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EC初心者がモール型を使うべき理由とオススメのモール型ECサイト

ECサイトは物販において絶大なポテンシャルを秘めている販売方法で、現在ではもはや消費者にとって買い物のメインストリームとなりつつある存在です。ECを制するものは小売を制すとまで言われるこの手段ですが、日本ではまだまだ世界と比べて普及率は高いとはいえず、大手ですら満足のいくECサービスを提供できていないことも散見できるほどです。

しかしこれは逆を言えば個人事業主や商売は初めてという人にはチャンスというふうにも捉えることができます。ECが世間で熟しきれていない今のうちからスタートダッシュをきることで、ライバルや大手企業を出し抜くことも不可能ではないでしょう。

とは言えECはとりあえずネットでものを売れば良いというものでもなく、ある程度は効率の良いやり方で始める必要がありますが、今回オススメしたいのはモール型のECサイトでの出品です。
初心者にはなぜモール型がオススメなのか、そしてモール型の中でもオススメのECサイトはどこなのかについてご紹介していきたいと思います。
  • モール型とマーケットプレイス型の違い
  • EC初心者こそ万能なモール型を選ぶべき
  • ユーザーの多いプラットフォームを選ぼう

モール型ECサイトとは

ECサイトにはいくつか種類があり、主に自社制作したECサイトと、他社のECプラットフォームを利用して出店するECサイトの二種類に分けられます。モール型ECサイトは後者の一種に分類され、これと対をなす存在としてあげられるのがマーケットプレイス型のECサイトです。

■特集:ECモール■

マーケットプレイス型について

マーケットプレイス型のECサイトは、いわゆるAmazonのような仕組みを持つプラットフォームのことを指しており、一つのサイトに対して様々な企業や個人が商品を出品し、売り上げを得るというものです。
サイトのデザインは運営者が完全にコントロールしているため自由がきかず、何かと制約が多いために窮屈に感じてしまうこともある反面、売り手は商品を登録するだけで出品が完了し、プロモーションも運営が行なってくれるため集客にも困りません。

特にAmazonのマーケットプレイスは出品者への待遇が厚く、料金さえ払えば商品管理から発送まであらゆる事務作業を担当してくれるため、商品確保にだけ注力することができるのも魅力的です。

モール型ECの特徴

一方のモール型サイトは他人と同じプラットフォームを使いながらも、自身のマーケットプレースではある程度自由にデザインをいじることができたりするなど、文字通りモールのテナントを借りる感覚でECを運営することができます。サイトデザインや商品の登録のために出品までの時間はある程度かかりますが、それでも売り場に個性を出したいという方にはお勧めできるサービスと言えます。例としては楽天市場がモール型の最大手ということができるでしょう

モール型ECサイトを初心者にオススメする理由

集客効果の大きさ

一見一手間かかりそうなモール型ECサイトが初心者にオススメできる理由として、まずあげられるのはモールであるからこその大きな集客を狙えるためです。

モール型ECサイトもマーケットプレイス型と同様にプロモーションは半自動的に運営側が行なってくれるため、SEO対策などをそこまで練らずとも自然と人が集まりやすい設計になっています。加えてすでにそのモールとユーザーの存在も大きいため、初期の集客ははるかに簡単になるということです。

また、オリジナリティを求めて自作ECサイトをいきなり立ち上げるというやり方もありますが、自作ECはプロモーションやSEOの面で他社や大手との激しい競い合いに負けてしまうことが多く、初心者には難しいというデメリットがあることもモール型を勧める理由の一つです。モール型は自作ほどではないにしろ、手軽に他店との差別化を促すことがデフォルト機能に備わっているからです。マーケットプレイス型ほどの画一化は避けたいが、自作ECサイトを用意するほど暇はないという人、つまり初心者にオススメというわけです。

サイトの高い信頼性を保証

モール型ECサイトが自作ECサイトと比べて優れている点として、もう一つあげられるのがサイトの信頼性です。現代ではサイバー犯罪の増加やセキュリティ意識の高まりによって、得体の知れない個人サイトに個人情報を登録することに抵抗のある人も増えてきました。そこでモール型サイトを利用すればそのような不信感を払拭しつつ商品を購入してもらうことができるため、ユーザーの信頼感に直接繋げることができます。

一から信頼を獲得するよりも、モールのブランドを活用した方が早いというわけです。
加えて現在のモール型サイトの多くはアクセス解析機能を持ち合わせていることがほとんどで、訪問者の流れを読むことでサイト運営の改善につなげることができます。有料のプレミアムサービスに加入しなければ詳細なデータを見ることができないというものもありますが、まだECに慣れていないうちは無料で使える基本的なデータだけでも少し参考にして見るだけで大きく改善させていくことも難しくはないでしょう。

モール型ECはその他のサービスも充実しているという点でお勧めできるということです。

モール型ECサイトで売り上げを伸ばすコツ

いかに他店との差別化を狙うか

モール型ECサイトで最も重要となるのは、やはり競合相手の多さです。他店との差別化をしっかりと意識し、自分のお店で買ってもらえるよう工夫を凝らす必要があります。

また、モール型の場合はモールそのもののブランド力の強さのあまり、消費者はどのお店で買ったかをあまりよく覚えていません。そのため自分のお店で購入してもらったことを強く印象付けるための工夫も凝らす必要があると言えるでしょう。取り扱い商品がオリジナルでない場合はなおさらです。既製品の販売は特に大手に顧客を取られてしまわないよう、独自の付加価値を儲けていくことでリピーターを確実に抑えていくようにしましょう。

具体的な施策の例

具体的な施策としては、例えば商品画像を適当なものではなく、きちんと切り抜きした高品質なものを用意しておくというのも差別化に役立ちます。綺麗なカタログのように商品を並べておけば、「商品が見やすいこのお店でまた買いたい」という動機付けを生むきっかけにもなります。あるいはアフターサービスに力を入れて、購入後も記憶に残る買い物をしてもらえるような工夫を作るのも大切です。

オススメのモール型ECサイト

モール型サイトはいくつか存在しますが、やはりポイントとなるのは人口の多さです。モール型が自作ECサイトと比べて優れているのはやはりそのブランドとSEOですから、少しでも人口が多いプラットフォームを使用するのが効率の良いモール型ECの活用方法です。

楽天市場

まずオススメできるのはやはり王道の楽天市場です。こちらはモール型の最大手で、集客力も随一を誇ります。月額19500円から商品を出品することができまずが、小規模でまずは展開したいという方は月額費用がネックとなるでしょう。

楽天市場
https://www.rakuten.co.jp/


Yahoo!ショッピング

次にYahoo!ショッピングです。Yahooというブランドを生かした誘導も期待できるため、楽天とはまた違ったアプローチでの集客が期待できるプラットフォームです。一部サービスの手数料を除けば、月額・ロイヤルティ無料という仕様は魅力的な特徴と言えそうです。

Yahoo!ショッピング
https://shopping.yahoo.co.jp/


Wowma!(旧DeNAショッピング)

あるいは旧DeNAショッピングの「Wowma!(ワウマ)」もポピュラーで多くの集客が期待できるサービスです。DeNAの運営するあらゆるサービスとの連携が期待できるため、それらのサービスに即したニーズに答えることができればうまくECを展開させることができるでしょう。

Wowma!(ワウマ)
https://wowma.jp/


ECは導入させるのは簡単でも、思っていたよりも商品が売れないということもしばしば起こりうる世界です。まずは焦らず急がず、じっくりと取り組みながらECでの販売方法のコツをつかんでいくようにしましょう。

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