「appbot LINK」、落し物追跡タグ「mamorio」など、様々な製品が並んでいました。カフェでありながら、IoT製品のショールーム、セレクトショップのような展開です。書店や雑貨店がカフェを併設することは珍しくなくなりましたが、電化製品のショールームとカフェという組み合わせは新しいのではないでしょうか。
展示品がいいなと思ったら、展示品のそばにあるビーコンボタンで投票することができます。
ビーコンはスマホと連携していて、投票数が表示される仕組み。このビーコンボタンもIoTの活用例ということですね。飲食店では店員さんの呼び出しボタンに応用している技術です。>> ワイヤレスビーコンチャイム
・café 1886 at Bosch
http://www.bosch-cafe.jp/ BOSCHの日本オフィス1Fで営業されているカフェ。併設ショールームではBOSCHという企業をより深く知ってもらえるような展示があります。
・ARCHITECT CAFE
http://www.architectcafe.com/ 「お客様と建築家を結ぶショールームカフェ」として、東京青山と汐留で営業中。カフェがまるごとショールームになっています。
紙のプリンターだけでなく、なんと3Dプリンターもあり、こちらでも出力ができるそうです。
店内のプリンターで出力したミニカーがこちら。(3Dプリンターの材料費は自己負担とのこと)
大きいものは難しいけれど、ちょっとしたサンプルの出力などに使えそうですね。
3Dプリンターはまだ高額で、なかなか気軽に使えるというわけではありません。こういった作業スペースを備えたカフェは、それだけでお店の「売り」になるのではないでしょうか。
・はんだづけカフェ
http://handazukecafe.com/ ドリンクは持ち込み、スペース料金無料。貸切の場合は1時間1000円と格安。こちらはビジネスというよりも技術の共有という意味合いが強いものの、作業をしながらお互いにコミュニケーションもできます。
・FabCafe
http://tokyo.fabcafe.com/ 3Dプリンター、レーザープリンターがあり、デジタル工作ができます。イベントが頻繁に行われており、クリエイターを中心にコミュニケーションの場としても活用されています。
コワーキングカフェも増えてきていますが、スペース料金が高めだったり、利用にはなかなかハードルが高いと感じている人にもおすすめです。製品の展示があって購入ができる、さらにコーヒーも飲める。LANやWiFiの通信環境が整っていて、ちょっとした作業が行える。かなり需要がありそうなシチュエーションだと感じました。
2015年12月、東京・六本木と大阪・心斎橋にオープンした「TECH CAFÉ」、今回は六本木店を訪問しました!
カフェのテーマは「IoT」
東京メトロ六本木駅4a出口を出るとすぐそこにある「ワイモバイル六本木 Internet Park」。1Fはワイモバイルのショップで、2FがTECH CAFÉになっています。入口を入ると、さっそくpepperくんが「いらっしゃいませ」とお出迎え!pepperくんが接客するカフェ、というのもそのうち実現するかもしれない…と思いつつ階段を昇ります。壁際には世界最小ワイヤレスBluetoothスピーカー「EARIN」(心斎橋店でのみ購入可能)やロボットカメラ「appbot LINK」、落し物追跡タグ「mamorio」など、様々な製品が並んでいました。カフェでありながら、IoT製品のショールーム、セレクトショップのような展開です。書店や雑貨店がカフェを併設することは珍しくなくなりましたが、電化製品のショールームとカフェという組み合わせは新しいのではないでしょうか。
展示品がいいなと思ったら、展示品のそばにあるビーコンボタンで投票することができます。
ビーコンはスマホと連携していて、投票数が表示される仕組み。このビーコンボタンもIoTの活用例ということですね。飲食店では店員さんの呼び出しボタンに応用している技術です。>> ワイヤレスビーコンチャイム
ショールーム+カフェ
ショールーム+カフェという業態も増えています。店舗や企業のコンセプトを来店客にしっかりと伝えられるような店舗レイアウトやオペレーションが・café 1886 at Bosch
http://www.bosch-cafe.jp/ BOSCHの日本オフィス1Fで営業されているカフェ。併設ショールームではBOSCHという企業をより深く知ってもらえるような展示があります。
・ARCHITECT CAFE
http://www.architectcafe.com/ 「お客様と建築家を結ぶショールームカフェ」として、東京青山と汐留で営業中。カフェがまるごとショールームになっています。
3Dプリンターで出力できる!
Macが2台、surfaceが3台あり、会員登録をすればPCで作業もできます。IllustraterやPhotoshop、AUTO CADなど多様なアプリケーションがインストールされていて、ネットを見るだけでなく、データを持ち込んで作業し、プリントアウトもできます。紙のプリンターだけでなく、なんと3Dプリンターもあり、こちらでも出力ができるそうです。
店内のプリンターで出力したミニカーがこちら。(3Dプリンターの材料費は自己負担とのこと)
大きいものは難しいけれど、ちょっとしたサンプルの出力などに使えそうですね。
3Dプリンターはまだ高額で、なかなか気軽に使えるというわけではありません。こういった作業スペースを備えたカフェは、それだけでお店の「売り」になるのではないでしょうか。
作業スペース+カフェ
カフェに作業環境があれば、手ぶらでカフェに行って仕事ができます。飲食店から自由なワーキングスタイルを提案してみてはいかがでしょう。・はんだづけカフェ
http://handazukecafe.com/ ドリンクは持ち込み、スペース料金無料。貸切の場合は1時間1000円と格安。こちらはビジネスというよりも技術の共有という意味合いが強いものの、作業をしながらお互いにコミュニケーションもできます。
・FabCafe
http://tokyo.fabcafe.com/ 3Dプリンター、レーザープリンターがあり、デジタル工作ができます。イベントが頻繁に行われており、クリエイターを中心にコミュニケーションの場としても活用されています。
まとめ
分からない、難しそう、というイメージになりがちなIoT製品ですが、ツールとしてそこにあればユーザーは受け入れていくものです。コーヒーを飲みながら、のんびりネットもできますし、作業もでき、最新のIoT製品が楽しめる。日本では未発売の製品や開発中のアイデア製品などもいち早く体験できるとあって、TECH CAFEはガジェット好きにはたまらないコンセプトカフェではないでしょうか。コワーキングカフェも増えてきていますが、スペース料金が高めだったり、利用にはなかなかハードルが高いと感じている人にもおすすめです。製品の展示があって購入ができる、さらにコーヒーも飲める。LANやWiFiの通信環境が整っていて、ちょっとした作業が行える。かなり需要がありそうなシチュエーションだと感じました。