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サイバーマンデーはEC版セールとして日本に根付くのか【2018年開催日予測】

お盆やクリスマス、年末年始など大型イベントに関連して百貨店などの実店舗では毎年一大セールを実施します。
業界全体で盛り上がるようなイベントですが、EC市場独自では市場全体で行うような巨大キャンペーンはなかなか存在しませんでしたし、未だ存在していません。

しかし、もしかしたら今後サイバーマンデーがその役割を担うかもしれません。

目次

セールは売上アップが大いに期待できる

実店舗では通年で定期的なセールを実施しますが、その理由は当然、セールをやることによって売上が伸びるからです。
市場全体で盛り上げることで消費者の購買意欲が高まりますし、年末年始であればタイミング的に冬のボーナスが入った1カ月以内なのでお金に余裕があるのも理由の一つです。
実際に最近の話としてお隣の国、中国ではアリババが運営するサイトの「独身の日」セール売上が13時間で2兆円以上の売上を記録しました。

このようにセールを実施すると売上が大きく伸びるので、売り手はあの手この手で様々なセールを実施しているのです。

サイバーマンデーとは

サイバーマンデーと呼ばれるアメリカ発のセールが日本にもやってきましたが、まだ始まったばかりのセールなのでなじみのない方も多いかと思います。
サイバーマンデーとは、ブラックフライデーの翌週月曜日にかけて週末に行われるセールのことです。

サイバーマンデーの説明をするときにセットで紹介されるのがブラックフライデーです。アメリカでは11月の第4木曜日が感謝祭の祝日となっていて、翌日金曜日から年末のセールが始まりますが、この日は黒字になることから(※諸説あり)ブラックフライデーと言われています。

このブラックフライデーから日曜日までは休日なので、人々は街に出ます。そして翌月曜日からは外で過ごした人々が家に戻るようになるため、インターネットでの買い物が再開され、ECでの売上が急増します。
そのためブラックフライデーの翌週月曜日はECの売上が期待できる日として「サイバーマンデー」と呼ばれるようになりました

日本版サイバーマンデーはAmazonが独自に開催しているセールである

このようにサイバーマンデーはアメリカの感謝祭から設けられたセールですが、日本でも徐々にこの言葉を聞くようになりました。
日本ではEC大手Amazonが12月の2週目を日本版サイバーマンデーとして、セールを実施しています。この時期にセールを行う理由としては「Amazonでの購入者が最も増える時期だから」ということのようです。

2018年のAmazon日本版サイバーマンデー開催日予測

日本版サイバーマンデーの発案者であるAmazonは、2012年からサイバーマンデーセールを実施しています。
このセールは2017年は12月8日18時から11日23時59分で開催されました。曜日を見てみると12月8日は金曜日で11日が月曜日なので、ちょうど休日を挟みます。平日働いているサラリーマンにとってもうれしい期間設定なので売れ行きも好調だったようです。

さて、2018年のサイバーマンデー開催日は12/7(金)~12/10(月)ではないかという予測があります。
毎年日本版Amazonのサイバーマンデーは12月の2週目に行われているからです。
2018年はサイバーマンデーに関する知名度も上がってきており、これまで以上の盛り上がりが期待されます。

2000万点以上が50%OFF

実際の内容ですが、Amazonサイバーマンデーセールでは2000万点以上のAmazon取扱商品が50%OFFになるというかなりお得なセールです。有名ブランドも対象のためお買い得な商品がてんこ盛りです。セールには特選タイムセールと数量限定セールの2種類があります。

特選タイムセール

特選タイムセールは人気商品を格安で購入できるセールです。対象となる商品は日ごと、または時間ごとに変わりますので、欲しい商品をタイミングよく購入しなければなりません。

数量限定セール

数に限りのあるセールです。数量が限られているので、早い者勝ちになりますが、こちらも人気商品を取り揃えております。

AmazonPB商品がよく売れる

サイバーマンデーではAmazonのプライベート商品がよく売れています。というのも多くのAmazon製品がセール対象になっているからです。商品としてはKindleやFireHDなどが格安で購入できます。

このようにAmazonは日本でサイバーマンデーを自ら提唱し、それを上手にマーケティングに活用しています。公式なイベントではないのですが、ECを活性化する上でセールを自ら創出するのは大変効果的です。
実際に冒頭でご紹介した「独身の日」セールも中国では昔から存在する日ではなく、アリババが独自に提唱し、一般に広まったものです。

ヤフーや楽天も独自セールを行っている

日本のEC企業も自らセールを開催しています。いくつかピックアップしてみます。

Yahoo!ショッピング

ヤフージャパンはYahoo!ショッピングで年末ウルトラセールという名前の大規模セールを毎年実施しています。
年末ウルトラセールは毎年開始時期も期間もバラバラですが、たいてい11月末から12月上旬開始で平均実施期間は20日と長めのセールになります。

https://topics.shopping.yahoo.co.jp/promotion/year_end/

楽天スーパーSALE

楽天も年末に独自のセールを実施しています。こちらは11月末から12月上旬開始で5日前後の開催になります。
また、通年でポイントが多くつくイベントや、タイムセールなども企画しており、ユーザーは定期的に楽天で買い物がしたくなるような仕掛けを行っています。

https://event.rakuten.co.jp/campaign/supersale/

ユニクロ創業感謝祭

ユニクロも通年でセールを行っており、中でも大きなイベントは創業感謝祭です。
昨年の「UNIQLO誕生感謝祭セール」では、サイトにアクセスが集中したため、システムがダウンするほどの人気となりました。

大手EC企業はそれぞれ年末に独自のセールを実施してボーナス特需を上手に拾っています。

サイバーマンデーは日本に根付くのか

Amazonが巨大になるにつれて、サイバーマンデーの認知度も上がりつつあります。今後、サイバーマンデーは日本に根付くのでしょうか。
ポイントを挙げて、独自に考察してみたいと思います。

サイバーマンデー時期(12月)の日本、アメリカの生活

まずはサイバーマンデー時期の日本人とアメリカ人の過ごし方を「クリスマス」、「年末年始」という観点から考えてみます。
アメリカのクリスマスは家族でゆっくり自宅で過ごすのが定番ですが、日本のクリスマスはカップルや家族で外出し、買い物や食事をします。
アメリカの年末年始は文化的にも特別、外出するイベントはありません。対して、日本では神社やお寺に行ったり、帰省したり海外旅行に行ったりします。
つまりサイバーマンデーの時期のアメリカ人は多くを自宅で過ごし、日本人は外出をするため外出先で商品を購入する機会が多い傾向にあるといえます。

あまり日本と馴染みがない

サイバーマンデーの発祥はアメリカ感謝祭にちなんだブラックフライデーに、さらにちなんだセールになります。
そもそも日本では感謝祭は存在せず、ブラックフライデーもなじみがありません。そのためこのサイバーマンデーは人々の記憶に残りづらいような気がします。
「そもそもこのセールは何のためのセール?」となるかもしれません。

覚えにくいセール名

サイバーマンデーというセール名は日本語を母国語とする私たちにとっては覚えづらい名前です。
サイバーマンデーを日本独自の言い方に変更すれば覚えやすいし、広がる可能性は高まるかもしれませんが、横文字でさらに普段使いなれない「サイバー」という言葉は定着しづらいです。

Amazonの宣伝力と他のEC事業者の協力があれば、一大ECセールになるかもしれない

このような理由から、日本に浸透するには時間がかかりそうなセールだと感じます。
ハロウィン浸透にも時間がかかりましたが、サイバーマンデーはさらに時間がかかるでしょう。

しかし結局のところはAmazonの認知度とイベント宣伝によって大きく変わるはずです。

というのも消費者は商品を安く購入できるなら理由は何であれうれしいはずです。あとは毎年12月2週目になれば、自ずと消費者が「サイバーマンデーの時期だな」と思い出せるか否かです。
Amazonの宣伝力が大きく影響してくる要素です。

また、EC全体のセールとするならば、Amazon以外のEC事業者の協力は必須です。大々的なセールを実現するためには業界全体の盛り上げが欠かせません。
日本版サイバーマンデー発案者Amazonの宣伝力とEC事業者の協力により、サイバーマンデーはECの一大セールとなる可能性を大きくはらんでいます。

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