越境ECの課題を物流が解決する!フェデックスの取り組み~イーコマースフェア東京2018セミナーレポート~
世界の越境ECは、今後ますます成長すると見込まれています。
その割合は、2014年~2020年で対前年比が20%~30%と予測されています。
発表資料の表からも分かる通り、日本からは輸出(海外向け販売)金額の方が、輸入(海外からの購入)よりも多く、アメリカ、中国に比べて市場規模としてはまだまだ小さいのが現状です。
日本で越境ECを普及拡大するためには、いくつかの課題を解決していかなくてはなりません。
本記事では、2月14日(水)に東京ビッグサイトで行われた「イーコマースフェア東京2018」でのフェデックス エクスプレス社のセミナー講演をレポートしながら、越境ECの課題を物流分野からどのように解決していけるのかを考察していきたいと思います。
「あなたは越境EC物流サービスプロバイダーを最大限に利用できていますか?」
講演:フェデックス エクスプレス
ストラテジックセールス 部長 長田 直樹 氏
国際的な物流を担うフェデックスは、世界220を超える国と地域へ配送を行っています。
様々なサービスやサポートを提供することによって、越境ECの課題解決をサポートできるとしています。
※日本でも各地にサービスセンター、営業所があり、さらに帝国ホテルにドロップボックスが設置されています。
さらにユーザーの利便性を追求し、「FedEx Delivery Manager®」をアジア太平洋地域でリリースしました。
自分宛の荷物がフェデックスにより集荷されるとメールやSMSで通知され、オプションで受け取り方法を選択できます。スマホアプリで荷物の受け取り方法を制御できるものです。
リードタイム(配送にかかる時間)は輸送方法や配送先によって様々ですが、いつ届くか分からない荷物を待つストレスを、FedEx Delivery Manager®で低減できます。
受け取り方法をユーザー側でコントロールすることで、配送待ち時間のストレスを軽減することができ、顧客側に高い利便性を提供できるのです。
その理由としては、
関税・諸税情報を事前に取得できるため、輸入通関準備がGlobal Trade Managerで確実に行えます。
■Global Trade Manager(※英語でのサービス提供となります)
関税・諸税情報は国ごとに違い、さらに税法が変更になると対応しなければなりません。輸入禁止物品も国ごとに規定が異なります。
最新情報に則したタイムリーな対応が必要になってくるのです。
書類の不備によるタイムロスや、関税に起因する受け取りトラブルを回避することができるのが、フェデックスならではの高品質なサービスで可能になります。
またフェデックスでは、越境ECでコンスタントに発送が可能な取扱量がある場合は、まとめて送ることができるため、送料のコストダウンを図ることができます。
返送用の書類を顧客に記入させ、ミスが起こり、返送に遅延が発生すると、荷主に余計なコストがかかってしまいます。
顧客、荷主双方の顧客満足度が下がる可能性が高くなるのです。
顧客、荷主双方にストレスのない返品フローが整っていることが重要なポイントです。
■フェデックス・グローバルリターンズ
越境ECは国によって荷物の内容、重量やサイズ、申告価格に制限があるため、出荷前にシステム上でリスクを排除し、書類の作成を行えます。
「新しいブランドが海外のお客様も相手にしようとする場合、なかなかお客様の信頼を得ることが難しいが、フェデックスで発送すると言うと受け入れてもらいやすくなる」と靴メーカーを起業したクリスティーさんは動画で説明しています。
1日あたり1400万件の荷物を取り扱い、世界的なブランド認知度も高いフェデックスを利用することで、物流から自社ブランドの価値を向上させることができます。
越境ECで商品配送を行う場合、配送は出来る限りスピーディに、出来る限りロスタイムを無くし、効率的に配送したいものです。
商品がユーザーの手に届くまでには、倉庫から集荷、輸出手配、集荷から航空機積み込み、輸入手続き・通関、相手国における配送など、そこには多くのプロセスが存在し、自社で配送方法を確立するとなるとそれぞれに課題とリスクがあります。
フェデックスのような国際配送を行う企業の提供するサービスは、それらの課題を解決するフローが整っており、サポート体制も手厚いため、越境ECを行う際のハードルを下げることができるのではないでしょうか。
>>お問合せはこちらから
その割合は、2014年~2020年で対前年比が20%~30%と予測されています。
発表資料の表からも分かる通り、日本からは輸出(海外向け販売)金額の方が、輸入(海外からの購入)よりも多く、アメリカ、中国に比べて市場規模としてはまだまだ小さいのが現状です。
日本で越境ECを普及拡大するためには、いくつかの課題を解決していかなくてはなりません。
本記事では、2月14日(水)に東京ビッグサイトで行われた「イーコマースフェア東京2018」でのフェデックス エクスプレス社のセミナー講演をレポートしながら、越境ECの課題を物流分野からどのように解決していけるのかを考察していきたいと思います。
越境ECの課題を物流分野からどのように解決していけるのか
「あなたは越境EC物流サービスプロバイダーを最大限に利用できていますか?」
講演:フェデックス エクスプレス
ストラテジックセールス 部長 長田 直樹 氏
国際的な物流を担うフェデックスは、世界220を超える国と地域へ配送を行っています。
様々なサービスやサポートを提供することによって、越境ECの課題解決をサポートできるとしています。
- 配送時間の長さ(リードタイム)
- 配送コストの高さ
- 返品が難しい
- 関税に関する知識がない
- 書類作成、梱包作業が煩雑
受け取り方法をユーザー側でコントロール
フェデックスでは全米3,000ヶ所の拠点、コンビニエンスストア、セルフサービスロッカーなどで荷物の受け渡しが可能な体制を整える一方、香港や台湾でもセブンイレブンが荷物の受付窓口となっているなど、アジアでもサービスの普及が進んでいます。※日本でも各地にサービスセンター、営業所があり、さらに帝国ホテルにドロップボックスが設置されています。
さらにユーザーの利便性を追求し、「FedEx Delivery Manager®」をアジア太平洋地域でリリースしました。
自分宛の荷物がフェデックスにより集荷されるとメールやSMSで通知され、オプションで受け取り方法を選択できます。スマホアプリで荷物の受け取り方法を制御できるものです。
リードタイム(配送にかかる時間)は輸送方法や配送先によって様々ですが、いつ届くか分からない荷物を待つストレスを、FedEx Delivery Manager®で低減できます。
受け取り方法をユーザー側でコントロールすることで、配送待ち時間のストレスを軽減することができ、顧客側に高い利便性を提供できるのです。
オールインワン価格の理由
フェデックスでは商品、輸送費、関税などを含んだオールインワン価格の提示を推奨しています。その理由としては、
- 輸入通関がスムーズに
- 関税に起因する受け取りトラブルを回避
- 購入者へのクリアな価格提示
関税・諸税情報を事前に取得できるため、輸入通関準備がGlobal Trade Managerで確実に行えます。
■Global Trade Manager(※英語でのサービス提供となります)
関税・諸税情報は国ごとに違い、さらに税法が変更になると対応しなければなりません。輸入禁止物品も国ごとに規定が異なります。
最新情報に則したタイムリーな対応が必要になってくるのです。
書類の不備によるタイムロスや、関税に起因する受け取りトラブルを回避することができるのが、フェデックスならではの高品質なサービスで可能になります。
またフェデックスでは、越境ECでコンスタントに発送が可能な取扱量がある場合は、まとめて送ることができるため、送料のコストダウンを図ることができます。
スムーズな返品サポートも重要なポイント
Eコマースでは返品がうまく行われた場合、顧客満足度が上がり、95%のユーザーがリピート客になるという調査結果が出ています。返送用の書類を顧客に記入させ、ミスが起こり、返送に遅延が発生すると、荷主に余計なコストがかかってしまいます。
顧客、荷主双方の顧客満足度が下がる可能性が高くなるのです。
顧客、荷主双方にストレスのない返品フローが整っていることが重要なポイントです。
■フェデックス・グローバルリターンズ
複雑な書類作成、梱包作業を解決
フェデックス・インターナショナル・プライオリティ(IP)—スピード重視
フェデックス・インターナショナル・エコノミー(IE)—価格重視
越境ECは国によって荷物の内容、重量やサイズ、申告価格に制限があるため、出荷前にシステム上でリスクを排除し、書類の作成を行えます。
フェデックス導入の成功事例
最後に、マレーシアの靴メーカーの成功事例を紹介します。「新しいブランドが海外のお客様も相手にしようとする場合、なかなかお客様の信頼を得ることが難しいが、フェデックスで発送すると言うと受け入れてもらいやすくなる」と靴メーカーを起業したクリスティーさんは動画で説明しています。
1日あたり1400万件の荷物を取り扱い、世界的なブランド認知度も高いフェデックスを利用することで、物流から自社ブランドの価値を向上させることができます。
まとめ
越境ECの課題を、様々なサービスとサポートで対応し、物流から顧客満足度を上げることのできる方法を、フェデックスセミナーレポートを通じてお伝えしました。越境ECで商品配送を行う場合、配送は出来る限りスピーディに、出来る限りロスタイムを無くし、効率的に配送したいものです。
商品がユーザーの手に届くまでには、倉庫から集荷、輸出手配、集荷から航空機積み込み、輸入手続き・通関、相手国における配送など、そこには多くのプロセスが存在し、自社で配送方法を確立するとなるとそれぞれに課題とリスクがあります。
フェデックスのような国際配送を行う企業の提供するサービスは、それらの課題を解決するフローが整っており、サポート体制も手厚いため、越境ECを行う際のハードルを下げることができるのではないでしょうか。
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