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スマホアプリ開発に必要なノウハウをお届け!SEO対策の労力を削減するメリットも

昨今様々な企業がアプリ開発に力をいれています。
少し前まではアプリの主流はゲームでしたが、今ではECサイトやキュレーションメディアなどがアプリケーション市場をけん引しています。
アプリという言葉はスマートフォンアプリの略称として使われる場合が多くなっていますが、本来はOS上で動くアプリケーション全般を指します。

アプリはスマホアプリの言葉?いやWebアプリもアプリです

冒頭で簡単に触れましたが、アプリという言葉はスマートフォンでも、PCでもOSの上で動けばすべてアプリになります。そのためPCで動くエクセルもアプリですし、iphoneアプリのfacebookもアプリです。
もともとアプリ開発は最初にWebアプリを開発して、人気が出てきたらスマホアプリを開発するという流れが一般的でしたが、スマホ市場の拡大からWebアプリ開発をせずに先行してスマホアプリを開発するパターンが増えてきました。
そのため今回はWebアプリ開発よりもスマホアプリ開発に重点を置いて紹介していきますが、Webアプリ開発も必要な事は変わりありません。
ただしWebアプリに多くの時間をかけられない場合もあると思われるので、今回はまずWebアプリを簡単に作成するプラットフォームを紹介した後、スマホアプリについて紹介します。

便利なWebアプリ開発プラットフォーム

OSによってアプリ開発に使うプログラミング言語は異なるため、想像以上に開発コストが膨らむ場合があります。
特にWebアプリよりスマホアプリに力を注ぎたい場合は、開発用のプラットフォームやツールなどを積極的に使って短期間でWebアプリを完成させましょう。無料版、有料版ありますが、しっかりとしたアプリを作りたい場合は有料版を使う方がおすすめです。

Monaca

アプリ開発プラットフォームと言えば、Monacaが有名です。このMonacaはHTMLやCSSでアプリを作れるため、開発ハードルが低く、初心者の方でも学習コストが抑えられるのがメリットです。

yappli

ブラウザからドラッグ&ドロップでアプリ更新ができるため使いやすさは抜群です。
導入実績が豊富で大手企業がクライアントな点も安心できます。



Webアプリ開発にはこのような便利なプラットフォームがありますが、Webアプリ市場の伸びは落ち着きだしているため、市場規模という意味ではスマホアプリ市場に資金や時間を投下した方が正しい戦略と言えます。

スマホアプリ開発のメリットは何?

アプリを開発すると企業にとって何がメリットなのか?まずはSEOの影響を受けないという事です。
自社のWebサイトやWebアプリケーションを開発したらまずはユーザーの皆さんに見てもらう必要があります。
そのためにはgoogleやyahooの検索エンジン(注※)から高い評価をもらって、上位表示してもらわなければいけません。
注※yahooはgoogleの検索エンジンを使っているため実際はすべてgoogleの検索エンジンです。

SEO対策の労力が減る

googleの基準は充実したコンテンツを提供しているサイトを高く評価する傾向にあります。
検索エンジンはHTMLを読んで、コンテンツを分析しますが、WebアプリのHTMLタグ内は比較的、情報が少ない傾向にあります。
機能重視のためHTMLタグ内の情報は少なくて当然なのですが、これでは残念ながら上位に表示されづらくなります。その結果、日の目を見る前にサービスを終了してしまうことがあります。

そのためWebアプリで勝負する場合は、何らかの方法でSEO対策をする必要がありますが、スマホアプリの場合は一度ダウンロードしてもらえれば、アイコンがスマートフォンに残ります。ダウンロードしてくれたユーザーの目にはいつもとまりますし、SEOを意識する必要がないため、すべての労力をアプリ機能の拡張や改善に注ぐことができます

プッシュ通知でダイレクトにお知らせ

スマホアプリの場合はサイト情報を更新した場合にプッシュ通知でアプリにバッチを表示させることができますが、Webアプリケーションの場合は更新した情報を見続けてもらうことがなかなか難しいのがデメリットです。
たいていはメールを使った登録ユーザーへの情報発信やSNSで繋がりによる情報発信で更新情報を見続けてもらうようアプローチしています。ただし残念なことに、これらの情報発信は他の情報に埋もれてしまうという難点があります。

最近のサービスはどれもメールアドレス入力が求められるため、メールボックスにたくさんのメールが届きます。そのためどれだけメールで情報発信してもメール自体を気付いてもらえないことが多いでしょうし、そもそも登録用に取得した捨てメールアドレスを登録されてしまっているかもしれません。
twitterやfacebookで繋がりを持ってもタイムラインに流れる情報が多すぎて流し読みされてしまいます。

一方スマホアプリであればプッシュ通知1つでユーザーに閲覧を促すことができます。プッシュ通知が表示されると内容が気になりますし、この通知を消したいという思いからついついユーザーはアプリを開いてしまいます。

何よりもスマホ市場が伸びている

スマホアプリの市場は増加傾向にあります。アプリのユーザー数が増えていますし、ユーザー当たりアプリを利用する時間も大きく増加しています。
特に若い世代はWebよりもスマホアプリを見る時間の方が多い傾向にあります。スマホアプリに対する抵抗が低い世代を上手に取り込めば確実なアクティブユーザーを獲得できるでしょう。

参考:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc252310.html

スマホによってアプリは違う?

一言でスマホアプリと言ってもアプリ1つを作っただけではすべてのスマートフォン、タブレットでは動きません。
現在、スマホやタブレットのOSはAndroidとiOSと2種類あるため、たくさんの方々に見てもらいたいのなら、1種類のアプリを作る場合でも最低限としてAndroid用アプリとiOS用アプリを作る必要があります。
Androidはgoogleが開発したLinuxベースの携帯端末用プラットフォームで、日本ではNTTdocomoのXperiaが有名なAndroidスマートフォンです。AndroidスマートフォンではAndroidアプリしか動かすことができません。
一方、日本でスマートフォンと言えばiPhoneと言われるぐらい国内市場シェアは圧倒的にiPhoneが高いです。iPhoneはiOSというAppleが開発したOSを搭載していますのでiOSアプリでないと動きません。
このAndroidアプリとiOSアプリの違いですが、大きく言うとアプリを開発するために使うプログラミング言語が違います。

Android版アプリ開発の環境構築

Android開発ではプログラミング言語はJavaを使います。AndroidアプリはOS関係なくどのPCでも開発ができます。そのためお手元にPCがあれば、そのPCで開発ができます。

Androidの開発環境を構築するためにはまずJDKをインストールします。これはJavaの商標権を持つOracle社のホームページからインストールが可能です。これでJavaの開発環境は整いました。
次にAndroid開発に必要なAndroid SDKとEclipseをインストールします。Eclipseはアプリに限らず、Java開発を行う開発環境としてはとても優れていて、Java開発はたいていEclipseで行います。
最後にAndroid仮想デバイスをインストールします。これをインストールすることで実際のスマートフォンでの動作をPC上で再現できるため、アプリリリース後との齟齬が発生しづらくなります。アプリ開発には必要な作業です。
以上でAndroidの開発環境は構築できます。

iOS版アプリ開発の環境構築

次にiOS開発ですが、iOSは基本的にObjective-Cを使います。基本的にと加えているのは、最近、iOS用にアップルが開発したswiftという言語でもiOSアプリが作れるようになったためです。
どちらの言語を使うにしてもiOSアプリを開発するためにはMacを用意してください。それ以外のPCでは原則開発できません。
次にMacに付随しているXCODEという開発環境をインストールしてください。
これで開発が開始できます。
Androidと比べると簡単に開発環境の構築ができます。

予算に余裕がある場合は外注がベター

アプリ開発を独学で行うことは可能ですが、システム開発が本業でない場合はやはり学習コストがかかりますし、ノウハウがありません。
そのため、予算に余裕がある場合はシステム開発会社に依頼して作ってもらう方が得策です。
タイトな納期や途中で設計変更を行うと、コストはどんどん膨らんでいくので、そこだけは気を付けましょう。

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