【担当者必見】ECサイト運用にLINEを活用するために
「メルマガ配信の効果って最近薄れてきたよな。でも、SNSはうまく活用できていないし…。」
このように考えているECサイト担当者の方
ECサイト運営において、いまやSNSの活用は必須と言っても過言ではありません。
うまくSNSを利用すれば、googleや楽天、yahooなどに頼らずに御社のネットショップにより多くの顧客を集められますよね。
そこでこの記事ではSNS運用の中でも、特にLINEの活用方法について解説をしていきます。
・ECサイトが使えるLINE活用の選択肢
・LINE@のメリット、具体例の詳細
について、ご説明します。
SNSを使って、ECサイトのマーケティングをしたい
スマホユーザーに向けた集客・販促を強化したい
もっとタイムリーにECサイトの情報を発信したい
ECサイト運営にLINEをもっと活用したい
このように考えているかたに参考になるように、この記事は書かれています。
ECサイトにLINEを活用するのは一見新しくて、手が出にくいという話もよく聞きます。ただ、実際は難しいものではありません。それを実感するためにも、まずはご一読ください!
LINEをECサイト運用に活用するためには
ECサイト運用にLINEを活用するには、
1、LINE公式アカウント2、LINEショッピング
3、LINE@(ラインアット)
という、3つの選択肢が考えられます。
それぞれ異なる特徴をもつので、3つの中から自社のECサイトにあったものを選びましょう。
ここからは、「LINE公式アカウント」「LINEショッピング」「LINE@(ラインアット)」について、大まかな概要を紹介します。
1.LINE公式アカウント
「LINE公式アカウント」は、
作ったアカウントがLINEのプラットフォーム上に表示されるオリジナルのスタンプをユーザーに配布できる
→LINEのプラットフォーム上で、新規顧客に出会うことができる。
という特徴を持ち、主にスタンプ配布を通して多数のユーザーへ友だち登録を促すことができます。
LINE公式アカウントは、費用は高いものの、多くの新規ユーザーを獲得できるのがメリットですね。
そしてそのあとのポイントは、公式アカウントで集めた「友達」を、いかにECサイトのファンに育てられるかどうかです。
具体的には
・割引クーポンの配布
・LINEの友達限定セール
など、「LINE公式アカウントと友達になり続けるメリットをユーザーに感じてもらう」必要があります。
2.LINEショッピング
「LINEショッピング」は、LINEが提供するポイントサイトです。
LINEショッピング掲載のECサイトを通して買い物をすると、ユーザーは購入金額に応じて1~20%のLINEポイントを得ることができます。
LINE公式アカウントと連携することも可能で、2つの相乗効果で売上アップを狙える効果も。
2017年の6月に始まった、比較的新しいサービスですが、これから参入するECサイトも増えてくるはずです。実際の使い心地や効果などはまだ情報が少ないので、しばらくは注視しておくことをお勧めします。
3.LINE@(ラインアット)
2015年2月に、ECサイト単独利用も解禁された「LINE@」。
ECサイトからユーザーに対して、メッセージを送信できるタイムライン投稿によって、ショップの情報をユーザへ届けることができる
ユーザーと1対1でコミュニケーションができる
という特徴を持ちます。
その他にも
・抽選クーポン
・アンケート
・ショップカード等
「ユーザーが参加できる形」のコンテンツ配信が可能です。
ただ、LINE公式アカウントと違って、LINEのプラットフォーム上などで新規のお客さんと出会うことはできません。あくまで新規の顧客と出会うのは自社の力になります。
ここまで読むと
・LINE公式アカウント
・LINE@
この2つは、一見特徴が似ているようにみえますよね。
しかし、比べてみると、これら2つは全く異なるサービスです。
どういうことか、以下説明しますね。
【LINE公式アカウント:高いが、新規顧客とも出会いやすいプラン】
◎主な用途は「新規のお客さんへのブランディング・情報提供」「既存のお客さんとのコミュニケーション」・初期費用・月額費用はどちらも「数百万円から」
・オリジナルスタンプを配信できる
【LINE@:安く、既存客とコミュニケーションがとれるプラン】
◎主な用途は「既存のお客さんに対する販促・コミュニケーション」・初期費用・月額費用はどちらも「0~数万円
・オリジナルスタンプは配信できない
さて、ここまでの話をまとめると、以上で紹介した3つのサービスには
1、LINE公式アカウント:高価格だが、大規模に新しいお客さんに出会える。既存客とのコミュニケーションもとれる。2、LINEショッピング:サービスへ掲載している商品を購入するとポイント付与
3、LINE@(ラインアット):低価格で既存のお客さんとのコミュニケーションがとれる。
という違いがあります。
・既存客に送っていたメルマガの代わりになる
・低価格で始められる
という観点でいうと、3つ目の「LINE@」は全てのECサイト運用者が知っておくべきサービスですね。
というわけでここからは、LINE@について詳しく紹介していきます。
LINE@のメリット
先ほども軽く紹介しましたが、改めてLINE@のメリットをまとめると、
メリット1:無料からでも開始できるメリット2:非常に高い開封率
メリット3:関心度が高く、購買しやすいユーザーとつながることが可能
という3点があげられます。以下、詳しくご説明しますね。
メリット1:無料からでも開始できる
LINE@は、月10,000メッセージまでは無料で利用できます。
つまり、友だち登録が1,000人いれば、月10回までは無料でメッセージを配信可能です。
それ以上になると、月額5,000円で50,000通まで配信できます。
これまでも書いている通り、安い料金からスタートできるのが、大きなメリットです。。
メリット2:非常に高い開封率
LINE@で送ったメッセージは、ユーザーの通知画面にプッシュされるので、開封される確率が高いです。
LINEを利用していればわかると思いますが、通知が来るとついつい「なんだろう?」と開いてしまいますよね。
実際、最新のLINE@公式サイトを確認すると、ECサイトへの流入率が40%以上とのことで、開封率はそれをはるかに上回るものであると、予想できます。
参考:LINE@公式サイト http://blog-at.line.me/archives/50136096.html
メリット3:既に商品への関心度が高いユーザーへ訴求できる
Webで見た雑誌で見た
実店舗で買いものしたことがある
など、LINE@のアカウントを見つける人は、何らかの形ですでに商品と接点があります。
FacebookやTwitterなど、ソーシャル上だけでのつながりではない場合がほとんどです。
そのため、すでに商品への関心が高く、将来の購買につながりやすい傾向が見られます。
LINE@の3つのメリットまとめ
ここまではLINE@にあるメリットをご紹介しました。
メリット1:無料からでも開始できるメリット2:開封率が非常に高い
メリット3:既に商品への関心度が高いユーザーへ訴求できる
という3つです。
LINE@利用時のポイント
ここからは、実際にLINE@を利用する際のポイントをまとめます。
LINE@を使うときには、
1、利用者にメリットのあるメッセージを配信する2、新規のユーザー増加数を意識する
3、LINE限定のキャンペーン・情報というお得感を提案する
4、売り込み以外のコンテンツも投稿する
という4つのポイントを意識する必要があります。
PCサイトと同じ情報をLINE@で配信したところで、ECサイトへのコンバージョンにはつながりません。
LINE@限定の割引クーポンやキャンペーンなど、「LINE@を登録するとおトク」だということをアピールしたいものです。ユーザーのことを考えて、きちんと読んでもらえるコンテンツづくりを意識する必要があるわけですね。
定期的な商品購入、ファン増加につなげることができれば、LINE@は強力なマーケティングツールになります。
ECサイト運用にLINEをうまく活用しよう
ECサイト運用でLINEを活用するための、大まかな概要を説明しました。
1、LINE公式アカウント2、LINEショッピング
3、LINE@(ラインアット)
という3つの選択肢が、ECサイト運用において検討したいサービスです。
それぞれの特徴は、
1、LINE公式アカウント:高価格だが、大規模に新しいお客さんに出会える。既存客とのコミュニケーションもとれる。2、LINEショッピング:サービスへ掲載している商品を購入するとポイント付与
3、LINE@(ラインアット):低価格で既存のお客さんとのコミュニケーションがとれる。
というものでしたね。
その中でも、ECサイトの規模に関わらずおすすめなのがLINE@で、
メリット1:無料からでも開始できるメリット2:非常に高い開封率
メリット3:関心度が高く、購買しやすいユーザーとつながることが可能
の3つがメリットとしてありました。
ただし、LINE@は友達登録をしてもらってからが本番です。
1、利用者にメリットのあるメッセージを配信する2、新規のユーザー増加数を意識する
3、LINE限定のキャンペーン・情報というお得感を提案する
4、売り込み以外のコンテンツも投稿する
という4つのポイントを意識して、アカウントを運用していきましょう。
現在、情報発信を行って、最もECへの流入数が多いのはLINEだと言われています。
ユーザーに近い地点から情報を発信できるため、その訴求力は強くなるのです。
LINE@をはじめとして、LINEのサービスをうまくECサイトに活用していきましょう!
この記事を書いた人
佐々木 ゴウ
大手Sierや、ECコンサルティング会社での経験を活かし、ファッションや食品などの各種商品ジャンルから、バックオフィス、ITインフラ系まで幅広く執筆が可能。webライティングの講師や、メディアコンサルティング、採用系メディアの編集長なども請け負っている。趣味は盆栽。
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