http://エスキュービズムのサービス開発事業 http://エスキュービズムのサービス開発事業
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Amazon Echo Lookがアメリカ国内限定で販売開始、その機能とは?

2018年6月6日にAmazonが新たなスマートデバイスを発売しました。
「Amazon Echo Look(アマゾンエコールック)」と呼ばれるものです。

価格は199ドルで、現在アメリカのみでしか購入できません。しかも誰でも購入できるわけではなく、招待された人しか購入できません。

Amazon Echo Lookとはいったいどのような目的やシーンで用いられるものなのでしょうか。

日本ではまだ入手できない、謎のAmazon Echo Lookについて解説していきたいと思います。

画像出典:Amazon商品ページ
https://www.amazon.com/Amazon-Echo-Look-Camera-Style-Assistant/dp/B0186JAEWK

Amazon Echo Lookの機能

こちらはAmazonが公開しているAmazon Echo Lookの動画です。

Amazon Echo Lookには次のような機能があります。

ファッションに特化したスマートデバイス

画像出典:Amazon

Amazon Echo Lookはファッションに特化したスマートデバイスです。
音声に反応してハンズフリーで写真撮影することができるため、全身のコーディネイトを確認するのに最適です。スマホとペアリングすることでクローゼットの中の服の管理や同じようなコーディネートを防ぐために管理することもできます。

進化したディープラーニング「Style Check」でコーディネートを評価

画像出典:Amazon

撮影した写真やビデオを管理して着用しているコーディネイトが良いかどうか意見を求めることもできます。この機能は「Style Check」というもので、Echo Lookがユーザが撮影した複数の写真やビデオを元にして、服のフィット感や色、コーディネイト、最近の流行をディープラーンングによって判断し、ユーザに知らせます。セカンドオピニオンはどの点で優れたコーディネイトであるのかという理由をユーザに与えます。このプロセスは数分で完了します。

Amazonのウェブサイトでファッションアイテムを購入可能

画像出典:Amazon

Echo Lookはスマホアプリと連携して使います。このアプリではEcho Lookで撮影した写真やビデオを管理することができます。さらに、Amazon.comでファッションアイテムを購入することができます。

他のEchoシリーズ同様天気やニュースも聞くことが可能

Echo Lookはファッションチェックが主な機能ですが、天気予報や交通状況、ニュース、オーディオブックなどを聞くこともできます。

AmazonがEcho Lookを販売する目的

AmazonがEcho Lookを販売する目的は大方想像がつくかもしれませんが、ECサイトでの消費を促進するためです。スマホアプリと連携することでユーザの持っている服のクローゼット管理を行うことができるため、追加で欲しいアイテムがあった場合などにECサイトに遷移して買い物をすることができます。

Amazon Echo Look の使い方

Amazon Echo Lookのセットアップをするためにはまずスマホでアプリをインストールする必要があります。アプリをインストールしたあとにAmazonアカウントにログインします。

ログイン後にデバイスの設定をします。Echo Look本体を肩の高さの位置に置きます。

Echo Lookの使い方はシンプルです。コーディネートを撮影したい場合、「Alexa, take my picture(アレクサ、写真を撮って)」と言えば、2回ブザーが鳴ったあとデバイスの全面にある撮影用のライトが発光し、3回目のブザーで写真が撮影されます。

動画の場合は「Alexa, take my video」と指示すれば動画撮影が始まり、コーディネイトを楽しむことができます。

Amazon Echo Lookの仕様

Echo LookはiOS10以上(iPhone5s以降の機種)とLollipop以上のAndroidで使うことができますが、タブレットはサポート対象外です。写真や動画を無制限かつ無料で利用できるクラウドストレージサービスが3年間保証されています。

大きさは高さ6.3インチx 幅2.4インチx 奥行き 2.4インチ(センチメートル換算では約16cm x 6cm x 6cm)と小型です。

機器上部にユーザの声を聞き取るためのマイクがあり、また機器の全面下部にはカメラレンズを囲むように4つのビルトインLEDがあります。カメラレンズは被写体をよりはっきり撮影するために、人物のみ明瞭に映るようにして背景をぼかす機能があります。

プロセッサはIntelのAtom x5-Z8350、カメラレンズは深度センサーが搭載されているIntelのReal Sense SR300が用いられています。

Amazon Echo Look の評判

現在アメリカ国内でしか販売されていないAmazon Echo Lookですが、評判はどうなのでしょうか。Amazon Echo Lookの評価について、CNETは以下のようにまとめています。

良い点:音声に反応し全身の写真やビデオクリップを撮影することで、ファッションアイテムやコーディネートをカタログ化し、ワードローブを管理する。Style Checkでは、2種類のコーディネートを比較した際に情報や即座のフィードバックを得ることができる。
悪い点:音質が悪い。アマゾンファミリーの他のスマートスピーカーより価格が高く、プライバシーに関して懸念がある。
結論:Echo Lookはどの服を着るべきか客観的なセカンド・オピニオンを与えてくれるが、ファッションに興味がない場合、価格が低くカメラがないAmazon Echoスピーカーシリーズの一つを選んだ方がいい。

出典:CNET
https://www.cnet.com/products/amazon-echo-look/review/

なかなか辛口な意見ですが、機能・ユーザビリティ・デザイン・パフォーマンスの4つの点で評価されており、総合評価は10段階評価で7.2でした。

Amazon内の評価では、5段階中総合で3.5でした。
良い評価のものが多く散見されましたが、ポジティブなレビューではAmazon Echoの機能を果たすことやユーザのファッションコーディネイトの変遷を見ることができること、また複数人で写真を撮影するためのデバイスとして良いという評価がありました。
少しネガティブなものでは、コーディネイトの評価が的確ではない、近くに他のEchoデバイスがあると(意図しないところで)音声に反応して混乱する、という意見もありました。

Amazon Echo Lookの利用は将来的に広まる?

Amazon Echo Lookはファッションに特化したデバイスであるため、爆発的な普及につながる可能性は低いかもしれません。Echo Lookを購入したいと思うのはファッションに敏感な消費者やアパレル企業でしょう。いまのところ購入できるユーザをアメリカ国内、また招待制に限定していることもあり、Amazonも大幅なシェアは見込んでいないのかもしれません。

Echo Lookで得られるメリット、またデメリットとは

Echo Lookはファッションが大好きでコーディネイトを楽しむことができる人に一番のメリットがあります。また服選びにいつも時間がかかってしまうためコーディネイトを管理し時間を短縮したいという人にも向いているでしょう。クローゼットの中の服をスマホアプリで管理できるので、断捨離にも効果があるかもしれません。

デメリットとしては意図せぬ場面で音声に反応する可能性がゼロではないことです。例えばEchoシリーズを部屋の中に複数台保有している場合で、かつ設置している場所が近い場合、どちらも音声に反応してしまう可能性もあります。

Amazon Echo シリーズに限った話ではありませんが、スマートスピーカーに関してプライバシーの問題を懸念する人もいます。
2018年にアメリカで起こった問題でAmazon Echoがある夫婦の勝手に会話を録音し、第三者に音声データを送信するという誤作動を起こしました。問題の原因は会話のなかで「Alexa」という合図を聞き間違えたことで起動し、その後の会話を録音ファイルの送信リクエストであると誤った判断をしたためと報じられています。

参考:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30957800V20C18A5TJC000/

Echo Lookにはカメラが搭載されているため、ユーザが意図しないところでカメラが起動し写真やビデオが撮影されてしまう可能性もゼロではありません。そのため、ブライバシー保護の観点から利用しないときはデバイスをオフにしていたほうが安心でしょう。

まとめ

Amazon Echo Lookはファッションに敏感な人にとっては非常に便利なデバイスです。一方で、ファッションにそれほど興味がない人はこのデバイスの特徴を最大限に活用できないと思われるため、他のEchoシリーズを検討した方が良さそうです。

関連記事

エスキュービズムニュースレター!
記事に関連するサービス
  • EC Orange
Orange EC 導入事例
店舗のミライ塾
デジタルマーケティングの 事例、ノウハウ情報メディア [デジmag]
インバウンド対策、事例、ノウハウから、訪日外国人のデータまでの最新のお役立ち情報配信メディア「インバウンドNOW」
オンライン、オフラインをまたがり、技術を掛け合わせ、新たなマーケティング領域へ
EC用語集
お役立ち資料ダウンロード

アーカイブ

ページ上部へ戻る