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ネットオークションとフリマアプリの違いとは?今後の成長の予測

ネットオークションやフリマアプリをどれくらいの頻度で利用しますか?
近年、ヤフオクやメルカリなどを中心にしてネットオークションやフリマアプリの取引は年々増えています。

ネットオークションやフリマアプリを利用したことがない方のために説明すると、ネットオークションとフリマアプリに共通するメリットは以下の5点が挙げられます。

  1. スマホやパソコンを使って物の売買が可能
  2. 不用品を売って金銭に変えることができる
  3. レアなアイテムが見つかる
  4. 買い手にとっては欲しいものが安く手に入れられることもある。売り手にとっては高く売れるアイテムもある
  5. 個人でも利用可能

日本のネットオークションやフリマアプリは、国内向けの発送に限定している出品者も多いですが、最近では新しくBuyeeやセカイモンといった海外発送サービスを代行するサービスも出てきています。国内の利用者だけではなく海外からもネットオークションやフリマアプリを利用できるようになるため、さらなる取引の拡大が期待されています。

今回はネットオークションとフリマアプリの違いや取扱額について触れつつ、今後どのような成長をしていくのかについて述べていきたいと思います。

【目次】

ネットオークションとフリマアプリの違い

ネットオークションで有名なのはヤフオク、モバオクといったプラットフォームでしたが、近年ではメルカリをはじめとしたフリマアプリを利用する人も多くなっています。

経済産業省の定義によると、ネットオークションとフリマアプリの違いは以下の特徴が挙げられます。

出典:経済産業省 平成28年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査)
http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170424001/20170424001-2.pdf

大きな違いはフリマアプリが若年層で広く利用されているのに対し、ネットオークションは40代以降の中高年も多く利用していたり、法人による出品も多い点や、利用デバイスの違いなどが挙げられています。

取引総額の伸びが著しいフリマアプリ

利用している年代層や売り手の目的、利用デバイスや取引されている商品など違いは多々ありますが、注目すべき大きな違いは最高価格で落札されるネットオークションに比べ、出品者が商品に対して自由に価格設定ができる点です。

ネットオークションは落札できるまで自分のものになるかわからないため、入札期限の前後は常に商品ページに張り付いていなければいけません。自動入札を設定すれば商品ページをずっと見る必要もありませんが、できれば安い価格で手に入れたいと思うのが、ほとんどの買い手が考えることだと思います。

一方で、フリマアプリは売り手が設定した販売額に同意する買い手がいることで、即時取引が行えます。フリマアプリはネットオークションで取引をするより、その即時性が人気の秘訣と言って良いでしょう。

フリマアプリはネットオークションより後にサービスが始まったにも関わらず、近年ではフリマアプリによる取引額の伸び率はネットオークションをしのぎます。

2015年度の取引額の伸び率でいうと、ネットオークション大手サービスであるヤフオクは8,667億円(前年度比+5.9%)、フリマアプリ大手のメルカリでは1,200億円(前年度比+200%)と凄まじい伸び率を記録しています。ヤフオク(当時の名称はYahoo!オークション)は1999年にスタートし、宣伝などの効果もあり知名度は上がり市場は成熟している感があります。しかし、メルカリについてはサービスがスタートしたのが2013年にもかかわらず、4年でこれだけの成長を遂げているのは驚きです。

フリマアプリは利用している年代層が10代~30代の女性が多く、全体の約57%が1ヶ月にかける購入金額は5,000円未満と小さいですが、アプリ利用人数が大きいため全体的な取引金額が大幅に伸びたと言えるでしょう。

参考:日本経済新聞  フリマvsオークション ネット売買の両雄比較
https://vdata.nikkei.com/datadiscovery/20shopping/

海外発送サービスでネットオークションやフリマアプリはどのような変化を遂げる?

冒頭でも挙げましたが、近年では転送コムが行っている海外発送代行サービスであるBuyee(バイイー)や、セカイモンという落札代行・海外発送代行サービスが誕生しています。代行サービスであるので利用料金が別途かかりますが、日本のネットオークションや、フリマアプリで出品されている商品を落札したいという外国人や、海外在住の日本人にもニーズがあります。

例えば、Buyeeが行っている代行サービスとして以下のようなサービスを受けることができます。

  • ヤフオクやヤフーショッピング、楽天市場、ZOZOTOWNなどのショッピングサイトを横断検索できる
  • ウェブサイトが他言語対応
  • 落札代行
  • 出品者との落札後の発送に関する調整を代行
  • 不明点もカスタマーサポートで解決可能
  • 日本国内にしか発送できない商品でも一旦自社国内倉庫に発送し、倉庫から海外へ発送ができる

たとえ日本語を理解できない利用者であっても、サービスを利用することによりスムーズに取引を行うことができます。

ショップエアラインが展開しているセカイモンというサービスは、日本未発売の商品を購入・発送出来るサービスで、海外から商品を発送するにあたり複数の商品を一度に発送したい場合、留め置きをすることで欲しい商品を1回の発送にまとめることができます。海外の商品を購入したい日本人の利用が多くなりそうなサービスです。

近年、越境ECが盛んになっていることもあり、海外から日本へ、あるいは日本から海外へ簡単に商品の売買や発送が行えるサービスの出現により、ネットオークションやフリマアプリの取り扱いもさらに多くなっていくことが期待できます。

人気のフリマアプリ、メルカリとラクマ

フリマで人気の商品がアパレル系であることから、アパレルに強いフリマアプリも登場しています。「ラクマ」はアパレルに特化したフリマアプリ「フリル」を統合し、「楽天ポイント」が利用できるようになりました。アパレルに強く、楽天ユーザーにとって使いやすいフリマアプリはラクマでしょう。

メルカリは登録・出品に関して手数料はかかりませんが、出品者は取引が成立した際に運営側に売り上げの10%を一律で引かれてしまいます。
一方でFRILは1万円未満の商品が売れた際は出品者に対し210円の手数料がかかり、1万円以上の場合は手数料が無料。支払い方法については(こちらについてはメルカリもそうですが)、クレジットカード等特定の支払い方法を選ぶと支払い手数料が無料になるなど、アプリを利用する上で気になる手数料がそれほどかからないのが特徴です。

またウェブサイトのデザインが見やすく、出品されている商品は女性向けのブランド品が多いことから、最初からブランド品を探している女性のユーザーに人気のアプリのようです。これからはFRILのように、メインで扱っている商品に特化したフリマアプリが誕生していくことでしょう。

フリマアプリを利用しているユーザーは、利用目的やそれぞれのアプリのメリットを理解した上でアプリを使い分ける、といった動きをすることになると思われます。

ネットオークションではヤフオクの一人勝ち状態

ネットオークションでは、ヤフオクの規模や取り扱い金額が大きいため、新しいネットオークションサービスが生まれにくい状態です。これからはネットオークションというくくりだけで比較されるのではなく、フリマアプリをはじめとした不用品売買というくくりのなかで比較されていくことになります。メルカリの伸びは著しいですが、ヤフオクもまだまだ大きな市場であることには変わりがありません。

まとめ

ネットオークションもフリマアプリもそれぞれの特徴が異なるため、それぞれの特性を理解したうえで機能を使い分ける利用者がこれからも増えていくと思われます。さらに越境ECも加わり、さらなる取引の活発化が期待できるでしょう。

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