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店舗とECの総合力でオムニチャネルを味方につける~1/28セミナーレポート~

セブン&アイホールディングスが「オムニ7」をリリースしてから、「オムニチャネル」という言葉がより一般的になってきました。しかし、オムニチャネルの本質はまだまだサービスを提供する企業側にも浸透していないのではないでしょうか。
エスキュービズム・テクノロジーが開催したセミナー「店舗とECの総合力でオムニチャネルを味方につける ~『DECIDE™ OMNI』が描く買い物の未来~」は、改めてオムニチャネルの考え方をお伝えする場となりました。

第一部 「日常からオムニチャネルのヒントを見つける方法」

 株式会社電通 デジタルマーケティングセンター EC&システムソリューション部
 プランナー 高崎真梨子(第51回宣伝会議賞グランプリ受賞)

高崎氏は日常の不満からヒントを得る方法で、つかみにくい「オムニチャネル」の考え方を提示されました。
人気で品薄だったアイスクリームを、コンビニやスーパーを何軒も探して歩いたことを例に挙げ、手に入りにくい製品を買いやすくするために、在庫情報と在庫店舗が表示されていれば効率よく購買ができる。これもオムニチャネルの考え方です。
消費者としての実体験を元にした考え方は、参加者の方にも伝わりやすいものでした。

また、海外での最新オムニチャネル事例、最新アプリの紹介などもまじえて、多方面から解説されました。
オムニチャネルはトレンドワードではなく、顧客接点の多様化を包括する言葉であり、考え方であるということが伝わった内容でした。



第二部 オムニチャネル視点から見たDECIDE™の生かし方

株式会社エスキュービズム・テクノロジー
ソリューション事業部 マーケティングアーキテクト 岩井源太

O2Oとオムニチャネルの違いを改めて説明するところから、丸善ジュンク堂や三城コーポレーションなど、オムニチャネル化を成功させた事例を紹介し、参加者が自社でオムニチャネルをどのように構築するかのヒントを提示しました。

DECIDE™OMNIは、ターゲットに購買しやすいタイミングで、有効な情報を伝えることができるツールです。
具体的には、「ECサイトで数ヶ月前に化粧水を買ったお客様が、実店舗でファンデーションを購入。帰りの電車内で「化粧小物をおススメするメール」が届いた」というように、ターゲットに有効な情報を確実に届けることができます。

「誰に」「いつ」「情報を伝えるか」を明確にすることが、オムニチャネル化につながる、とまとめられました。

今後もセミナーは随時開催してまいります!
ぜひチェックをお願いいたします。

セミナー・展示会情報
http://tech.s-cubism.jp/seminar/