オムニチャネルの第一歩!ECサイト・実店舗を成功に導く3つの共通点
オムニチャネルという言葉を最近よく耳にするようになりました。このブログでも過去に何度かオムニチャネルについて取り上げて紹介しています。
今回は、オムニチャネルに取り組む企業ならほぼ持っているチャネル、「ECサイト」と「実店舗」の3つの共通点から、オムニチャネルの第一歩を成功させるポイントについて考えてみようと思います。
夏が近づくと扇風機や冷たいタオルなどの暑さ対策グッズ、秋冬にはマフラーや繰り返し使えるカイロなどの防寒グッズが特集されたり、その時期に合わせて商品が展開されています。
時期に合わせて売りたい商品、よく売れる売れ筋商品を「ファーストビュー」に置くことで、その商品を探していたお客様にとっては『商品を探す手間が省けて嬉しい』るという顧客体験を提供することができます。
そうでないお客様に対しても視界に商品を入れることで、商品に興味を持ってもらえるきっかけになるかもしれません。
ECサイトでも同様に商品をかごに入れる動作をボタンを押すことで行います。
ECサイトと実店舗を両方を持つ企業では、それぞれが別の事業部で運営されており、お互いがお互いの現場の状況をわかっていないことも少なくありません。相互に協力し、お互いのメリットをうまくいかして運営を進めて行くべきではないでしょうか。
今回は、オムニチャネルに取り組む企業ならほぼ持っているチャネル、「ECサイト」と「実店舗」の3つの共通点から、オムニチャネルの第一歩を成功させるポイントについて考えてみようと思います。
1. 売りたい商品は「ファーストビュー」に置く
ECサイトでも実店舗でも、いま売りたい商品を「ファーストビュー(一番はじめに見る場所)」に置きます。「梅雨対策アイテム」コーナーとレイングッズコーナー(※1)
全国的に梅雨入りした今の時期では、様々なところで雨具を見かけることが多いと思います。ECサイトではトップページにレイングッズ特集ページへのバナーがあったり、実店舗では通りに面したコーナーや出入り口付近にレイングッズコーナーが設置されている場合が多いです。夏が近づくと扇風機や冷たいタオルなどの暑さ対策グッズ、秋冬にはマフラーや繰り返し使えるカイロなどの防寒グッズが特集されたり、その時期に合わせて商品が展開されています。
時期に合わせて売りたい商品、よく売れる売れ筋商品を「ファーストビュー」に置くことで、その商品を探していたお客様にとっては『商品を探す手間が省けて嬉しい』るという顧客体験を提供することができます。
そうでないお客様に対しても視界に商品を入れることで、商品に興味を持ってもらえるきっかけになるかもしれません。
2.「買い物かご」は常に肌身離さず
ショッピングセンターや大型衣料品店では、商品をかごに入れて持ち歩くと思います。ECサイトでも同様に商品をかごに入れる動作をボタンを押すことで行います。
無印良品、Zoff、Amazon、ZOZOTOWNの「カート」ボタン(※2)
ECサイトでは、かごに入れるボタンが右上にあることが多いです。なぜ右上なのか、どこのECサイトが始めたのかははっきりとわかっていませんが、”常にかごに入れるボタンが右上にある”ということは、常に肌身離さずにかごを持って歩いているのと同じような意味を持つのではないでしょうか。3.あともう一品!「ついで買い」をさせる見せ方
いかに客単価をあげるか、購入点数を多くするかが店舗運営の課題でもあります。お客様がついつい買ってしまうようなシチュエーションを作り出し、うまく「ついで買い」してもらうことが重要です。送料無料までに足りない金額を表示して「ついで買い」へと誘導(※3)
ECサイトでは、購入画面の手前であと◯◯円で送料無料!と表示して足りない金額と同じような価格帯の商品へ誘導したり、商品の画面でレコメンド商品を表示してもう一品をかごに入れてもらえるように工夫しています。レジ周りに小価格帯の商品を陳列(※4)
実店舗では、レジまわりに小物やおやつなどの購入しやすい数百円の商品を置くことで、これも買っておこうと思わせる工夫をしています。さいごに
このほかにも、ECサイトと実店舗を成功に導く共通点はたくさんあると思います。ECサイトと実店舗を両方を持つ企業では、それぞれが別の事業部で運営されており、お互いがお互いの現場の状況をわかっていないことも少なくありません。相互に協力し、お互いのメリットをうまくいかして運営を進めて行くべきではないでしょうか。
画像引用元
この記事を書いた人
浜田 友世
エスキュービズム・ホールディングス WEB戦略室にて、デザイン・マーケティングを担当。自社製品プロモーションサイトやオウンドメディア、販促物などのディレクションやデザインを手がけています。