セミナーレポート:成果を出す!売上を上げる!為のECサイト構築・運用
去る2017年3月22日に開催された株式会社エスキュービズム、株式会社SAL共同開催の「成果を出す!売上を上げる!為のECサイト構築・運用」 セミナーレポートをお送りします。
ECの構築は作ってレコメンドやリスティングのみで成功するわけではありません。
昨今注目されているECサイトのUI/UXの設計、デザインはもちろんのこと、その後のサイト運用、実店舗の集客につなげていくといった継続的な活動が欠かせません。
本セミナーのサブタイトルは「サイトリニューアルや新規ECサイト起ち上げ時のUI/UX設計・デザインとその後のオムニチャネル化の事例」ということで、ECサイト構築・リニューアル時に役立つデザイン部分の基本の「キ」の部分やオムニチャネル化の事例を通して継続的な活動の一部分を紹介しました。
UIとは、ユーザーインターフェース(User Interface)の略。インターフェースの意味は「界面や接触面」で、ユーザーと繋がる・接触する部分をイメージするとよいでしょう。
たとえばiPodのクリックホイールや、外しやすいボトルのキャップは優れたUIデザインといえます。
これをアプリやECサイトに置き換えると、フォントや画像など、ユーザーが接触する部分がUIになります。
UXとは、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略です。ユーザー体験という意味で使われることが多く、ECサイトで得られる体験「買いやすい」「画像がきれい」などはUXの領域になります。
取締役 クリエイティブディレクター 二村 康太 氏
WEBサイト制作やECサイト構築支援、コンサルティングなどを事業内容とする株式会社SALの二村氏が登壇され、これまでに手掛けられた案件の実績として、サイト構築後に短期間で新規顧客を獲得した事例や、会員登録数が二倍に増えた事例などが紹介されました。
こうした実績を作り出したのはしっかりとしたUI/UX設計があったからこそです。
しかし、具体的な設計に入る前に、理想、目的、問題、課題など、社内で決めておくべき項目がいくつかあり、曖昧なままでは目標達成ができないサイトになる可能性があります。
UX設計に入る前に、自社を知り、ターゲットユーザーの属性をしっかりと把握することが重要と説明されました。
UX設計を行ったあと、UI設計へと移っていきます。
デザイナーにしっかりとUXの意図をくみ取ってもらい、デザインを進めることができれば、目的に沿ったサイト作りが可能になります。
カスタマージャーニーマップを活用したUX設計の例は、ユーザーのニーズに的確に訴える施策が分かりやすく提示され、セミナー参加の皆さまもイメージしやすかったのではないでしょうか。
Sales & Consulting本部 Sales Planning ゼネラルマネージャー 岩井 源太 氏
エスキュービズムがこれまで手掛けたオムニチャネル事例を紹介しながら始まった第二部では、「オムニチャネル化すれば全てうまくいく、というのは当然ながら大間違い!」という刺激的なコメントが飛び出しました。
会員やポイントの共通化などの「サービスの共通化」と、会員組織の統合管理や、施策の統合などの「一体化した管理」が現在オムニチャネルで行われている主な施策です。しかし、共通化し、統合しただけでは成功するとはいえないのです。
オムニチャネルの事例として、大手小売業を取り上げ、どのような問題点があるのかを検証しました。
失敗例を参考に、「オムニチャネルだからこそのメリット」をユーザーに提供する必要があると説明し、具体的な施策として「ポップアップストア」「オムニ限定キャンペーン」などが挙げられました。
今後、オムニチャネルを成功させるには、施策のオムニチャネル化の推進と、接客改善と新たなアプローチに、オムニチャネルを生かすことが重要と説明されました。
参加者様からは「大変参考になった」「参考になった」というご感想を多数いただき、「プロモーションのPDCAについて知りたい」「UXデザインのプロセスについてもっと知りたい」というご意見もいただきました。
今後ともビジネスに役立つセミナーを開催してまいりますので、ぜひご来場ください。
◆エスキュービズム イベント情報
>>お問合せはこちらから
ECの構築は作ってレコメンドやリスティングのみで成功するわけではありません。
昨今注目されているECサイトのUI/UXの設計、デザインはもちろんのこと、その後のサイト運用、実店舗の集客につなげていくといった継続的な活動が欠かせません。
本セミナーのサブタイトルは「サイトリニューアルや新規ECサイト起ち上げ時のUI/UX設計・デザインとその後のオムニチャネル化の事例」ということで、ECサイト構築・リニューアル時に役立つデザイン部分の基本の「キ」の部分やオムニチャネル化の事例を通して継続的な活動の一部分を紹介しました。
UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)
レポートの前に、基礎的な用語の解説です。UIとは、ユーザーインターフェース(User Interface)の略。インターフェースの意味は「界面や接触面」で、ユーザーと繋がる・接触する部分をイメージするとよいでしょう。
たとえばiPodのクリックホイールや、外しやすいボトルのキャップは優れたUIデザインといえます。
これをアプリやECサイトに置き換えると、フォントや画像など、ユーザーが接触する部分がUIになります。
UXとは、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略です。ユーザー体験という意味で使われることが多く、ECサイトで得られる体験「買いやすい」「画像がきれい」などはUXの領域になります。
◆実際に売上をアップするためのUXデザイン
講師:株式会社SAL取締役 クリエイティブディレクター 二村 康太 氏
WEBサイト制作やECサイト構築支援、コンサルティングなどを事業内容とする株式会社SALの二村氏が登壇され、これまでに手掛けられた案件の実績として、サイト構築後に短期間で新規顧客を獲得した事例や、会員登録数が二倍に増えた事例などが紹介されました。
こうした実績を作り出したのはしっかりとしたUI/UX設計があったからこそです。
しかし、具体的な設計に入る前に、理想、目的、問題、課題など、社内で決めておくべき項目がいくつかあり、曖昧なままでは目標達成ができないサイトになる可能性があります。
UX設計に入る前に、自社を知り、ターゲットユーザーの属性をしっかりと把握することが重要と説明されました。
UX設計を行ったあと、UI設計へと移っていきます。
デザイナーにしっかりとUXの意図をくみ取ってもらい、デザインを進めることができれば、目的に沿ったサイト作りが可能になります。
カスタマージャーニーマップを活用したUX設計の例は、ユーザーのニーズに的確に訴える施策が分かりやすく提示され、セミナー参加の皆さまもイメージしやすかったのではないでしょうか。
◆オムニチャネル化による集客アップ成功事例
講師:株式会社エスキュービズムSales & Consulting本部 Sales Planning ゼネラルマネージャー 岩井 源太 氏
エスキュービズムがこれまで手掛けたオムニチャネル事例を紹介しながら始まった第二部では、「オムニチャネル化すれば全てうまくいく、というのは当然ながら大間違い!」という刺激的なコメントが飛び出しました。
会員やポイントの共通化などの「サービスの共通化」と、会員組織の統合管理や、施策の統合などの「一体化した管理」が現在オムニチャネルで行われている主な施策です。しかし、共通化し、統合しただけでは成功するとはいえないのです。
オムニチャネルの事例として、大手小売業を取り上げ、どのような問題点があるのかを検証しました。
失敗例を参考に、「オムニチャネルだからこそのメリット」をユーザーに提供する必要があると説明し、具体的な施策として「ポップアップストア」「オムニ限定キャンペーン」などが挙げられました。
今後、オムニチャネルを成功させるには、施策のオムニチャネル化の推進と、接客改善と新たなアプローチに、オムニチャネルを生かすことが重要と説明されました。
まとめ
UI/UX設計とオムニチャネルについて、短い時間ではありましたが濃縮された内容のセミナーとなりました。参加者様からは「大変参考になった」「参考になった」というご感想を多数いただき、「プロモーションのPDCAについて知りたい」「UXデザインのプロセスについてもっと知りたい」というご意見もいただきました。
今後ともビジネスに役立つセミナーを開催してまいりますので、ぜひご来場ください。
◆エスキュービズム イベント情報
PR:ネット×リアル(O2O、オムニチャネル)を実現できるECサイト構築ならOrange EC
>>お問合せはこちらから