ライブコマースとは?「ライブコマース」提供サービス7選!

これまでのECとは単に店舗をオンライン上に移しただけというものでしたが、インターネットとスマートフォンが普及したことで、オンライン上でものを売る方法はその特徴を生かして様々な形態にその姿を変えています。

そういった新しい手法のECを次世代ECと呼ぶこともありますが、今回注目したいのはその中の一つであるライブコマースという手法です。ライブコマースというリアルタイムなライブ感が生み出すECにおける販売促進効果は、どのようなものが期待できるのでしょうか。

今回はそんなライブコマースについての概要と、実際にライブコマースを活用している各企業やサービスについてご紹介します。

  • 親近感に焦点を当てたライブコマース
  • インフルエンサーの活用
  • 使い方次第で大きな効果を挙げられる

ライブコマースとは

ライブコマースとは、リアルタイムの映像配信によって商品を紹介し、視聴者にその商品のことをより理解し身近に感じてもらうことで販売促進を狙う次世代ECの一種です。いわゆるテレビショッピングのインターネット配信バージョンと考えると理解しやすいでしょう。

ライブコマースは中国で始まったと言われている次世代型のEC形態です。まだ歴史は浅いですが、ライブコマースの売上は急拡大しています。
すでに中国では、ライブコマースで爆発的に商品を販売する利用者が登場するなど大いに活気づいている市場です。

動的な宣伝であるライブコマース

従来のECショップと呼ばれるものはテキストと写真といった静的なもののみで商品情報が構成されており、そういった情報をきちんと理解するためには少々労力を必要とし、サイトにアクセスはしてくれていても正確に商品の魅力を理解してくれないまま購入に繋げられない、ということも日常茶飯事でした。

あるいはECショップがお客さんと販売者という一対一のコミュニケーションにも向いていなかったということもあり、お客さんが必要な情報だけをうまく集めることができなかったり、商品やショップそのものに親近感を抱けなかったりというケースが多く見られていました。

インターネットを介して得られるライブ感のあるショッピングへの需要。それに応えるために生まれたとも言えるのがライブコマースなのです。

瞬間的なニーズをつかめるのがライブコマースの特長

ライブコマースは様々な媒体で商品紹介を行いますが、テレフォンショッピングのように欲しいと思ったら即座に購入できるのが特徴です。
ましてやライブコマースはインターネットですからわざわざ電話する必要もなく、リンクをクリックして購入情報を入力するだけで決済を終えることができ、まさに「欲しい!」という瞬間的なニーズをうまく購入に繋げられる画期的なアイデアと言えます。

インターネットの動画を用いたマーケティングは企業のPR動画やユーチューバーを活用した事例もありますが、ライブコマースほどの即効性はこれまでになかったのです。

インフルエンサーがカギを握る

実際に販売促進を行う配信者も商品を開発した人たちではなく、SNS上のインフルエンサーなど普段からインターネットユーザーに親しみのある人たちを起用することで、より視聴者に親しみを覚えてもらい、「欲しい」を作り出す仕組みに特化しています。
一見インターネットは匿名性の高い空間のように思われますが、その匿名性の高さゆえ目立ったことのできる人たち、いわゆるインフルエンサーの名前も一度知れ渡ればその価値はなかなか衰えることもありません。

一目では有名人とわからない人でも、インターネット界隈では驚くほどのフォロワーを抱えていることも決して珍しくはありません。むしろインターネットにおいて求められているのはそういった一見平凡そうなスターの存在で、一目でスターとわからない=視聴者層の親近感がSNS上で支持を集めるにあたって重要な要素となっています。

テレビや映画映えはしないかもしれないが、インターネットで強い支持を集めている人物。彼らをうまくマネタイズさせる手法として、ライブコマースが生まれたともいうことができるでしょう。

インフルエンサー=実力主義のマーケター

そしてSNSでインフルエンサーの地位を獲得している人たちは、多くの場合マーケティングに秀でているというところもポイントになってきます。彼らは自分のフォロワー、つまり数字を増やすためにどういった手法を打ち出していけば良いのかを熟知しているからこそ多くのフォローを集めることができているわけで、いわばその知名度が彼らの実績となっているわけです。

インフルエンサーは時として道楽者として揶揄されることもありますが、実際にインフルエンサーとなっている彼らは、むしろ実力主義のマーケターであることの証明でもあります。商品提供者にとっても、インフルエンサーのライブコマースでの活躍は大きな手助けとなることでしょう。

どのようにライブコマースを活用するのか

そんな画期的なライブコマースと呼ばれる次世代ECですが、活用方法も様々です。

多くのジャンルに対応できるライブコマース

ライブコマースの強みの一つとして言われているのが、やはり宣伝する商品を選ばないため、あらゆるジャンルに応用できるという点です。

アパレルや化粧品、食品、次世代ガジェット、ゲーム、家電など、これまでECで販売されてきた商品は全てライブコマースを用いて販売促進につなげることができます。何しろ欲しいと思った時点で購入できる広告のようなものですから、動画PRなどよりもはるかに高い宣伝効果を得られることが期待されています。

コミュニケーションの取れる広告

ライブコマースの大きな利点として、リアルタイムで視聴者から質問を受け、それに応えることができるというのもあります。これによって今までのECでは失われていたインターネット特有のリアルタイム性が新たな形で活用され、わからないことがあればいつでもライブ配信者に尋ねることができるということになるのです。

現在ライブコマースはフリマアプリやモール型ECサイトの延長線上として発展しているところがありますが、そういったtoC事業者でなくとも製品開発会社がライブコマースを用いて直接オンライン即売会などを行うといった販売方法も可能になるでしょう。何しろ開発者に直接質問できる機会などそうそうないものですから、集客効果も大きく期待できると考えて間違いありません。

ライブコマースはまだまだ始まったばかりのECサービスです。オリジナルの使い方を見出して、様々なサービスにつなげていきましょう。

ライブコマースの活用事例

最後に現在人気を集めているライブコマース提供サービスをいくつかご紹介します。配信元の多くはCtoCやBtoC企業ですが、toCを手軽にかつ効果的に行える点に注目すれば、その他の業種でもライブコマースは応用できるのではないでしょうか。

メルカリ

メルカリは現在のCtoCサービス提供者としては最も人気のある企業ですが、ライブコマースもまた彼らが日本で導入した最初期のグループであると言えます。もともとアメリカや中国で人気の出たライブコマースですが、やはりtoCサービスとの相性の良さはメルカリのような企業が見逃すはずもなかったと言えます。

BASE

BASEもまた有数の大手ショップアプリですが、こちらも販売者がライブコマースに参加できるようつい最近導入が始まりました。1回の配信につき、時間は60分までで配信可能。時間は10時から21時59分までとなっています。

BASEライブ
https://thebase.in/baselive

Laffy(ラッフィー)

LaffyはDeNAが運営する女性向けのライブ動画配信サイトです。こちらは有名人でも芸能人でなくともライブ配信できるところが特徴で、商品の宣伝だけでなくとも商品の制作過程をライブで放映したりと、販促のための様々な活用方法が生まれている場であるとも言えます。

laffy
https://laffy.live/

SHOPROOM

ディー・エヌ・エー子会社でアイドルやアーティストのライブ動画ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM」を提供しているSHOWROOMがSHOPROOMというライブコマースも提供しています。
「家売るオンナ」内で女優の北川景子さんが着用していた商品を紹介するなど、一躍話題となりました。

SHOPROOM
https://www.showroom-live.com/shoproom

Live Shop!

こちらも10~20代の女子をターゲットにしたライブコマースアプリです。様々なインフルエンサーを招いてオリジナルの番組を放映し、うまく販売促進を行なっているサービスです。次世代のショップチャンネルのような位置付けと考えるとわかりやすいかもしれません。

ちなみにLive Shop!を運営するCandeeは近々ライブコマースとD2C(Direct to Consumer)を掛け合わせたサービス「TRUNK 88」をリリースすると発表しており、こちらも注目の集まるライブコマースサービスと言えるでしょう。

Live Shop!
https://liveshop.jp/

PinQul

PinQulもインフルエンサーをうまく活用したサービスで、インフルエンサーがセレクトしたアイテムをライブ配信を用いて紹介し、購入につなげていくというものです。インフルエンサー+ライブ配信の組み合わせは強力で、これからますます様々な活用方法が生まれてくると考えられます。

PinQul
https://pinqul.tv/

淘宝直播

中国通販サイトの雄・タオバオのライブコマース機能「淘宝直播」は2016年3月に追加されたので、比較的新しい機能ですが、すでに市場は大いににぎわっています。
中国のSNSで有名な張大奕という女性は自らのブランドを淘宝直播で販売したところ、2時間で3億円を売上げたそうです。

淘宝直播
https://huodong.m.taobao.com/act/talent/live.html

一躍人気になれば大きな売上の予感

日本でライブコマースはまだ始まったばかりですが、しっかりとファンを獲得できれば、張大奕さんのように短時間で莫大な売上を獲得できます。
今はまだ市場参入者が少ないので、今のうちに人気のスピーカーになっておけば後々大きな売上獲得が期待できます。EC事業をやっている方ならぜひ一度試してみるべきですし、中国の現状を見ると今後はこのリアルタイムECは日本でも大きく拡大する可能性があります。

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