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「オムニ7」は特典いっぱい!セブンミールもサイトとアプリで簡単注文

オムニ7はセブン&アイのオムニチャネルサービスとして2015年にスタートしたオンラインサービスです。
ネット通販や店舗による「お届けサービス」、グループ以外の店舗によるモール型通販を実施しており、様々なチャネルで顧客と接点を持てるオムニチャネルを採用したことで話題となりました。

日用品から家電、セブン&アイグループで扱っている商品をネットショッピングで購入できるため、食品も買うことができます。
特に人気が上がってきているのがセブンミールです。好きな時に注文、店舗受け取りや配送を選択可能なセブンミールをはじめとした、オムニ7での購買について解説します。

オムニ7とは:会員数から実施サービスまで

セブン&アイのオムニチャネルサービス、「omni7(オムニセブン)」は、さまざまな商品を扱う総合通販サイトです。
オムニ7は、通販サービス、店舗からの「お届けサービス」、セブン&アイグループ以外の店舗による「omniモール」の3つに分類することができます。

オムニ7のサービス:アカチャンホンポなどのネット通販

オムニ7では、

  • セブンイレブン「セブンネットショッピング」
  • 西武・そごうのe.デパート
  • イトーヨーカドーネット通販
  • アカチャンホンポネット通販
  • ロフトネットストア
といった各通販サイトを、横断的に利用することができます。
「7iD会員(旧オムニ7会員)」に一回登録するだけで、これらの通販を利用可能。つまり、欲しい商品のカテゴリごとにIDを登録したり、別のサイトに何度も遷移する必要がありません。


オムニ7のサービス:店舗のお届けサービス

通販ではなく、実店舗のお届けサービスも実施しています。

  • セブンイレブンのセブンミール
  • イトーヨーカドーのネットスーパー
  • デニーズ出前・テイクアウト
という3種類のお届けサービスが実施されています。
なお、一部の店舗では自宅配送ではなく、店舗受け取り制が導入されています。


オムニ7のサービス:ニトリやさとふるまで「omniモール」

「omniモール」は、セブン&アイグループ以外の店舗が出店する、モール型の通販サイトです。オムニ7がサービスをスタートさせた2015年から2年後の、2017年11月から提供されています。
家具を取り扱うニトリや、Super Sports XEBIO(スーパースポーツゼビオ)、Victoria(ヴィクトリア)といったスポーツ系、アウトドア系用品を扱うショップのほか、ペット用品、ファッションアイテム、ふるさと納税サービス「さとふる」や、体験ギフト、クラウドファウンティングサービス、ハウスクリーニングなど幅広いジャンルの出店が特徴です。

omniモール
https://www.omni7.jp/general/static/omnimall



オムニチャネルとは:オムニ7の意味

オムニ(omni/すべて)とチャネル(channel/経路)からなる「オムニチャネル」は、すべての顧客接点を購買へと結びつけるというマーケティング戦略です。
近年では、もっぱらネット通販と実店舗など、インターネットと実店舗の融合的施策やマーケティング戦略をいいます。
オムニ7は、セブン&アイグループすべての店舗が一体となってそれぞれの顧客を共有しあい、あらたな購買を生み出すと意味において、オムニチャネル的戦略を展開しています。


オムニ7の会員登録数

オムニ7の会員登録数は、2018年2月の段階で777万人を突破したという発表がありました。
オムニ7がサービス提供を開始したのは2015年11月で、2017年8月までに会員登録数500万人突破という発表がされていたため、順調な増加を遂げているといえます。


オムニ7の評判は?特典や優待で利用促す

オムニ7では、7iD会員にマイルプログラムを提供し、ランクに応じて特典や優待をおこなっています。

セブンマイルプログラムとは

セブンマイルプログラムは、

  • セブン・イレブン
  • イトーヨーカドー
  • 西武・そごう

が対象店舗となっているマイレージ制度です。
対象店舗で買い物をするたびに付与されるマイルの累積は、3ヶ月ごとにリセットされる仕組み。マイル数に応じてランクが定められ、電子マネーとして使える「nanacoポイント」などの特典が付与されます。
コンビニやスーパー、百貨店で共通して貯められること、さらに貯めたマイルを電子マネー(=現金化)として活用できるこの制度は、幅広い層にメリットとして受け入れられやすいといえるでしょう。
従来のショップカードやポイントカードは、

  • 20個集めて500円割引
  • 15個集めると粗品プレゼント
など、店舗限定であったり、ちょっとしたおまけ的な要素が強かったりしていることがほとんどです。有効期限がないカードでもメリットを感じずにある程度使わなくなったら処分してしまう、そもそもカードの発行を断るという人も多いでしょう。

一方、セブンマイルプログラムは3ヶ月という短いタームながら、多店舗で総合的に貯めることができる制度を整備することで、ユーザーの利便性やお得感を創出しています。
短い期間でランクが累積がゼロに戻されることで、リセット前にまとめて買い物をするよう購買を促進させる効果もあります。


セブンマイルプログラムのメリット1:データの活用可能性を広げる

店舗側におけるこうした横断的なマイルプログラムのメリットには、

  • 顧客データの管理が容易になる
  • 購買記録活用の可能性が広がる
という点が挙げられます。

セブンマイルプログラムによって、各ユーザーが3ヶ月の間に購入した金額が分かり、コンビニ、スーパー、百貨店それぞれの利用率を知ることができます

各ユーザーの3ヶ月ごとのデータを分析する、店舗形態ごとの顧客データをチェックするなど、データの活用性が大きく広がるため、より的確なマーケティングをおこなうことが可能になります。
消費者へのサービスに思われるポイント制度やマイルプログラムは、実はさまざまなデータを一括で管理できるという店舗側のメリットも生み出しているのです。

なお、現在はセブン&アイグループ以外の店舗で形成されている「omniモール」での買い物には、マイルの適用がありません。nanacoポイントのみ利用が可能となっています。


セブンマイルプログラムのメリット2:アクションマイルによって拡散効果を狙う

セブンマイルプログラムのもう一つのメリットは、宣伝効果です。
セブンマイルは買い物をする以外にも「アクションマイル」という取得方法があります。これは、

  • オムニ7が発信するコンテンツへ「いいね」を押す
  • オムニ7の情報をSNSでシェアする
というアクションによって貯められるようになっています。
コンテンツへの好意的なアクション(いいね)と、FacebookやTwitterといったSNSへのシェアは、どちらも1日1回のみの加算条件が定められており、恒常的な宣伝拡散効果が見込めるようになっています。


店舗受け取りも配送も!オムニ7のセブンミール

オムニ7の一つのサービスとして「セブンミール」があります。
セブンイレブンの商品を24時間いつでも好きな時に注文し、受け取り方法を選べるため、共働き家庭を中心に支持されています。

セブンミールの特徴:ミールキット

セブンミールは、1商品のみから、365日24時間いつでも好きな時に購入が可能です。
食品やアルコールを飲料だけでなく、カット済み食材がセットになった「ミールキット」、日替わり弁当や、日替わりおかずセットなどを取り扱っているのが特徴です。

特に、ミールキットは、便利でありながらレンジで温めるだけのレトルト食品よりも手抜き感がないとして、共働き家庭からよく購入されている商品です。
調理時間20分で2品が作れるよう、オムニ7では、週ごとにミールキットのレシピをウェブで公開しています。

セブンイレブンのミールキット ウェブ限定!簡単レシピ
https://7-11net.omni7.jp/general/501/mkrecipe



セブンミールの特徴:店舗か自宅受け取りを選択可能

セブンミールは、注文した商品を

  • 店舗受け取り
  • 自宅配送
のいずれかで受け取ることができます。
受け取り店舗は全国のセブンイレブンから20店舗までを登録可能。通勤状況や家族構成に合わせて、

  • 会社で昼休み中に注文、通勤経路のセブンイレブンで受け取り
  • 自宅近くや保育園近くのセブンイレブンを複数登録して臨機応変に受け取り
  • 実家近くのセブンイレブンを登録し、親の代わりに注文する
といった使い方ができるようになっています。


オムニ7セブンミールは3,000円以上で配送料無料

セブンミールでは、自宅や職場付近のセブンイレブン1店舗を登録し、そこから自宅あるいは職場へ直接配送を依頼することも可能です。
個別配送は購入金額1,000円以上から可能で、3,000円以上で配送料が無料になる仕組みです。
一週間ごとにまとめ買いをしたり、味噌や醤油、ペットボトル飲料など保存のきく重い荷物を注文する時などに活用されているようです。

スマホからも簡単!オムニ7アプリについて

スマホから簡単に利用できるアプリには、バーコード検索や無料Wi-Fiスポット利用という特典などが機能として搭載されています。
ちなみに、

  • オムニ7アプリ
  • セブンイレブンアプリ
  • イトーヨーカドーアプリ
  • 西武・そごうアプリ
の4つのアプリは、同一の会員ID、パスワードで利用できるようになっており、一つの7iDで利用可能です。
店舗側は、セブン&アイグループ各社のアプリとサイトを一つのIDで紐付けることによって、より効率よくデータ収集、活用できるようになっています。

オムニ7アプリ
https://www.omni7.jp/general/static/omniadl/


オムニ7アプリの機能:バーコード検索

バーコード検索は、スマホカメラで商品のバーコードを読み取って情報を検索する機能です。
アプリではこの検索機能を使ってオムニ7サイト内の価格、在庫をチェックできるほか、そのままページ遷移することなく購入も可能です。

オムニ7アプリの機能:無料Wi-Fiセブンスポットの利用

アプリをインストールしていると、セブン&アイグループの店舗から提供される無料Wi-Fiスポット「セブンスポット」を、1日3回(1回最大60分)Wi-Fiスポットを利用することができます。
利用にあたっては、アプリのインストールにくわえて7iD会員登録をすませておく必要があります。

オムニ7アプリの機能:nanacoポイントの利用

アプリからの買い物に、1ポイント1円のレートでnanacoポイントを使うことができます。
また、買い物金額に応じてnanacoポイントをアプリに貯めることも可能です。




欲しい時に欲しいものをすぐ購入できる総合サイトの強み

通常の通販サイトは食料品を扱うサイト、ファッションアイテムを扱うサイトなどに分割されています。ブランドを幅広く網羅するファッションの総合サイトはたくさんあっても、食料品からコスメ、スポーツ用品まで一回の注文で購入できるサイトはそれほど多くありません。

オムニ7は、それらを網羅する総合サイトという立ち位置にくわえて、ミールキットや弁当、おかずセットなど暮らしの「食」に直結したサービスを実施していることが大きな特徴です。いわば、総合サイトであるAmazonよりも、暮らしに近く普段の消費行動に直結した存在といえるでしょう。
セブン&アイグループという巨大な連携が、こうした強みを生み出しています。

まとめ

日々の買い物から百貨店でのショッピングまで、日常のさまざまなシーンを丸ごと網羅しているオムニ7。グループ店舗以外のモール型ECも備えており、今後どのようにマーケティングが展開されていくか、要注目といえます。

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