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無料の衝撃 Googleショッピングの破壊力

10月28日 
Googleは複数のオンラインショッピングサイトの価格情報を比較できるサービス
Google ショッピング」日本版のサービスを開始しました。


検索ボックスにキーワードを入力すると、Googleが提携するオンラインショップで販売されている
商品名や画像・価格が一覧表示されるサービスです。


EC業者の立場からすると
グーグルのサービスは、楽天・Yahoo・カカクコムと違い、
月々の出店料や売買成約料・広告費などが一切かからず、無料で利用することが可能。
モールやポータルサイトなどの制約に縛られることなく、新規ユーザーの獲得ができますし、


一般ユーザーの立場からすると
楽天・Yahoo・アマゾンをいちいちチェックすることなく、サイト横断的に価格比較や商品比較が簡単にできます。


早速、発表と同時にカカクコムの株価が下落
東証1部の下落率でも上位になるほどの影響力でした


また、Googleショッピングをアクセスしてみて
サイトをご覧になった方は、違和感を感じたかもしれません。
(私だけかもしれませんが)


欲しいものを検索したときに、検索にひっかからない商品があります。


それは『楽天』ショップの商品です。


例えば、楽天でも人気のレディースファッション 今売れ筋の『ブーツ』で検索してみると
正直な話、今まで見たことがないような商品がずらっと出てきます。


今後、Googleショッピングを利用するユーザーが広がっていくと
カカクコムや楽天に出店している店舗さんに、少なからず影響がありそうです。


逆の立場からすると、今まで集客に苦労していた自社サイトに関しては
このサービスを上手く活用することで、大量の新規ユーザーを獲得できる可能性があります。
EC業者にとっては、朗報といえるかもしれません。




エスキュービズムにとっては、Googleショッピングのサービスの影響もあり
今後、更にEC構築やSEOを強化した自社サイト構築の問い合わせが増えそうな風向きですので
Googleショッピングの話題から、しばらく目が離せなさそうです。




蛇足ですが・・・。


なぜ楽天だけ検索されずに、Yahooショッピングの商品は検索されるのかと思って調べたところ
こんな記事に行き当たりました。

ちなみに米Googleではアマゾンの商品は検索されないようです。
日本だけでなく、海外でもグーグルショッピングは大きな影響を与えているようです


Google・Yahoo・楽天
各社色々な思惑もあると思いますが、日々頑張っている楽天の店舗さんはたまったものではないですね