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動画広告は効果的か?ECサイトでの活用方法5選

動画広告が一躍ブームになりつつあります。

2015年の動画広告市場は、前年対比 約160%の506億円に成長する見通し。
うちスマートフォン比率は全体の46%に。翌年、2016年には過半数に。
2017年には1,000億円を突破し、2020年には2,000億円規模に到達。
引用元:オンラインビデオ総研(https://www.cyberagent.co.jp/print/id=11208)

SNSでプロモーションとして流れてくると、ついついスクロールの手を止めて見てしまう方も多いのではないでしょうか。
動画サイトでも広告の見せ方は様々あり、最後まで見ないとスキップできなかったり、数秒で視聴者の心をつかむ仕掛けを作ったりしています。
静止画とは違い、さまざまな角度から一度にたくさんの情報を提供できる動画は、リアルショップでの実演販売に近いものがあります。
そのため、静止画とはまた違った情報の伝え方が必要です。

動画広告に興味・関心があるが、実際にどんな風に使えば効果があるのかがわからない方のために、アイデアやヒントを見つけてもらいたいと感じたので、それを記載します。
ぜひ参考にして、自社のECサイト運営にお役立てください。

実際に、動画を取り入れているECサイトのまとめ

では、実際に動画を取り入れて成功しているECサイトはどのようなものがあるのでしょうか。具体例とともに見ていきましょう。

靴専門店「Zappos」~使用感を伝える~

アメリカの靴を専門とした通販サイト、Zappos(ザッポス)は、商品ページの左隅にある、「Video」のボタンを押すと、Zapposの従業員が登場して、Zapposの靴の魅力を紹介してくれます。これがいちいち丁寧で、魅力的な商品説明なのです。お店で気になった商品について店員に説明を受けているイメージです。
動画は30秒~60秒ほどで構成されており、シンプルで無駄のない作りになっています。多くの商品に動画が組み込まれているのも特長です。
実際に、ネット通販で靴を買う・売るのは非常に難しく、試しばきができないため、使用感や折り曲げたときの感じなどを伝えるのに、動画は最適です。ユーザーとのミスフィットがないように、動画をつかって360度、商品の雰囲気を伝えています。

Zapposはこれで成功しており、動画がある商品とない商品では、コンバージョンに30%の違いがあるそうです。そのため、今後も動画つきのサイトを増やしていきたいと考えている構えです。

家具「IKEA」~組み立て動画は持ち帰りユーザーに有効~

IKEAは、今のところ通販は行っていないのですが、持ち帰って自分で組み立てる人のために、組み立て動画集を提供しています。
これによって、自分たちが購入した家具をどのように組み立てれば効率が良いのか、どうやって商品を立てたり、ネジを取り付けたりするのか、わかるようになります。組み立て中に間違いやすいポイントを指摘してくれているのも特長です。
動画は1分程度から14分ほどのものばかりで、ユーザーは短い時間で効率よく組み立てる方法がわかります。これがあるのとないのとでは大違いでしょう。

組み立て式家具を売っておしまいなだけでなく、ちゃんと自分で組み立てられるようにサポートするのもECサイトの役目ではないでしょうか。
これがあるのとないのとでは、リピート率が異なってきます。IKEAそのもののファンを取り逃がさないためにも、IKEAでは組み立て動画を今後も増やしていきたい考えです。

伝統工芸「enku」~藍染の革を染めていく工程を紹介~

enkuでは、藍染の革を染めていく過程を紹介しています。
伝統工芸の日本独特の革を使っての染め物は、職人の技術が必要なものです。
日本独特の革を作りたいという思いから創業し、その手作業の過程をすべて公開しています。これによって、藍染革の工程がいかに複雑で、繊細なものかをユーザーは知ることができます。

英語表記の解説文もあり、国際化しています。実際の染色風景を紹介し、日々の研究を重ねていることや丁寧に仕上げていることがわかるので、1本入りのペンケースが8,000円だったとしても、値段としては妥当だということをユーザーに納得してもらうことができます。
染色、発色、すすぎ、の各工程で動画を準備し、関心を持ってくれた人に上手くアプローチしています。これによって工場を見学したかのようなリアルな感想を持つことができます。

動画は定点撮影ですが、手ブレも多少あり、手作りの動画という感じがします。
染め物工場で働いている人が、手を真っ青にしながら働いているのがよくわかります。
国際化に対応するために、動画に音はありません。無音の動画ですが、その分、見入ってしまいます。

雑貨「Bento&Co」~海外ユーザーへの説明動画~

Bento&Coは、日本の繊細なお弁当箱やかわいい雑貨を海外向けに販売している越境ECサイトです。
ECサイトは英語・フランス語で作られており、動画が添えられています。どのような工程で作られていて、どのように梱包されて配送され、ユーザーの手元に届くかまで、丁寧に動画で追いかけることができます。

これによって、動画を見た海外ユーザーは、自分が弁当箱をオーダーしてから自宅に届くまでのステップを動画を見ながら詳細にイメージすることができるのです。
2008年頃から多言語対応など海外向けの取り組みを行っており、世界中に顧客がいるBento&Coは、越境ECの先発的な企業といえるでしょう。

アパレル「ワールドオンラインストア」~商品を解説する~

衣類や靴などは、オンラインで購入するのがとても難しい商品のひとつです。アパレルは写真よりも動画のほうが訴求力があり、細かいディティールや着た感じの様子が購買のポイントとなるでしょう。
ワールドオンラインストアでは、商品の一部に解説動画をつけて、着心地やシルエットなどの情報提供をトータルに行っています。
まだまだ動画のついた商品数は少ないのですが、動画付きの商品はコンバージョン率が高いため、今後はさらに動画付きの商品の拡充が進んでいくことでしょう。
実際にモデルが着用し、それを180度回転させることができるため、ユーザーは本当のシルエットなどの細やかなディティールを把握することが容易にできるのです。

家電などと違って、静止画では表現しきれない細やかな色味なども表現できるため、アパレルと動画広告の相性はとてもいいといえるでしょう。

ECサイトでの動画広告体験談

無印良品の「人をダメにするソファ」こと、「体にフィットするソファ」が欲しくて動画を探していました。無印良品の公式サイトをみると、体にフィットするソファの商品説明のページに動画がついていました。

独特の座り心地や、形が変形すること、伸びにくく改良されたニット地など、写真だけでなく動画でも使用感がわかり、気持ちよさそうだったので購入に踏み切りました。ネットで12,600円の商品を購入するのは失敗が許されず、勇気が必要だったのですが、動画がついていることで、商品を自宅で使うイメージがしやすく、わかりやすかったのです。

動画ではモデルさんが出てきて実際にソファに寝転がってくれます。体を動かして形を変形させたり、持ち上げてみて形を変形させたりなどの具体的なイメージがしやすかったです。動画は小さいものなのですが、短いため何度か再生して、イメージをふくらませました。届いたものは動画で見たものとまったく同じだったので、違和感もなく、安心して購入することができたと思います。
30日間返品可能や送料が1,080円かかるなど、細かい情報も商品ページにまとめて掲載されていたので、購買の参考になりました。

EコマースからVコマースへ?

いかがでしたか?単なる商品の説明というだけでなく、店頭での試着の代替としての活用や、サポートの手段としての動画活用法をご紹介しました。
今はまだパソコンでの利用を前提としたものが大半ですが、軽くて短い動画を活用することにより今後はスマホのECサイトでも動画広告が増加していくものと思われます。
通信回線が安定して太くなっていくことで、スマホサイトでの動画活用も導入しやすくなるでしょう。
また、FacebookやインスタグラムなどのSNSからの流入も増加すると考えられます。

これまでの静止画でのEコマースから、動画で商品説明を見ることによって、購買のきっかけにする「Vコマース」という流れは引き続き拡大していくでしょう。

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