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バウンスレートを下げてEコマースの売上アップ!

Eコマースの売上を伸ばす上で重要な指標となるのがバウンスレートです。何かしらアクションを起こせば確実にその影響はバウンスレートに反映されます。
今回はバウンスレートとは何か、Eコマースサイトとバウンスレートの関係はどうなのかを見ていきたいと思います。

バウンスレートとは何か

ウェブサイトを訪れたものの最初のページを見ただけでクリックをせず、他のページに流れていく閲覧者の割合をバウンスレートといいます。例えば、一日に1000人がウェブサイトを訪れ、そのうち583人がクリックをせずに他のページに流れた場合、バウンスレートは58.3%になります。
つまりバウンスレートが低い方が、ウェブサイトがよく閲覧、利用されているということです。

なぜEコマースサイトにとってバウンスレートは重要なのか

例えばウィキペディアの場合、バウンスレートが高くても問題はありません。ネットユーザーは情報を求めて検索し、ウィキペディアにたどり着きます。ほとんどの場合は最初に開いたページに必要な情報のすべてが記載されており、読み終わればページから退出します。

しかし、Eコマースサイトの場合はこうはいきません。
ユーザーが製品情報のページにたどり着いたら、次は「購入」ボタンを押してもらい、購入プロセスに進んでもらい、さらに別の商品のページを見て購入してもらえれば理想的です。
そのためにはまずクリックしてもらわねばなりません。つまりEコマースサイトにとって高いバウンスレートは肝心の決済にまで持っていけていない証拠なのです。

Eコマースサイトにとって理想的なバウンスレートとは

バウンスレートが 20% 台までに落ちることは滅多にありません。バウンスレートが 30%~40% 台であれば上出来なページであり、50% 以上では改善が必要なページとなります。ただし、ブログの場合はこの限りではなく、一般的に高くなる傾向にあります。
とはいっても、バウンスレートが 30%~40% 台のページだけで構成されているサイトは非常に稀で、実際は 50% 以上のページがあるサイトがほとんどです。

しかし他のウェブサイトのバウンスレートと比較するよりは、まずは自分のウェブサイトの過去のバウンスレートと比較し、徐々に改善していくほうが現実的で着実です。

バウンスレートを高める要因とは

1.ユーザーが偶然閲覧する
2.ウェブサイトに関連するページが少ない
3.ナビゲーションがわかりにくい
4.ユーザーを遠ざけるイメージや雰囲気
5.サイトのコンテンツ(画像、文章、動画など)が魅力的でない
6.ページの読み込みに時間がかかる
7.ページを読み込むとポップアップや広告など邪魔が入る
8.サイトがデバイスに対応していない
バウンスレートを高める要因は様々なものがあるので、テストや実験を行ってその原因を確かめる必要があります。まずはこの8つについてウェブサイトをチェックすることをお勧めします。

バウンスレートを下げる方法

上記のバウンスレートを高める要因に対処する上で、具体的な方法として以下に取り組みバウンスレートを下げましょう。

1.入り口となるページを更新

ウェブサイトを印象付ける機会は一度きりです。最初の印象が購入するか否かを決定すると言っても言い過ぎではありません。

2.ビジタートラッキングサービス利用し、検索用語を突き止める

ユーザーがすぐに出て行ってしまっているのなら、コンテンツと検索用語がうまく合っているか確かめましょう。バウンスレートが高い原因は、ビジターが予想したものを見つけられなかったからかもしれません。

3.出口となるページをチェック

そしてなぜ彼らが去っていくのかを考えてみましょう。ビジターがあなたの意思に反してサイトを出てしまっている場合は尚更です。

ユーザーがニーズを満たせるサイトであれば、ユーザーは自然とそこに留まりたいと思うものです。バウンスレートを下げるということはユーザーがほしがっているものを与えることと同義なのです。

この記事はEcommerce Bounce RateをOrange Blogが日本向けに編集したものです。