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動画に合わせてAIが広告配信やECへ誘導。その仕組みや事例を解説します。

「人工知能を使うと動画に合わせて広告配信できるらしいけど、仕組みはどうなっているんだろう…」

と思っている方。

AIを使うと動画に広告を入れることができ、お客さまの購買へとスムーズにつなげることが可能です。

とはいえ、実際の仕組みがどうなっているかはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、AIを使った動画広告について、

  • Video++(極鏈科技)では動画に合わせて広告配信やECへ誘導
  • 人間によるマーケティングと、AIによるマーケティングの違い
  • AIによる動画広告の事例3選

の順に事例を中心として紹介します。

今までにない仕組みなので難しく感じるかもしれませんが、事例から見ていけば理解しやすいはずです。

まずはこの記事で、AIによる動画広告について大まかに概要をおさえましょう!

Video++(極鏈科技)では動画に合わせて広告配信やECへ誘導

中国の動画配信サイトVideo++(極鏈科技)では、AI(人工知能)を活用して、動画に出ている人やモノを見つけることが可能です。これにより、自動で広告を配信したり、商品が売っているECサイトに誘導したりできます。

以下では、Video++の機能を詳しく解説します。

動画に出ているタレントをクリックして名前を検索

テレビや動画を見ていて「このタレントの名前が思い出せない…」となった経験がある方は少なくないかと思います。そのようなときは、スマートフォンで検索するなど、動画とは別のところで探すのが一般的ですよね。

しかしVideo++では、動画に出ているタレントの情報は、その動画内でタレントの部分をクリックすると自動的にそのタレントの情報を検索することが可能です。

もし、ユーザーが動画についての情報を外部で検索すると、そのまま別のサイトに移動してしまって動画の視聴が止まってしまうことがあります。一方、Video++ではユーザーは動画以外のことに気を取られにくく、最後まで見てもらえる可能性が高まります。

動画に出ている商品が欲しくなったらECへ移動

食べ物や化粧品、おもしろグッズなど、商品のレビュー動画はどの国でも人気です。Video++では、レビュー動画の中で紹介されている商品を動画内で買うことができます。

まず、AIが動画で紹介されている商品を特定。その商品が販売されているECサイトと連動し、動画内のスペースで商品を購入できます。ユーザーは別サイトに移動することなく、スムーズに商品を手に取ることが可能です。

動画内の広告に関連するクーポンを自動で配布

また、Video++は動画内の広告をAIが認証し、その広告に関連するクーポンを更に表示することができます。これにより、お客さまの買い物欲を刺激することが可能です。

今までの動画プラットフォームでは、単に広告を出すだけのことが多かったのですが、Video++では広告にリアルタイムでクーポンをつけて、購入率アップにつなげます。

ここまで、Video++の機能について、

  • 動画に出ているタレントをクリックして名前を検索
  • 動画に出ている商品が欲しくなったらECへ移動
  • 動画内の広告に関連するクーポンを自動で配布

の順に紹介しました。

次は、人間によるマーケティングと、AIによるマーケティングの違いについてお伝えします。

人間によるマーケティングと、AIによるマーケティングの違い

人間が動画などを用いてマーケティングを行うとき、

  • コピーライティング
  • クリエイティブのデザイン
  • 動画の編集、配信

などさまざまな工程が必要です。当然ながら、これらをするには時間と手間がかかります。

しかし極論ではありますが、AIはこれら広告に必要な工程をたった数分で完了することが可能です。さらに、AIはたくさんの広告データを分析することで、外しては行けない基本を確実に抑えつつ、人間が思いもよらなかったマーケティングもできます。

これにより人間は、感情的な訴えかけなど本当に必要なところにだけ集中することが可能です。
(ゆくゆくはこの「感情的な部分」も分析され、効果的な手法をAIが開発する可能性も十分ありえます)

AIが活躍できる分野は「自動化」と「個別化」

現時点でAIが活躍できる分野は「自動化」と「個別化」の2つ。

まず「自動化」は、ほぼ自動で広告の制作をすることで、画像解析や言語処理からリコメンドを行うシステムを開発するAlbertなどが具体例としてあります。

次に「個別化」は、ユーザーのウェブ閲覧履歴など、大量のデータを解析して個人にあった情報を提供することです。具体的には、Googleの広告システムなどがあります。

また動画におけるAI事例では、Idomooのような、AIが1つの動画からターゲットごとにバージョンを変えるサービスが有名です。

続いては、AIによる動画広告の事例について、より詳しく見ていきます。

AIによる動画広告の事例3選

ここからはAIによる動画広告の事例を

  1. オープンエイト「ルトロン」
  2. Appier DSP「CrossX AI」
  3. BAKE&Co.「TouchSpot」

の順に3つご紹介します。

1. オープンエイト「ルトロン」

ルトロンはおでかけに特化した動画メディアで、レジャースポットや飲食店、おでかけグッズなど幅広いテーマについて動画で紹介しています。

ルトロンでは人工知能の「LeTRONC AI」を用いて、動画コンテンツを制作。クオリティの高いものから配信し始めています。

ルトロンで行っているのは、今までの動画を「リゾート」や「カフェ」のような情報ごとに分解して、関連性の高いものを新たな動画として集める方法です。これにより時間や手間をかけることなく自動でコンテンツを制作できます。

https://letronc-m.com/

2. Appier DSP「CrossX AI」

CrossX AIは、スマートフォンとパソコンとタブレットなど、個人が持つ複数のデバイス全ての情報をもとに分析し、広告を配信する人工知能です。

例えば、8時にはニュースサイトを見て、15時になるとECサイトでショッピングをはじめるなど、ユーザーごとの興味や属性などを分析。その結果をもとに、ユーザーをグループ化して、時間帯や使用デバイスなどに合わせた最適な広告コンテンツを配信できます。

https://www.appier.com/jp/index.html

3. BAKE&Co.「TouchSpot」

TouchSpotは、動画を見ている人がその動画についての新しい情報を動画内で見ることができるようにする、動画広告サービスです。

具体的な機能は、

  • すでにある動画にECの機能を付ける
  • タップで動画の上に写真やテキストを表示する
  • 動画内のものにカーソルを置くと、詳しい情報を表示する

など。これにより、ユーザーは動画からより多くの情報を手に入れることができたり、より早く欲しい情報にアクセスできたりします。

https://touchspot.jp/

動画の制作や広告配信をAIで自動化し、動画からの購買をスムーズに実現

ここまで、AIを使った動画での広告配信やEC誘導について紹介しました。

文中でも紹介しましたがAIの強みは、

  1. 自動化:広告の制作をほぼ自動ですること
  2. 個別化:個人にあった情報を提供すること

の2点です。これらの作業はAIに任せて、ターゲットの設定や感情的なクリエイティブなど、人間にしかできないことをしていく未来がすぐそこまできています。

AIはデータが増えるほどその精度がアップするのが特徴なので、これからさらに的確な広告作成ができるようになるはずです。

まずは、自社でAIによる自動化や個別化に任せたほうがよい業務はないか、整理するところから始めましょう!

この記事を書いた人
佐々木ゴウ

大手Sierや、ECコンサルティング会社での経験を活かし、ファッションや食品などの各種商品ジャンルから、バックオフィス、ITインフラ系まで幅広く執筆が可能。webライティングの講師や、メディアコンサルティング、採用系メディアの編集長なども請け負っている。趣味は盆栽。

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