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AIによる多言語化とレコメンドで越境ECが変わる。WOVN.ioとシルバーエッグが協業

 WEBサイト多言語化開発ツール「WOVN.io」を運営する株式会社ミニマル・テクノロジーズがAI技術をベースにしたデジタルマーケティングサービスの開発・提供を行うシルバーエッグ・テクノロジー株式会社は業務提携し、越境EC・インバウンドサービス向けに多言語レコメンドを実現するソリューションの提供を開始すると発表しました。

 東京オリンピック開催を控え、ECを中心に国内の多くのデジタルビジネス領域で、国際的な取引が加速しています。しかしECサイトの多言語開発には費用も期間もかかり、初期投資のコストと運用面での工数からハードルが高いとされているのが現実です。

 こうした課題を解決し、国内事業者によるデジタルビジネスの国際対応を支援するため、両社はAIによる多言語化サービス「WOVN.io」と、レコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」を組み合わせた多言語レコメンドソリューションを展開していく予定だといいます。


 このソリューションは、既存のECサイトを「WOVN.io」によって海外ユーザーの使う言語に変換し、その中で「アイジェント・レコメンダー」のAIがユーザーの購買・サイト閲覧などの行動をリアルタイムで分析し、高精度のレコメンドを表示させるものです。


AIベースの多言語レコメンドによる、海外顧客への効果的な販促支援を

 越境ECを構築する際に必要な、現地の市場調査やコンテンツ翻訳の工数とコストを極小化し、海外ユーザー一人ひとりに対して、興味に沿ってパーソナライズされたレコメンドをリアルタイムに提示できるようになります。

 両社のサービスは、いずれも対象となるWebサイトにJavaScriptなどのコードを挿入するだけで導入できるため、大規模なシステム開発が不要で、イニシャルコストを抑えてサービスを開始できるというのも大きなメリットです。
 越境ECへ参入する障壁は、こうしたサービスの急速な発展により大きくハードルが下がっています。ここをチャンスと捉えしっかりと施策を打っていけるかが、カギとなってきそうです。来る2020年に向けて海外を見据えた動きはますます加速していきそうです。


参考:海外ユーザーの好む商材を、母国語でレコメンド!WOVN.ioとシルバーエッグ・テクノロジーが海外向けデジタルコマース支援で業務提携
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000010446.html