最近、色々なサイトに会員登録する時、 このIDでも登録・ログインできるの? という場面に遭遇することが多くなってきました。
例えば、英語の勉強をしようと「iKnow!」を開けば、 Yahoo! IDでもmixi IDでも登録できるし、 転職しようと「リクナビNEXT」を開けば、 Yahoo! IDでログインできます。
この『ID』を取り巻く環境が大きく変わろうとしていると感じます。
mixiは三菱商事と共同出資で決済代行サービスの新会社を設立。 mixiIDとともにクレジットカード番号を登録すると、 提携サイトで決済する時は、mixiIDの入力のみで済むといいます。
同じように楽天も「楽天市場」の会員IDを使った決済サービスを 外部のサイトに提供すると発表しましたね! 提携サイトを利用した場合、 サイトに改めて個人情報を入力する 手間が省け、楽天ポイントも付くという優れもの。
そして一つのIDで複数のウェブサイトを利用できる「Open ID」の発行に、 NECビックローブも参戦しました。
Open ID を使うと対応サイトであれば、 サイト毎に個人情報を登録しなくて済むので、 メールアドレスを変更したり、引っ越したりした時に 「あれ、あのサイト変更したっけ?」 「このサイトってID/PWDってなんて登録してたっけ?」 なんて面倒くさいことにならないのが、本当に便利!
またクレジットカード番号を何回も登録することにも セキュリティ的にとっても心配でしたが、 そんな個人情報の管理面でも大きなメリットがありますね。
この利便性は、ECサイト運営するにあったっても 大きな変革をもたらしそうです。 EC-CUBEをベースとした弊社ECサイトパッケージOrange ECも Open IDに対応したカスタマイズをしていかなくては!と思っています。
一方、ID発行企業は他のサイトの利用者を囲いこめるので、 今後更に対応サイトが増えれば、大手ネット企業によるID取得者の 獲得合戦に発展は必至ですね。。
私も色々なサイトのIDを出来るだけ集約したいと切に思います・・・!