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クックパッドとAmazonフレッシュが連携。サービス概要や他のM&A事例を紹介

「クックパッドとAmazonフレッシュが連携したらしいけど、どんなサービスなんだろう」

と思っている方。

2018年4月、クックパッドは「Amazonフレッシュ」と連携して「プレミアム献立」サービスを開始しています。

このサービスを利用すると、時間が無くても献立に悩むことなく、かつ手軽に食材を自宅まで配送してもらうことが可能です。

とはいえ、具体的にどのようなサービスなのかわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、
の順にお伝えします。
新しいサービスを理解するのはハードルが高そうに感じますが、概要を押さえることは難しくありません。

まずはこの記事で、クックパッドとAmazonフレッシュが提供する新サービスについて知りましょう!


クックパッドとAmazonフレッシュ連携の概要

クックパッド」と「Amazonフレッシュ」は2018年4月16日から、有料会員向けレシピ「プレミアム献立」で使用している食材を、サイト内でそのまま購入できる新サービスを開始しました。

「プレミアム献立」は、毎週日曜日に1週間分のレシピを献立リストとして提供するもの。今回の連携により、献立で使用する
  • 野菜
  • 調味料
などを、Amazonフレッシュのショッピングカートにまとめて追加、購入できるようになりました。

利用上の注意点は、
  1. スマートフォンでのウェブ、PCから利用可能(アプリは対象外)
  2. 利用するには、AmazonプライムおよびAmazonフレッシュへの登録が必要
  3. 配送対象エリアはAmazonフレッシュの配送地域に準じ、東京都、神奈川県、千葉県の一部地域
の3つです。

Amazonフレッシュは2時間ごとに配送時間を指定でき、対応エリアなら最短4時間で商品が届きます。
  • 通勤時や仕事の合間に食べたいものを調べて、帰宅のタイミングで食材が届くように注文する
  • 子どもの世話で外出できなくても、手が空いた時にレシピを調べ、夕方に届くように食材を注文する
など、少しでも買い物の手間を減らしたい方にとって便利なサービスです。

これまでネットで献立を調べていたユーザーは、改めて食材を検索し直す手間がなくなります。

クックパッドの調査をまとめた「2016年おうちごはん白書」によると、毎日の献立に悩む人がいる一方、多くが
  • 買い物に時間がかかる
  • 必要な食材を買い忘れる
  • 買いたい食材を探すのが大変
など、買い物面でも負担を抱えています。

今回の提携の狙いは、献立提案から食材購入まですべてをサポートし、両社のサービス利便性アップにつなげることです。

次は「Amazonフレッシュ」と「プレミアム献立」の詳しい概要をお伝えします。

「Amazonフレッシュ」は忙しいファミリー層向けの食材配送サービス

AmazonフレッシュはAmazonの有料会員「Amazonプライム」に加入すると利用できるサービスで、2017年4月21日にサービスを開始。生鮮食品や日用雑貨のほか、専門店の食材なども取り扱っています。

Amazonフレッシュを利用するメリットは、
  1. 食材や日用品まで幅広く購入できる
  2. 最短4時間で配送してくれる
  3. 午前8時~深夜0時まで2時間ごとの希望時間帯で配達を指定できる
  4. 最長28日先まで日付指定ができる
の4つです。

Amazonフレッシュは、忙しくて買い物をする時間がないファミリー層に支持されています。
食品・飲料事業の売り上げ規模は、取り扱いを始めた2012年からすでに4倍以上に成長しました。しかしながら、日本で食品や飲料を購入するさいにネットショップを利用する比率は、まだ2%にとどまっているのが現状です。

そのためAmazonは「まだ工夫すれば伸びる余地がある」と考え、食品事業を通じてプライム会員を増加させていくことを目標に掲げています。

画像出典:Amazonフレッシュ



次は、クックパッドの「プレミアム献立」についてお伝えします。

クックパッド「プレミアム献立」は美味しい献立を1週間分まとめて提供してくれるサービス

「プレミアム献立」は、旬の食材を使った手軽でおいしいレシピを1週間分、献立リストにしてくれるサービスです。週の献立は毎週日曜日に提供されます。

クックパッドプレミアムサービス会員向けの機能の1つで、月額280円で登録できます。

プレミアムサービス会員になると「プレミアム献立」をはじめ、
  • 人気順検索
  • 殿堂入りレシピ
など、クックパッドにある全ての機能を利用することが可能です。

日々の献立への悩みを解決してくれるだけでなく、レシピは栄養面も考慮されているため、健康に関心を持つ人にも支持されています。
次は、Amazonとクックパッドのような、企業どうしの強みを活かした業務提携やM&Aの事例についてお伝えしますね。

企業の強みを活かしあった業務提携やM&Aの事例

企業の強みを活かしあった業務提携やM&Aの事例として、
  1. コンビニでツアー取り扱いを実施「ファミリーマート」と「エイチ・アイ・エス」
  2. 海外のたばこ事業を次々と買収して販路を拡大「JT(日本たばこ産業)」
  3. 意外な組み合わせでブランディング強化「ビックカメラ」と「ユニクロ」
の3つをご紹介します。

1. コンビニでツアー取り扱いを実施「ファミリーマート」と「エイチ・アイ・エス」

ファミリーマート」と「エイチ・アイ・エス」は2015年、東京オリンピックの開催に向けてインバウンド消費が拡大することを見越して業務提携をしました。

業務提携の目的は、それぞれ以下の通りです。
  • ファミリーマート:質の高い店舗サービスを提供すること
  • エイチ・アイ・エス:世界各国の重点エリアにおいて販売拠点を拡大すること
具体的な提携内容は、
  • ファミリーマート店内に、エイチ・アイ・エスが運営するツアーデスクを設置する
  • ファミリーマート店内のマルチメディア端末「Famiポート」によるツアーの取り扱い
  • インバウンド客に対して日本国内のファミリーマート店舗への来店PR
  • 海外のファミリーマート店舗における訪日旅行商品の販売
などです。

2. 海外のたばこ事業を次々と買収して販路を拡大「JT(日本たばこ産業)」

JT(日本たばこ産業)」は、1999年に「米RJRナビスコ」の海外たばこ事業を買収し、
  • 積極的なブランディング
  • パッケージを一新
などで知名度を上げ、海外市場でそれまでの約10倍のたばこを売り上げることに成功しています。

さらに2007年には英たばこ大手「Gallaher(ギャラハー)」を、2015年に米国でたばこ2位だった「レイノルズ」の一部事業を買収しました。

たばこへの需要が減少する中、海外の同業企業を買収することで販路を拡大し、売上を維持しています。

3. 意外な組み合わせでブランディング強化「ビックカメラ」と「ユニクロ」

2012年9月に「ビックカメラ」と「ユニクロ」が提携し、新宿駅東口に「ビックロ」をオープンしました。

ビックロのコンセプトは「素晴らしいゴチャゴチャ感」。家電と洋服をはじめ、なんでもそろう専門店の集合体であることが売りです。

両社がそれぞれもつ「ファッション」と「家電」のノウハウを組み合わせることで、これまでにない新しいタイプの店舗として注目を集めました。

互いの強みを活かしあうパートナーで、さらなる売上アップへ

ここまで、クックパッドとAmazonフレッシュが連携した新サービスについてお伝えしました。

おさらいすると、新サービスはクックパッドの有料会員向けレシピ「プレミアム献立」で使用している食材を、サイト内でそのまま購入できるものです。

プレミアム献立は、旬の食材を使った手軽でおいしいレシピを1週間分、献立リストにして提供するサービスです。献立の悩みを解決するだけでなく、
  • 買い物に時間がかかる
  • 必要な食材を買い忘れる
  • 買いたい食材を探すのが大変
などの課題解決を目的としています。

クックパッドとAmazonフレッシュの連携は、お互いの持つ強みを活かし合い、利用者にとってさらに便利なサービスの提供を実現しました。

事業提携やM&Aの事例でお伝えした通り、企業どうしが連携すると、それまでできなかった新しいサービスや価値を生み出すことが可能です。

他社との連携を考えるさいは、まず自社の強みを洗い出すことからはじめてみてください。

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この記事を書いた人
黒田剛司
大阪市立大学商学部を卒業後、新卒で独立。学生時代に身につけた経営・流通・マーケティングなどの知識を活かし、コマースについて幅広いジャンルで執筆。また、サイト制作やWebメディア運営も請け負っており、IT系の記事作成も可能。無類の動物好き。