ShopifyとInstagramの連携機能が便利!タグ付けで商品購入がスムーズに
カナダ・オタワに本社を構える「Shopify」が、2018年6月にInstagramと連携して商品を販売できる機能をリリースしたことを発表しました。
ShopifyとInstagramが連携することで何ができるようになるのか解説します。
この機能が優れている点は、タグ付けされたページで別のウェブサイトに遷移することなくInstagramアプリ上で買い物ができることです。
Shopifyは様々な機能と連携することができ、また多言語・多通貨で買い物ができるプラットフォームのため、越境ECにも広く用いられています。
ShopifyとInstagramを連携するためには、Facebookと連携していることが前提となっています。Instagramとの連携は申請すれば誰でも利用できるわけではなく、承認されることで利用できるようになります。連携方法については次のように説明されています。
Instagram連携を始めるために、以下の必要事項を確認してください:
Facebookとの連携方法の手順はこちらに詳しく掲載されています。
Social Media LabがまとめているSNS別ユーザ特性のデータによると、Instagramは20代〜40代で利用者が多く、男女比でいうと過半数が女性という結果となっています。
このユーザ特性を生かして商品の販売を行うことも十分可能です。
今回日本でもShopifyとInstagramが連携できるようになったため、Shopifyで販売されている商品をInstagramにおいてインフルエンサーに宣伝してもらうことで販売数を伸ばすことも不可能ではありません。
インフルエンサーはそれぞれ異なる特徴を持っているため、販売する商品に合わせて広告を行うインフルエンサーを選ぶと良いでしょう。
ステマは法的観点からも問題がありますが、いかにも宣伝と見られる投稿はむしろブランドイメージを落とす原因にもなり得ます。これを避けるためには、インフルエンサーに広告である旨を投稿に含めてもらうか、もしくは「#PR」というハッシュタグをつけてもらうなどして第三者に誤解を与えないことが大切です。
ステマの問題点については「ステルスマーケティングは終わりの始まり。ステマをやめて健全なマーケティングに取り組もう」で詳しく解説されています。
Shopifyのブログの中では、Instagramに関する以下の投稿があります。
しかし、ただInstagram上で漫然と投稿をしていれば必ず販売数が伸びるわけではありません。では、どのような投稿を心がければ商品の特徴を上手に伝えることができるのでしょうか。
こちらもShopifyのブログ記事で紹介されていますが、Instagramとの連携で商品を販売するために効果的な投稿の特徴について挙げられています。
ShopifyとInstagramを連携することで世界中の5億人のユーザに向けた商品・サービス販売を行うことができるというメリットがあります。Instagramのユーザ特性も理解したうえで、インフルエンサーを起用したデジタルマーケティングなどを戦略的に行うことで商品やサービスの売上を伸ばすことが期待できます。
Instagramで優れたパフォーマンスを示している投稿には次のような特徴があることから、投稿をする際のヒントとして参考にしても良いかもしれません。
Shopifyをすでに利用されている方はハッシュタグをどんどんつけてInstagramに投稿してみましょう!
ShopifyとInstagramが連携することで何ができるようになるのか解説します。
Instagramとの連携でできること
今回の連携で可能になるのは、Instagramに投稿する際、ハッシュタグをつけることで世界中のInstagramユーザに商品販売が可能になる点です。Instagramのユーザ数は世界で約5億人と言われているため、利用者が多いInstagramユーザに向けて販売を行うことができます。この機能が優れている点は、タグ付けされたページで別のウェブサイトに遷移することなくInstagramアプリ上で買い物ができることです。
Shopifyは様々な機能と連携することができ、また多言語・多通貨で買い物ができるプラットフォームのため、越境ECにも広く用いられています。
Shopifyの特徴
Shopifyは誰でも簡単にECサイトが構築できるECサイト構築プラットフォームです。Shopifyには次のような特徴があります。- 多言語・多通貨・各国の税率に対応しているため越境ECに便利
- カスタマイズが比較的簡単
- 豊富なSNSや決済手段を選択でき、連携が可能
- 決済方法が豊富
- バックオフィス機能がある
ShopifyとInstagramを連携する方法
ShopifyとInstagramを連携するためには、Facebookと連携していることが前提となっています。Instagramとの連携は申請すれば誰でも利用できるわけではなく、承認されることで利用できるようになります。連携方法については次のように説明されています。
Instagram連携を始めるために、以下の必要事項を確認してください:
- ShopifyストアにFacebookチャネルをインストールして、Facebook Shopの承認を受けてください。設定方法はこちら。
- Instagramのビジネスアカウントを取得してください(Facebookページとの連携後に設定できます)。
出典:ShopifyFacebookは世界で約20億人のユーザを抱えており、日本での月間ユーザ数は2,700万人がいることから、こちらも効果的な販売チャネルのひとつです。Facebook, Instagramなど複数のチャネルを使いわけることによって異なるユーザ層にリーチすることができます。
https://www.shopify.jp/blog/shopping-on-instagram
Facebookとの連携方法の手順はこちらに詳しく掲載されています。
ShopifyとFacebookの連携方法を大公開!
https://www.shopify.jp/blog/set-up-facebook
Instagramの特徴とユーザ特性
Instagramは画像や動画をメインとしたSNSのため、ユーザの視覚に効果的に訴えることができます。今ではInstagramをひとつの販売チャネルとしてマーケティングに活用している企業も多く存在します。Social Media LabがまとめているSNS別ユーザ特性のデータによると、Instagramは20代〜40代で利用者が多く、男女比でいうと過半数が女性という結果となっています。
このユーザ特性を生かして商品の販売を行うことも十分可能です。
ShopifyのInstagram連携で無視できないインフルエンサーマーケティング
Instagramには「インフルエンサー」という他のユーザに影響力のあるカリスマ性を持ったユーザがいます。インフルエンサーはあるジャンルの特定のユーザ層から絶大な人気のある人物で、インフルエンサーがチャネル上で商品を紹介したあとに販売数が伸びるということもあります。今回日本でもShopifyとInstagramが連携できるようになったため、Shopifyで販売されている商品をInstagramにおいてインフルエンサーに宣伝してもらうことで販売数を伸ばすことも不可能ではありません。
インフルエンサーはそれぞれ異なる特徴を持っているため、販売する商品に合わせて広告を行うインフルエンサーを選ぶと良いでしょう。
インフルエンサーマーケティングで気をつけること
Instagramに限ったことではありませんが、インフルエンサーを起用してSNSで広告を行う場合に気をつけなければいけないのが、広告ということを明示せずに宣伝を行う「ステルスマーケティング(通称:ステマ)」です。ステマは法的観点からも問題がありますが、いかにも宣伝と見られる投稿はむしろブランドイメージを落とす原因にもなり得ます。これを避けるためには、インフルエンサーに広告である旨を投稿に含めてもらうか、もしくは「#PR」というハッシュタグをつけてもらうなどして第三者に誤解を与えないことが大切です。
ステマの問題点については「ステルスマーケティングは終わりの始まり。ステマをやめて健全なマーケティングに取り組もう」で詳しく解説されています。
Instagramとの連携で販売効果を最大限に高めるためには?
ShopifyとInstagramを連携することでどのような効果があるのでしょうか。Shopifyのブログの中では、Instagramに関する以下の投稿があります。
参考:Shopify
https://www.shopify.com/blog/instagram-marketing
- 80% of users follow at least one brand on Instagram, with 60% of these users saying they’ve discovered a product or service through the platform.
- At least 30% of Instagram users have purchased products they discovered on Instagram.
- 65% of top-performing Instagram posts clearly feature products.
- Instagramの80%のユーザは少なくとも1つのブランドをフォローしており、そのうち60%のユーザはInstagram上で商品やサービスを見つけたことがある
- 少なくとも30%のInstagramユーザは、Instagram上で商品を購入した
- 優れたパフォーマンスを見せたInstagramの投稿の65%は、商品の特徴を明確に示している
しかし、ただInstagram上で漫然と投稿をしていれば必ず販売数が伸びるわけではありません。では、どのような投稿を心がければ商品の特徴を上手に伝えることができるのでしょうか。
こちらもShopifyのブログ記事で紹介されていますが、Instagramとの連携で商品を販売するために効果的な投稿の特徴について挙げられています。
- Lighter images performed better than darker ones
- More background or white space is preferred
- Images with bluer dominant colors performed over red dominant colors, and images with a single dominant color did better than those with multiple dominant colors
- Images that feature contrasting textures tend to generate more likes
- 明るい画像は暗い画像よりも優れたパフォーマンスを示した
- より多くの背景や空白が望ましい
- 赤色の支配色よりも青色の支配色を有する画像、また単一の支配色を有する画像は、複数の支配的な色を有する画像よりも良いパフォーマンスを示した
- 対照的なテクスチャを特徴とする画像は、より多くのLikeがつけられる傾向がある
まとめ
以上、ShopifyのInstagram連携についてまとめました。ShopifyとInstagramを連携することで世界中の5億人のユーザに向けた商品・サービス販売を行うことができるというメリットがあります。Instagramのユーザ特性も理解したうえで、インフルエンサーを起用したデジタルマーケティングなどを戦略的に行うことで商品やサービスの売上を伸ばすことが期待できます。
Instagramで優れたパフォーマンスを示している投稿には次のような特徴があることから、投稿をする際のヒントとして参考にしても良いかもしれません。
- 明るい画像は暗い画像よりも優れたパフォーマンスを示した
- より多くの背景や空白が望ましい
- 赤色の支配色よりも青色の支配色を有する画像、また単一の支配色を有する画像は、複数の支配的な色を有する画像よりも良いパフォーマンスを示した
- 対照的なテクスチャを特徴とする画像は、より多くのLikeがつけられる傾向がある
Shopifyをすでに利用されている方はハッシュタグをどんどんつけてInstagramに投稿してみましょう!