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instagramで人気の企業アカウントになるための分析と秘訣

SNSは企業のマーケティングにおいて、近年最重要のツールとなりましたが、中でも注目を集めているのがinstagram(インスタグラム)の存在です。
インスタ映え、インスタジェニック、ハッシュタグ、リポストなど、instagramから生まれた言葉がメディアを賑わしているので、一年前よりも認知度もぐっと上がっています。

10代から30代を中心に絶大な人気を誇るこのソーシャルネットワークは、若年層をターゲットとする、あるいはターゲットにしたいと考える企業にとって、もはや見過ごせない存在となっています。

とはいえ、いくら利用人口の多いinstagramでも、やや特殊な仕様や認知度を高めるための施策について理解していなければ、うまく機能させることは難しく、常にトレンドやインスタグラムそのものの仕様も変化しているため最先端に追いつくためにはややコツが必要だったりすのも事実です。
しかしそんな変化の激しい世界でも世界中から絶大な数を集めている企業アカウントはいくつも存在しますし、instagramを通じて確実にその影響力を強めていることも事実です。つまり企業のような組織的な利用であっても、instagramは使いこなせるということです。


今回はそんなinstagramで人気の企業アカウントを紹介しつつ、彼らの使い方やトレンドから学ぶ有効な活用方法、そしてinstagramのアカウントを取っていない方に向けて企業向けにアカウントを開設する方法もご紹介します。


  • instagramで人気の企業アカウントはどんな投稿をしているのか
  • 大企業と中小企業の予算の差から生まれるもの
  • 個人レベルでも大企業と渡り合えるのがSNS
  • すぐにでも使えるインスタグラムのコツ

インスタグラムで人気の企業アカウント

まずはinstagramを最大限に有効活用し、絶大な支持を誇っている企業からご紹介していきます。比較的老舗の大企業が目立ちますが、たとえ大企業であっても最新のトレンド動向は常に追い続け、あまつさえSNSを用いてトレンドを生み出している節すら見受けられる点には、彼らのマーケティングに対する貪欲な姿勢が垣間見られます。

adidas

最近はナイキを追い抜いて若者の支持を集めているというアディダスですが、一日に何本もの投稿を行って、ユーザーのタイムラインからアディダスの名前を見ない日はない状況を作り出しています。instagramは動画投稿も可能なため、実際にスポーツをしているシーンや、印象的な投稿が多い印象です。
フォロワー数:1700万人
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GUCCI

老舗ハイブランドでありながら、グッチも世界中の若者の支持を集めているポピュラーなアカウントです。どうしても年齢層の高くなりがちなプロダクトでありながら、若者の人気を獲得している背景には、間違いなくinstagramが大きな役割を果たしています。
フォロワー数:1840万人
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資生堂

資生堂は日本では珍しくinstagramをうまく使いこなしている大手企業と言えます。化粧品という存在を上手に生かし、インスタジェニックな投稿で高い評価を集めています。最新の情報だけでなく、何年も前の写真も投稿してみることで投稿に温かみをもたらしています。
フォロワー数:30万人
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Tasty

こちらはfacebookでも大きな人気を博している料理アカウントです。1分程度のコンパクトにまとめられた動画の中で一品を完成させてしまうシンプルさが評判を呼び、大きな支持を集めているアカウントです。料理・動物・綺麗な風景は当たり障りなく人の目を集めることができますので、この辺りはうまく使えば素早くフォロワーを増やすことができるでしょう。

フォロワー数:1430万人

The best breakfast ??

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instagramを効果的に活用する方法

企業アカウントがinstagramを活用し、ブランドの認知度を上げたり、販売促進につなげるなどの施策を取ることは、現在のマーケティング施策には重要な要素になってきています。
効果的に運用していくポイントをまとめてみました。

instagramにおける大手企業と中小企業の違い

大企業が中小規模の企業や個人レベルのマーケティングと異なるのは、やはりその資本力です。
上で紹介したアカウントを見てもらっても分かる通り、大手企業、特にファッション系の企業は人気モデルや俳優、そしてプロのカメラマンを雇うことのできる予算が割り当てられるため、instagramで最も重要な要素とされるフォトジェニック(インスタグラムに特化して優れた写真をインスタジェニックと呼ぶこともあります)な写真を投稿できるので、話題性を一瞬でさらっていくことのできる力があるのです。
彼らはそういった大型の予算ありきで施策を行うことができるため、あらゆる手段を講じることができるのは大きなアドバンテージと言えるでしょう。

しかし小規模の企業アカウントは彼らに対してなす術がないのかといえば決してそんなことはなく、むしろinstagramのような平面的な世界だからこそ大手企業と対等に渡り合える可能性を秘めているのです。

そして大手企業もまた、常に有名人ばかりを起用していては予算がなくなってしまうため、個人レベルでも真似できるような予算でひねりを効かせたり、着実な施策で影響力の維持・拡大に勤めている様子も伺うことができます。

大手企業のマーケティングの全てを真似できるわけではありませんが、ここではお金をかけずとも手軽に真似できるinstagramの効果的な使い方をいくつかご紹介します。

すぐにでも使える有効なインスタグラムの使い方

まず忘れてはいけないのがハッシュタグの使い方です。ハッシュタグは、比較的閉鎖的になってしまいがちなinstagramにおけるコミュニティの枠を広げるためには欠かせない存在で、キーワードの文頭に「#」をつけるだけでそのワードをハッシュタグ化することができます。

instagramはfacebookやtwitterとは異なり、フォロー外の人たちの投稿をリツイートやシェア機能によって閲覧したり共有する機能がついておらず、外部コミュニティとは繋がりにくい仕組みになっています。
検索画面を開くと趣味嗜好に応じた話題の画像や動画がランダムで表示されることもありますが、どのアカウントのどの投稿が表示されるかは完全なランダムであるため、かなり確実性に欠ける存在です。

そこで役に立つのがハッシュタグ機能の存在で、ユーザーは興味のあるキーワードでハッシュタグ検索をすれば、そのハッシュタグをつけた人気の投稿や最新の投稿を閲覧することができるため、コミュニティの輪を自社アカウントまで広げてもらうことが可能になります。
基本的には人の目に触れる機会が増えれば増えるほどそのアカウントの影響力は増していくことになりますから、ハッシュタグ機能を使わない手はないでしょう。

ハッシュタグ以外の似たような手段としては、位置情報を登録したり写真のタグ付け機能を活用するという手段もあります。
使い方を覚えながら、徐々に自社のアカウントに合った方法を取り入れていくと良いでしょう。

投稿はコンスタントに行う

習慣的に投稿を繰り返すという日々の積み重ねも大事です。投稿物の少ないアカウントはユーザーからフォローする価値がないとみなされ、最低でも一日に一回は何かしらのアクションを行わなければinstagramで高い広告効果を獲得することは難しいでしょう。

逆にいえばコツコツとinstagramを利用する癖をつけておけば、自然とフォロワーも増えていくことも事実です。写真を一枚上げるだけで十分なアクションですので、極力積極的なコミットを心がけると良いでしょう。

お金でフォロワーを増やす行為はNG!

ちなみに最近は有料でアカウントのフォロワーを増やしてくれるサービスなども見受けられますが、基本的に規約違反ギリギリの存在であるため、利用は控えた方が良いでしょう。今の所instagramの運営側で大きく取り締まる動きは見られませんが、企業が自社アカウントのフォロワーをbotなどを利用して増やしていることが発覚した場合、企業のブランド力を著しく下げてしまう結果をもたらしかねません。
最近はbotであることがわかりにくいようにうまくカモフラージュされていますが、やはりわかる人、特に普段からinstagramを愛用しているユーザーにはいとも簡単に見抜くことができてしまいますので、お金でフォロワーを増やすという行為には手を出さないようにしましょう。

instagramで企業アカウントを開設する方法

instagramはビジネス向けのアカウント形態もデフォルトで用意されているため、企業で活用したい場合はそちらを利用すると良いでしょう。設定はごく簡単で、基本的にはアプリをダウンロードしてから起動し、案内に従って登録を行えば、ものの数分で使用することができるようになります。

通常アカウントとの違いについて

通常のユーザーアカウントとビジネスアカウントの違いとして大きいのは、アクセス解析を行えるようになる点です。
いつどのような投稿が多くの注目を集めているのかなど、自社アカウントのアクションに対して、どのような反響を得られているかがアクセス解析を経て分析できるようになるため、ある程度インスタグラムに慣れてきたらそういったツールも積極的に使っていきましょう。

とはいえ使い始めの頃は、とにかく投稿を積極的に行っていくことです。実際に使ってみることでインスタグラムのことをより理解し、かつユーザーのニーズなども肌でわかるようになってくるものです。

積極的にSNSを活用し、最先端のニーズを抑えられるようなマーケティングを行なっていきましょう。

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