ECパッケージとは?分類調査比較ランキング!【2017年最新】

ECパッケージとは?分類調査比較ランキング!【2017年最新】~ECパッケージ導入前にまずは徹底比較~

今更聞けない!ECパッケージとは?

そもそもECパッケージという言葉を聞いて、何を指すのでしょうか。
ECパッケージとは、EC-OrangeやecBeing、さらにはえびすマートやEC-CUBEのようにネットショップのことを指します。
もっと具体的に示すと、自社の商品やサービスをインターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売するECサイト【electronic commerce(エレクトロニックコマース=電子商取引)】をそれぞれの商品毎に特徴を出してパッケージ商品として売り出しているものをECパッケージと呼んでいます。
そのため、ECパッケージも様々な種類があり、パッケージ導入をいざしたいと思っても、簡単に選ぶことが困難になっている状態です。
そこで、次のセクションでは、まずはECパッケージの種類について分類しメリットやデメリットを詳しくご説明致します。
そして、分類が終わったら、次はECパッケージ選定の仕方をご説明させていただき、最後に現在のシェアやASPとの違いについてもご説明させていただきます。
この記事さえ通読しておけば、ECパッケージについて詳しく理解することができ、選定の一助にもなるはずです。
ぜひ、最後まで通読ください。

ECパッケージの分類とメリット、デメリット

ECパッケージには、大きく分けて以下の4つの種類があります。
”ECパッケージ”、”ASP”、”フルスクラッチ”、”オープンソース”です。
それぞれ、以下のようなメリットとデメリットがあります。

ECパッケージのメリットとデメリット

ECパッケージは前述しましたとおり、ECサイトとしてECベンダー各社が独自の特徴を持たせて既に基本的な運用フレームワークを持たせている状態のECサイトの事をECパッケージと呼んでいます。
メリットは以下の3点です。

★メリット1:柔軟なカスタマイズが可能
★メリット2:デザイン面でも自由度が高いため大規模ECサイト構築向き。
★メリット3:インフラ環境によるが、例えばバレンタインの時のみとてつもなく増大するトラフィックや、クリスマスのときだけとてつもなく増大するトラフィックなどの大幅な増減に耐えることができる。

逆にデメリットはどうでしょうか。以下2点です。

★デメリット1:ECパッケージ導入の費用が比較的高い。但し、かつての大手が構築していた時代と異なり、オープンソースをベースにしたパッケージなども登場していることから、コストはだいぶ減少してきている。
★デメリット2:年間保守費用やメンテナンス費用などのランニングコストが多くかかることがある。

ASPのメリットとデメリット

そもそも、ASPとは、いわゆるクラウドサービスのことで、「アプリケーション・サービス・プロバイダ」のことです。
早く言えば、ECパッケージ等の製品を月額課金型の契約でレンタルして利用する方式です。
クラウドサービスはASP(アプリケーションサービスプロバイダ)とも呼ばれ、ECサイトとしての機能をインターネット経由で利用するサービスです。
では実際のメリット、デメリットはどういう点にあるのでしょうか。

★メリット1:手間がかからない。既に構築された製品をそのまま利用し、自動的セキュリティやバグ対応、新しいサービス対応アップデートもされるため、運用だけに心を砕けばいい。
★メリット2:サーバなどインフラ調達がほぼ不要なため、導入コストが安価。

以上2点がメリットでした。

では、逆にデメリットはどういったものが考えられるでしょうか。

★デメリット1:これが致命的なデメリットなのですが、機能カスタマイズができなかったり、デザインに縛りがあるなど自由度が低い。
※これでは、企業など将来的なスケールを考えているところにとってはどうしても敬遠してしまう理由となっています。
★デメリット2:基幹システムとの連携が難しいなど大規模ECサイト構築には向かない。
★デメリット3:大規模なトラフィックに対応していない。
以上がデメリットでした。

簡易な分、企業等ではなかなか取り入れにくいです。

フルスクラッチのメリットとデメリット

フルスクラッチとは、既存のプログラムを全く使わず、
ゼロベースからECサイトを構築する手法です。
ではこちらもメリットとデメリットを見ていきましょう。

★メリット1:やりたい事をほぼ全て実現することができる。
★メリット2:様々なシステムとの連携も全て受け入れる事ができる。
★メリット3:膨大なトラフィックに対してもどこまでも対応することが可能。

逆にデメリットは以下の通り。
★デメリット1:全てゼロからのため、費用や期間がとてつもなく膨大になる。
★デメリット2:全てゼロからのため、新しいプログラム達が干渉し、不具合が出る可能性が高い。

これまでは超大規模のECサイトが独自性を強く打ち出したいという要請でフルスクラッチを導入していましたが、
現在は多くの大規模サイトでもECパッケージの柔軟性が拡張していることから導入しないようになってきています。

オープンソースのメリットとデメリット

オープンソースとは、主に一般向けに無償公開されているソフトウェアのECサイトの事を言います。
EC-CUBEなどがこのオープンソースに当たります。
では、こちらのメリットとデメリットを見ていきましょう。

まずはメリット。
★メリット1:技術力さえあればECサイト構築の自由度は高く、様々な機能や好きなデザインを実装させることができます。
★メリット2:構築費用がかからない。ただでさえ運用などに何かと費用がかかるECサイト構築において大きいメリットです。

次にデメリットです。
★デメリット1:サポートが基本的にはなく、システム上の問題に対して自己責任になる。オープンソースは基本的にサポートされていないソフトウェアのためサポートは基本自己責任となってしまいます。
★デメリット2:セキュリティ性が低い。オープンソースのECサイトでたまに聞くのですが、情報漏えいに繋がったという事例も少なくありません。

以上、ECパッケージ等の分類とそれぞれのメリットデメリットについてご紹介しました。
ECパッケージ選定の際には、これらを頭に入れた上で選択するのがベストです。
多くの企業様にとっては将来性というものを加味して、ECパッケージを選ぶことをおすすめさせていただきます。

ECパッケージの市場規模最新情報2017年版

経済産業省が2017年4月に2016年の日本のEC市場、日米中の3ヵ国の越境EC市場などに関する市場規模の調査を発表しています。
以下に簡単に概要をご紹介をさせていただきます。

データや図は全て、経済産業省の最新の調査結果より引用:平成 28 年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)


2016年のBtoC-EC市場規模は、15兆1,358億円(前年比9.9%増)に。EC化率は、5.43%(対前年比 0.68 ポイント増)。
また、2016 年の広義 BtoB-EC 市場規模は、291 兆 170 億円(前年比 1.3%増)に。EC 化率は、28.3%(対前年比 1.0 ポイント増)。
広義 EC 化率の伸びが堅調だった業種は、「食品」(前年比 2.0 ポイント増)、「輸送用機械」(前年比 2.0 ポイント増)、「電気・情報関連機器」(前年比 1.7 ポイント増)等であった。
2016 年の狭義 BtoB-EC 市場規模は、204 兆 780 億円(前年比 1.2%増)に。EC 化率は、19.8%(対前年比 0.6 ポイント増)。
狭義 EC 化率の伸びが堅調だった業種は、「輸送用機械」(前年比 2.3 ポイント増)、「鉄・非鉄金属」(前年比 1.2 ポイント増)等であった。

このようにECサイトの市場規模はBtoCもBtoBもともに、堅調に増加を続けており、今後さらに伸びることが予想されています。
ECパッケージの適切な導入が、貴社の業績をさらに堅調に伸ばすことは自明の理と言えるでしょう。
しかし、どう選べばいいかがわからないというご意見も良くいただきます。
そこで、次のセクションではECパッケージの選定ポイントをご紹介致します。

ECパッケージ選定のための3つのポイント

ECパッケージを選ぶためのポイントとはいかなる点でしょうか。
コストがどのくらいとか、担当者がどういう方なのかといったポイントはもちろん大事ですが、
それよりも実際のECパッケージに目を向けて判断する必要があります。
そこで、ここではECパッケージを選定する際に肝となる4つのポイントをご紹介致します。

★ポイント1:リーンスタート、スモールスタートが可能なECパッケージを選ぶ

ECパッケージEC-Orangeのお客様で以下のような事例がありました。
いわゆるふるさと納税サイトを構築したいという事例です。
ふるさと納税の仕組みが、地方自治体へ寄付を行い、お米やお肉などの特産物がお礼品として用意されている地域もあるため、
一種の購買に似ているという観点から、ECシステムで運用できると着眼し、導入を決断。
しかし、そこから3ヶ月で構築したいというご要望をお持ちでした。
これをECパッケージのEC-Orangeは実現しました。
※さとふるの事例はこちら
このように、今の時代自社製品に関するプロジェクトをスピーディーに実現できる製品かどうか。
そして、リリース後様々な形でスケールアップさせていけるかどうかとい言う観点は非常に重要となります。

★ポイント2:ベンダーロックインされず、自社で管理・内製化できるパッケージを選択する

たとえば、ECパッケージを導入し、2年後に新たにソーシャルログインをカスタマイズ追加したいというニーズが社内で発生した際、
多くのECパッケージは構築後のソースコードを開示していないいわゆるベンダーロックインのため、このECパッケージを導入した際の
事業者に問い合わせて追加費用を莫大に支払い、ソーシャルログイン機能を新たにカスタマイズする必要があります。
しかし、ソーシャルログインに対応していなかったり、あるいは他のベンダーにお願いしたほうがより機能が豊富だったりと、できることが限られてしまうのが現実です。
また、メンテナンスをする必要が発生した際にも、いちいちECパッケージを導入した際のベンダーにお願いしなくてはなりません。
これは非常に制約が大きいです。
しかし、ソースコードを開示され、ベンダーロックインがされていない状況であれば、全て自由に対処することができ、とても安心です。
ベンダーロックインの有無は非常に重要な要素です。

★ポイント3:オムニチャネルやO2O、次世代VRなどマーケティング面や将来性で優れているか

オムニチャネルとは、店舗やイベント、ネットやモバイルなどのチャネルを問わず、
あらゆる場所で顧客と接点をもとうとする考え方やその戦略のことをいいます。
しかし、オムニチャネルやO2Oと聞くと、大企業が取り組み始めているマーケティング施策だと感じていませんか?
実は、以下のレポートの通り既に多くの企業が大なり小なり取り組みを始めており、模索している企業はさらに多くいます。
※参考:オムニチャネルレポート
実際にオムニチャネルとはお客様を大元として、以下にお客様の購買意欲を向上させることができるかという取り組みですから、
実はとても広く、どんどんテクノロジーが進化する現在、様々なECパッケージでも標準機能としているところが
増えています。
こうした観点は非常に重要で、ECパッケージを選ぶ際は、将来的なお客様の利便性、実店舗との連携、さらにはVRコマースなどの未来性と言った観点も選択の重要なポイントになってきます。
売れればいいのではなく、売った後お客様とのエンゲージメントを最大化し、お客様とのLTVを最大化する、そうしたECパッケージを選択することがベストです。

以上3点お伝えしました。
この観点をもとに、ぜひ貴社にベストなECパッケージをご導入いただければ幸いです。

ECパッケージとASPを6つの観点で比較

ありがたいことに、日々たくさんの企業から、ECサイト構築やECパッケージについてお問い合わせを頂きます。
ただ、お問い合わせをされる方は必ずしも詳しい人ばかりではありません。

お問合せのなかには、例えば、

お客様A「ECサイトを構築したいんですけど、御社のASPを使う場合は~」
(※弊社ではECパッケージを販売)


とそもそもASPとECパッケージの区別がついていない方や、

お客様B「バージョンアップした時、無償で対応してもらえるでしょうか?」

とECパッケージの特徴を理解されていない方も意外と多かったりします。
すでにECパッケージの分類についてはメリット、デメリットも含めてご紹介しましたが、
ここからは今さら聞けないASP・ECパッケージの違いをより深くご説明致します。

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1.自社サイトを構築する場合の2大パターン、ASPとECパッケージ

ASPを利用する

正式名称はアプリケーション・サービス・プロバイダといいますが、簡単にいうと、企業が提供しているサービスをレンタルして使うタイプ<です。

月額の費用を支払って、システムを借りて利用するというのが一般的です。

仮に住まいに例えて考えるならば、ASPは、月々の賃料を支払って、賃貸アパートを借りることと言えるでしょうか。賃貸アパートの場合、インターネットはこの回線でないとダメだとか、壁に穴を開けるなだとか、いろいろな制限がありますよね。

ASPも借り物のシステムなので、例えば、デザインはこのテンプレートからしか選べないとか、こういった制限が必然的に発生します。

ECパッケージを利用する

一方、ECパッケージは、ECサイト構築に必要な基本的な機能を予め備えたソフトを購入し、自社で用意したサーバーにインストールして利用するタイプです。

同じくECパッケージを住まいに例えるなら、マンションを購入することといえるでしょう。マンションの部屋には、必要な設備がある程度備わっていますが、部屋の設備を好みのものに変更したり、内装を変えたりすることが可能です。また、一軒家を建てるよりも、時間もコストもかかりません。

この様にECパッケージは、べースとなるシステムを基に、自社独自の仕様に変更していくことが可能です。

※自社ECサイトの構築に当たっては、この2つ以外にも、システムを1から作る「スクラッチ開発」といった方法がありますが、これはいわゆる「一軒家」を作ることです。

一軒家というと、夢が膨らみますが、建てるにあたっては、部屋数や間取りなどあらゆることを1から決めていく必要があります。すべて自分の好きなように作ることができる反面、相応の費用、時間がかかってしまいます。

2.ASPとECパッケージを6つの軸で比較する

下記にASPとECパッケージについて、それぞれの特徴をまとめてみました。6つの評価軸に沿って、ASPとECパッケージの違いを確認してみます。


初期費用

ASPの場合、初期費用は数千円~数万円と安く、月々のコストも安価なものが多いので、自社ECサイトを初めて導入する場合でも、ハードルは低いといえるでしょう。一方で、ECパッケージの場合、初期費用は数百~数千万と高いため、ある程度本格的にECサイトを構築したい企業様向けとなります。

期間

ASPは既にあるシステムをレンタルして利用するため、比較的短い期間で利用を開始することができます。一方、ECパッケージもベースとなるシステムからの開発となりますが、自社独自の機能開発や、デザイン制作によって必要となる時間は長くなります。

もちろん、全てを1から作るスクラッチ開発は、もっと多くの時間を要します。

独自性

ASPはどの企業も同じシステムをレンタルして利用するので、大体同じようなサイト構成・機能になってしまいます。一方で、ECパッケージは、ベースとなる要素は同じでも業種や業態に応じて自社独自の機能や、システム開発を行うことができます。

実際ECサイトである程度売上が立ってくると「こんな機能があればいいのに。」「ここが、こういう仕様であれば業務がもっと楽になるのに。」といった、独自の要望が出てきます。ここが、ASPサービスからECパッケージサービスへの切替のタイミングではないかと考えます。

専門知識

ASPの場合、システムを保有するのはASP業者であり、サーバー等の管理・運用もASP業者が行います。一方、ECパッケージの場合、自社でサーバーを用意するなど、システムは自社で管理していく事になります。そのため、担当者には、ある程度専門的な知識が求められます。

集客・販促

ASP、ECパッケージ共に、集客や販促のための施策は、基本的に自由に打つことができます。

楽天やYahoo!といった大手モールに出店する場合、こうした自社独自での集客・販促施策というのは打ち出せないため、この点は自社ECサイトを構築する上での大きな魅力といえます。

バージョンアップ

冒頭のお問い合わせの事例としてもご紹介しましたが、意外と多いのがバージョンアップについての質問です。

仮に、ASP業者が、新機能を開発しバージョンアップをおこなうと、同じASPの利用者は、一律にその機能を利用することができるようになります。一方で、ECパッケージは個々の企業ごとに販売し、それぞれに独自の機能開発を行っているため、仮に新機能を開発した場合でも、全てのお客様に一律に反映させるということは基本的に行っていません。

3.企業のEC取り組み状況によって選択が必要

ASP・ECパッケージのそれぞれの特徴を6つの評価軸に沿ってご説明しましたが、いかがでしょうか。

既におわかりの通り、ASPとECパッケージは初期の導入費用でも大きく異なるため、企業のがECに対してどれほどのウェイトを置いているかによって、選択は変わってくると思います。

手軽に始めて費用をかけずに運用したい!~ASPでの構築~

ASPのメリットは、やはり初期費用を抑えて、簡単に自社ECサイトを開設できることです。また、自社でサーバーを管理・運用する必要も無いので、専門知識をあまり持っていなくても、運用が可能です。

こだわりの自社サイト構築したい!~ECパッケージでの構築~

他社とは一味ちがう機能を作りたい。デザインも妥協したくない。そこまで自社ECサイト構築に対してウェイトを置くのであれば、ECパッケージを選択するべきです。

ECパッケージは、初期構築にあたりある程度の費用が必要ですが、独自の機能開発が可能で、自社独自の集客企画、運用が可能です。

以上のように、企業によってECへの取り組み状況は異なるかと思いますので、ASP・ECパッケージのどちらが良いという話は、ここではしないでおきますが、どちらにしても自社ECサイトを作るという事には変わりはありません。

自社のECサイトを今後どう位置づけていきたいのか、どこまでの売上を目指していくのか。

その点を踏まえて、検討してみてください。

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この記事を書いた人
大工 峻平

エスキュービズム System Consulting部にて、開発・納品・教育・保守まで幅広い業務領域に携わっています。

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