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テスト・アンド・ラーンとは?ビジネスに勝つ最新手法で早期リリースを目指せ!

サービスを開発する時、一般的にスピードと質は比例しないことがほとんどでしょう。スピードが速いほど、質は劣ってしまうし、反対にスピードが遅いほど、質は高まります。時代によってスピードを重視すべきか、質を重視すべきか、選択は異なります。
そして世界的に見ても現代社会は圧倒的に、スピード重視の傾向が強くなってきています。

そこで、今注目なのが「テスト・アンド・ラーン」という手法です。

  • テスト・アンド・ラーンとは実験と学びを繰り返してサービスの質を上げる手法
  • システム開発やマーケティングの現場ではテスト・アンド・ラーン方式がよく採用されている
  • 成長著しい企業もテスト・アンド・ラーン方式を実践
  • テスト・アンド・ラーンが求められる理由は、スピード重視の今の時代背景にあり
  • テスト・アンド・ラーンを取り入れるには開発者のマインド変更が重要である
  • 早期サービスリリースのためには早期のテスト実施が不可欠である

テスト・アンド・ラーンとは

テスト・アンド・ラーンとは、実験と学びを繰り返しながら最良のサービスに近づけていく手法のことを言います。テストをして、不具合やエラーを出し、そこで気付きや学びを得ます。学んだことを活かして、不具合やエラーを修正後、再度テストをします。このように実験と学びを繰り返し、サービスの質を上げていきます。

実践している業種(システム開発、マーケティングなど)

テスト・アンド・ラーン方式はあらゆる業種で採用が可能です。特にこの方式を多く採用している業種が、システム開発とマーケティングです。

システム開発の現場では、開発途中にバグが発生するのは当たり前です。しかし、これはテストをしてみなければ分かりません。そのためある程度、プログラムが完成したらテストを実施し、早期にバグを見つけ、修正していきながらより良いシステムに近づけていきます。

マーケティングの世界では、小さな広告費や無料で行える情報発信でテストマーケティングをして、取得したデータからユーザー傾向を学び、その分析をもとに費用対効果の高い広告を打っていきます。

facebookやテスラの事例

海外の有名企業ではテスト・アンド・ラーン方式を取り入れている企業が多いです。世界最大のSNS・facebookや、電気自動車で有名なテスラ・モーターズもテスト・アンド・ラーンを実践している企業です。
不完全であっても早期にサービスをテスト&リリースし、顕在化した問題点を修正し、再びテスト&リリースを行います。

テスト・アンド・ラーンが求められる背景

ではなぜ、成功している企業はじめ、今の企業にはテスト・アンド・ラーン方式を取り入れている企業が多いのでしょうか。主な理由に以下が挙げられます。

先行者利益の享受

インターネットの出現で、世界中の情報が素早く手に入る時代になりました。企業にとってはいつでも世界中が市場になりえますし、いつでも世界中の企業がライバルになってしまいます。
情報が閉鎖的だった時代にはまず、国内の市場を制してから世界に進出する方法がスタンダードでしたが、今は望まずとも勝手に世界が市場になってしまったりします。

そのようなビジネス環境では、まずスピーディーにサービスをリリースし、先行者利益を得ることが重要です。
サービスが不完全な状態でもすぐにリリースして「面白いサービス」と認識してもらえれば知名度は一気に広がります。

しかし、リリースが遅れてすでに先行者がいる場合は、サービスの質が高くても、ユーザーの印象に残らず、むしろ二番煎じと認識されてしまうかもしれません。
リリーススピードを上げる上でテスト・アンド・ラーン方式は有用です。

重大な欠陥が早期に発見できる

テスト・アンド・ラーン方式は設計上の根本的な欠陥を早期に発見することが可能です。
例えばシステム開発では、テスト・アンド・ラーン方式により早期にテストを実施することで仕様の見直しや設計ミスなどに気が付けます。テストが遅くなるほど気付きも遅くなりますので、納期を重視する場合はテスト・アンド・ラーン方式が最適です。

100%完璧は非効率である

根本的に「100%完璧を目指す」のは見栄えよく聞こえますが、ある意味では非効率です。
100%完璧ではないと市場に出せないかと言えばそうではありません。仮に80%であろうと、90%であろうとユーザーが納得すればそれで良いのです。100%完璧にして1,000円の売価商品より、80%の完成度で100円の商品だとしたら、後者の商品を好むユーザーもたくさんいます。

もちろん100%を目指すべきなのですが、そこに執着しすぎてリリースを遅らせるぐらいなら早期にリリースすべきです。

需要供給のタイミングを逃さない

世の中の市場の需給は常に変動しています。1年前に需要が高かった商品が今では需要ゼロとなるなんていう話も良くあります。100%を目指してモタモタ商品開発をしていたらとっくに需要はなくなってしまっているでしょう。
テスト・アンド・ラーン方式でスピードを高める必要性があるのです。

マインドを変える

テスト・アンド・ラーン方式を採用するための一番のハードルはマインドです。100%完璧でリリースが当たり前だと思っていた人にとってはまずこの「不完全かもしれない状態」の受け入れが一番の難関です。

6割を受け入れる

6割程度の完成度を受け入れる事から始めましょう。6割まで出来上がれば、一旦テストをしてみましょう。これで大方の使用感などは体感できるはずです。

実際に出来上がった商品やサービスを使ってみると、そもそもイメージしていたものとは違ったなど認識のズレが発生します。
これはエラーや不具合が原因ではなく、自分のイメージと完成像が実は異なっていたという設計時点での齟齬です。

商品は実物になってみないと出てこない問題点があります。これを100%に近い状態まで仕上げてテストをしていてはそもそも100%に近づけた努力が水の泡になってしまいます。
まずは6割の完成度を受け入れましょう。

シンプルな指標で判断

サービスを評価する時に初期段階ですべてのチェックをするのは時間の無駄です。木を見て森を見ずの状態になりますので、最初はシンプルな指標で評価しましょう。
例えば、システム開発であれば画面がちゃんと遷移した、とか、システムに例外処理が発生しなかったなどシンプルな指標からクリアして完成度を上げるのがオススメです。

スピードに価値がある

寿司職人は修行に10年近い年月を費やし、やっと一人前になれるといいます。最高の握りが完成し、自信を持ってお客さんに最高のお寿司が提供できるようになります。

しかし、ビジネスにはスピードも大事です。先行者利益の部分と同じく、スピーディーに最初にサービスを世に出すことに価値を求めるのです。

テスト・アンド・ラーンは効率的な手法

テスト・アンド・ラーン方式は今の時代に勝ち抜くには効率的な手法です。特にスタートアップのような企業は絶対と言っていいくらいテスト・アンド・ラーン方式を方針に組み込むべきです。

世の中には完璧を求めるがあまり、商品がリリースできずに潰れてしまうプロジェクトもたくさんあります。じっくりと開発していては、資金がいくらあっても足りません。
まずは最速で商品をリリースする事。企業は最速リリースを最初の目標とすべきです。そしてそのためにはテストを早期に実施し、早めに学びや気付きを得ましょう。

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