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InstagramCheckoutでネットショッピング革命が起こる?SNSや動画から直接購入ができるシステムの魅力とは

ネットショップを運営しているほとんどの人がSNSで情報発信をしているはず。
ところがSNSでの反応が良く、アクセス数が伸びたにも関わらずカゴ落ち率が高いという経験はありませんか。SNSの反応が良いだけに悔しい状況ですよね。

そんなカゴ落ちを防ぐために有効と考えられる新しいシステムがInstagramCheckout。ここではInstagramCheckoutのメリットや、その他のSNSや動画広告をさらに活用できるシステムを紹介します。

【目次】

これまでのSNSとネットショッピングの関係

一昔前はSNS発信自体がトレンドだった

スマホの普及と比例するかのように一気に種類が増えたSNSアプリ。一昔前はネット販売に関するセミナーなどでとにかくSNSでの発信を取り入れるようにレクチャーされたものでした。発信する側だけでなく、ユーザーにとってもSNSでの情報収集が最先端ともいえる状況だったともいえるでしょう。

SNSは発信側も受信側も【当たり前】のツールに

現在は世代を問わず複数のSNSをチェックするのが当然になりました。発信側もFacebook、Instagram、Twitter、tumblerなどと複数のSNSで商品情報を発信し、新規ユーザーへのリーチを試みているECサイトが多くなっています。
近年のSNSは写真や動画が重視されるものが多く、商品を紹介するのに向いているといえます。特にファッションアイテムやお取り寄せ系グルメはSNSとの親和性が高いジャンルでしょう。

さらに世界的な傾向と比べて、日本人はInstagramのハッシュタグ検索を多く利用しているというフェイスブックジャパンが2018年に公表したデータがあります。特に若い世代のユーザーを中心に、自分のタイムラインに流れてくる情報を受動的に受け取るだけでなく、何か気になるイベントや商品があればInstagramでハッシュタグ検索するという能動的な使い方をしているということ。
SNSを利用することで【欲しい何か】を探しているユーザーへダイレクトに情報を伝えることができれば、購入につながるまではそう遠くないはずです。

気軽に見られるSNSだからこそ、少しの手間がカゴ落ちにつながる

裏を返すと、SNSでの商品紹介のデメリットはその手軽さともいえます。
ユーザーがSNSの投稿で欲しい商品を見つけたとして、ユーザーがその商品を購入するためには何をしなければならないでしょうか。

まず商品名やブランド名を検索、ないしはURLリンクからECサイトに行くことになります。そして個別商品ページから購入手続きを進める必要があります。購入手続きでは個人情報やクレジットカード情報をひとつひとつ入力しなければなりません。そうでなければ実店舗へ足を運ぶかです。これらの一連の流れ、SNSの手軽さとは真逆でとても面倒ですよね。

SNSの商品紹介を見た時の購買意欲は衝動的に高まっています。その購買意欲を削がないうちに決済まで進められるかどうかが重要です。

ネットショッピングを変える InstagramのCheckout機能とは

InstagramShopNow(ショッピング機能)ですらカゴ落ちが発生する理由

2018年日本版InstagramでもInstagramShopNow、つまりInstagramショッピング機能がリリースされました。
これは投稿された写真をタップするだけでその商品の購入ECサイトに飛ぶことができるという画期的な機能です。他のブラウザやアプリを起動することなく、Instagramのアプリ内で購入を完結することができます。
リリース当初のテスト版は限られたアカウントでしかこの機能を使うことができませんでしたが、現在は条件を満たし、アカウント審査に合格すればどのビジネスアカウントでも利用することができます。

このInstagramショッピング機能を利用した企業の実際の感想としては、クリック率が格段に伸びたというものが多く聞かれます。

Instagramショッピング機能がリリースされるまではInstagramで良いと思う商品を見つけたあとはプロフィールURLリンクや検索などでECサイトへ行くか、実店舗へ足を運ぶかしなければなりませんでした。つまり商品を良いと思ってもECサイト(ないしは実店舗)までたどり着かず終わる消費者が多かったと推測できます。

よくInstagramShowNowはInstagramとECサイトのシームレス化と表現されていますがまさにその通りといえるでしょう。

Instagramショッピング機能の弱点

ところがこのInstagramショッピング機能もカゴ落ちを防ぐには万全とは言えません。Instagramショッピング機能の弱点ともいえるのが、外部ECサイトへ移動しなければならないという点です。
ユーザーがECサイトにたどり着けば万事OKのように思えますが、ECサイトで購入に至るまでには、前述の通り配送先などの個人情報やクレジットカード情報を入力しなければなりません。それまで直感的に操作できるSNSを使っていただけに感覚的なギャップは大きいでしょう。

カートに入れた状態で、「また後でにしよう…」で結果的にクリック率は高くとも離脱率もそこそこ高くなってしまうという事例も散見されます。

カゴ落ちを防ぐ救世主に InstagramCheckout機能

せっかく手間をかけてSNSで配信をしているのですから、カゴ落ちはできるだけ抑えたいですよね。そこで注目したいのがInstagramCheckout機能です。こちらはまだ日本ではリリースされていない、InstagramShopNow以上に新しい機能です。

InstagramCheckoutの最大の特徴は【Instagramアプリ内で購入が完結できる】ことです。つまりECサイトに遷移することすらなく購入が完了するということ。

InstagramCheckoutのメリットには以下のような点が挙げられます。

  • ユーザーが投稿を見て欲しい!と思ってからのタップ数がこれまでより激減する
  • 個人情報やクレジットカード情報の入力履歴がInstagramアプリ内に保存され、一度入力すると次回他ブランド・メーカーであったとしてもワンタップで買い物が完了できる

これらのメリットにより、ユーザーの購買意欲が高いうちに購入を完了でき、離脱率が下がることが期待できます。日本版でのリリースが待ち遠しいですね。

https://instagram-press.com/blog/2019/03/19/instagram-checkout/

SNSだけじゃない カゴ落ちを防ぐ効果のある各種システム

動画から直接ショッピングができるシステム【TIG commerce】

近年のネット広告は動画広告が主流です。動画サイトだけでなくバナー広告でも動画広告は当たり前のように目にします。動画広告も商品の魅力を簡潔かつ分かりやすく伝えることができる、SNS同様に購買意欲を高めやすいツールです。

しかし動画広告もSNS発信と同じ購入までのステップが長いという弱点を抱えています。動画広告を見て購買意欲が高まっても、その動画をクリック→ECサイトへジャンプ、購入手続きという段階を踏むうちに面倒くささの方が強くなって購入までたどり着かないという経験は皆さんにもあるのではないでしょうか。

その動画広告のデメリットを補うシステムが【TIG commerce(ティグコマース)】です。このTIG commerceは動画をタップするだけでECサイトにジャンプすることなく購入が完了するという画期的な仕組みになっています。

TIG commerceなら動画だけで買い物が完結

TIG commerceの操作性はかなり直感的です。ユーザーが動画広告に興味を持ったら、動画自体を長押しやフリックをするだけで商品アイコンが出現します。あとはその商品アイコンをタップすれば、そのままの画面で購入手続きを進めることが可能です。同様の操作でプロモーションサイトやSNSへジャンプすることももちろんできます。

ユーザーからすると購入までのタップ数が格段に減り、情報量も過剰にならないので購買意欲が下がらないうちにストレスフリーに購入ができることになります。離脱率が下がるのはもちろん、クリック率に対する購入割合が高くなることも期待できます。

また、動画の視聴完了率も高い結果が出ています。最初の数秒で離脱することの多い動画広告とは違った、新しいユーザー動線を作り出すことが出来る可能性があります。

ネットでも店員さんと会話→購入の流れに チャットボットから購入

ファッションアイテムはネットで購入するという流れが強くなっている一方、絶対に実店舗で購入したいというユーザーも一定割合存在します。
実店舗派の意見を聞くと、実際に商品の試着をしてから購入したいという声はもちろんあります。それだけでなく、店員さんの接客を受け、コーディネートのアドバイスやセール予定などを聞きたいなどという店員さんとの交流を求める層が一定数いるようです。

メンズ・レディースともにファンが多く居るファッションブランドナノ・ユニバースでは、公式ECサイトに【nano-bot】というチャットボットを導入しています。
チャットボットとはユーザーの質問に自動的に文章で回答するシステムのこと。検索と違って会話が成立するので、よりユーザーの求めているアンサーに近い、精度の高い回答を答えることができます。

「コーディネートを教えてほしい」などの質問にも具体的なコーディネートが返答されてくるため、実店舗での接客を希望する層にも充分勧めることができるレベルになっています。
しかもカスタマーサポートを半自動化できるため、スタッフの労力削減にもつながるシステムです。

チャットボットから人間のスタッフに接客が引き継がれる

ナノ・ユニバースのnano-botは自動応対だけでなくスムーズに人間のスタッフに対応が引き継がれる点も着目すべきでしょう。

どうしても自動回答では答えきれない質問は発生します。Nano-botの場合、チャットボットでは判別不可能な質問が来た場合はスタッフへのチャットの引継ぎを促すメッセージが送信されます。
スタッフはnano-botとの会話の履歴を見たうえで顧客対応をします。つまりユーザー側からすると、同じことを繰り返し伝えなければならないという状況が避けられるということです。

お客様目線で考えると、カスタマーサポートを受けている最中に何度も説明を求められるのって少し苛立ちますよね。実際にnano-botを導入してからの顧客満足度は上がっているそうです。

チャットボットに「キャラクター性」を持たせた好例

さらにnano-botは『新入社員』(2018年からは『入社2年目』)というキャラ設定をされています。
「新入社員でまだ不慣れなので、皆さんとお話ししながら成長していきます」
このようなセリフとともにチャットボットの説明ページが設けられています。ユーザー側からするとちょっと和みますし、試しに使ってみようか、という気持ちにさせられますよね。結果的にチャット発生率が3倍になり、売り上げは前年同月比130%向上という具体的な成果に結びついています。

良いシステムを導入することも肝心ですが、どのようにユーザーにシステムを周知し、訴求効果を上げるかということに対してのお手本のような事例といえます。

ネットの双方向性を存分に生かす ライブ動画からの購入

今も昔も変わらぬ人気を誇るテレビショッピング。テレビショッピングは「つい買ってしまう」ような行動心理を突いた番組構成になっているものがほとんどです。
テレビショッピングのシステムをネットに持ってくることができれば、ネットの双方向性を活かしてテレビショッピング以上のビッグコンテンツになり得ると期待されたのが「ライブコマース」です。

これまでは技術的な制約もあり動画広告、つまり配信側からの一方的な情報発信にとどまっていました。しかし2017年頃ライブ動画から直接商品を購入することができるシステムがいくつかリリースされました。

ソーシャルECアプリLive Shop!の特徴

特に着目したいのはソーシャルECアプリ【Live Shop!】。モデルやインフルエンサーがライブ配信中に商品紹介をし、欲しいと思ったらそのまま動画から購入できるシステムになっています。

「憧れのあの人が使っているアイテムが、このライブ動画配信中にだけ購入できる」という気持ちは購買の動機づけとしては非常に強いものです。
しかもユーザーがライブ配信にコメントをすると出演者からその場でレスポンスが返ってくる、リアルタイムで応募抽選やアンケート機能を使った視聴者と出演者のコミュニケーションが可能など、より出演者を身近に感じることができる工夫が多く取り入れられています。
商品の在庫数はリアルタイムで動画に表示されているため、限定感も購買意欲をいっそう強めます。

インフルエンサーが配信する仕組み

他の動画配信アプリはユーザーが発信者になることも可能です。ですがLive Shop!はあえてプロのモデルや、すでにインフルエンサーとしての地位を確立している、いわばプロだけが配信する仕組みになっています。動画の撮影も出演者本人の自宅などではなく、専用のスタジオでプロのカメラマンが撮影するなど、よりハイクオリティな動画をユーザーに提供するのがLive Shop!の大きな特徴といえるでしょう。

いずれにせよ、ライブ動画購入ECアプリのキーワードは双方向性です。ライブ動画と動画広告の違いはこの双方向性にあります。
コメントやアンケート、抽選や投票などで視聴者側と発信側がコミュニケーションを取ることで購買意欲を高めることが、ライブ配信中のみ購入できるという限定感から一気に購入手続きを進めることが、それぞれ期待できます。

https://liveshop.jp/

InstagramCheckOutは離脱率低下の特効薬になり得る

ネットショップを運営しているとクリック率と離脱率は悩みの種になりがちです。
自社ECサイトの構造などを点検しても問題が見当たらないようだったら、紹介した新しいシステムを上手に取り入れてみるのも一つの手です。

特にInstagramCheckOutはそのシステムとInstagramの普及率を考え合わせると、日本版のリリースされた瞬間に導入して損はないはず。来るべきその日にすぐ導入ができるよう、準備を怠らずにいられるといいですね。

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