ECでのAI(人工知能)活用の事例9選

「これからはECサイトにもAIが導入されるらしいけど、具体的にどんな活用ができるんだろう…」

と思っている方に向けて記事を書きました。

ECサイトにAI(人工知能)をとり入れることによって、

  • ECサイトに来たお客さまを自動で接客する
  • お客さまの行動を分析する
  • それぞれのお客さまが欲しがる商品を提案する

などができ、売上アップや新たなニーズを探すことにつながります。

とはいえ、具体的にどんな使い方ができるのかはわかりにくいですよね。

そこで、この記事では

  • そもそもAI(人工知能)とは
  • ECサイトでのAI活用法3つ
  • ECサイトがAIを活用する事例9選

の順にECサイトでAIを活用している事例をご紹介します。

AIというとなんだか難しいと感じるかたもいるかもしれませんが、ハードルは高くありません。

まずはこの記事で、AIの活用事例をざっくり押さえてしまいましょう!

そもそもAI(人工知能)とは

そもそもAIとは英語の”Artificial Intelligence”を略したもので、

  • 記憶
  • 学習
  • 推測
  • 分析
  • 判断

などの今までは人間が脳で行っていたことをできるシステムです。

大量のデータ(ビッグデータ)を取り入れて分析する「ディープラーニング」と呼ばれる手法により、人間では思いもよらなかった方法や解決策を出すことができます。

例えば、Googleの囲碁に特化した人工知能「AlphaGo(アルファ碁)」は、囲碁の世界チャンピオンを破ったことで有名になりました。他にも、チェスや将棋などで世界のトッププロを破るなどのニュースも印象に残っている方が多いはずです。

では、そのようなAIはECサイトでどのように活用できるのでしょうか。以下では、ECサイト上でAIが活用される方法をざっくりご紹介します。

ECサイトでAIが活用される方法3つ

大まかに分けると、ネットショップでAIを活用するための方法は

  1. ECサイト上で接客するツール
  2. 商品をすすめるレコメンドエンジン
  3. お客さまの行動などを分析するツール

の3つに分けることができます。どの方法も人間が手を加える必要はなく、AIが自動で判断して実行することが可能です。

また、お客さまがどんな商品を見たか分析し、その履歴に応じて商品をレコメンドするなど、複数の機能を組みあわせたAIツールも登場しています。

より詳しい活用事例は、以下でご紹介しますね。

ECサイトにおける、AI活用の事例9選

ここからは通販サイトにおけるAI活用の事例を

  1. 接客ツール系
  2. レコメンドエンジン系
  3. 分析ツール系

の順に全部で9つご紹介します。

接客ツール系

まずはネットショップ上で接客をしてくれるAIツールとして

  1. Bemattch
  2. SPIKEオートメーション
  3. Flipdesk
  4. ecコンシェル

の4つをご紹介します。

1. Bemattch

Bemattchは、ECサイトにおけるお客さまの行動をリアルタイムで解析し、お客さまそれぞれに応じた1対1の接客をするツールです。

導入に必要なのは「タグをサイト上に貼り付ける」だけで、5分もかかりません。手軽にAIの接客を使えるという意味でも利便性は高いと言えます。

https://bemattch.com/

2. SPIKEオートメーション

SPIKEオートメーションも、ECサイト上のお客さまをリアルタイムで分析するツールです。お客さまの行動をいくつかのパターンに分けて、最適な割引クーポンやポイント付与をします。

サイト上にタグを設置するだけで分析から接客までできるので、手軽に導入できて運用にかかるコストはないのもポイントです。

http://www.metaps.com/press/ja/256-spike-auto

3. Flipdesk

「ネットでリアル店舗のような接客を」がコンセプトのFlipdeskは、ECサイトを訪れるお客さまが

  • どのサイトから来たか
  • 何の商品を見ているか
  • 過去にはどの商品を買ったか

のような情報を分析します。そして、メッセージやバナー、クーポンなどから最適な方法で接客するのが特徴です。

管理画面で接客のパターンを決めることができ、その結果はすぐにレポートとして作成されます。試しながらより効果的な方法を選べるのは強みですね。

https://flipdesk.jp/

4. ecコンシェル

ecコンシェルでは、NTTドコモとPKsha Technologyが共同で開発した、最新のAIを使って接客します。

売上アップに特化しており、ECサイト上で行った施策が売上にどのような影響を与えたのかを見える化することが可能です。

また、無料で利用できるので手軽に試せるのも大きなメリットでしょう。

https://ec-concier.com/

レコメンドエンジン系

続いては、レコメンドエンジン系のAIツールを

  1. SENSY
  2. ZERO ZONE RECOMMEND
  3. ZenClerk

の順にお伝えします。

1. SENSY

ファッションに特化したリコメンドエンジンのSENSYは、お客さまそれぞれに似合うコーディネートを考えてくれるAIツールです。

スタイリストやモデルが使ったAIツールにコーディネートを考えてもらうこともでき、ファッションのプロが持つセンスを手軽にとり入れることができます。

人の「センス」を学習できるのは、AIならではの機能ですね。

http://www.xrossing.co.jp/ecs/sensy/

2. ZERO ZONE RECOMMEND

レコメンドエンジンのなかでも、

  • アパレル
  • 家電
  • 食品
  • レジャー
  • ニュース

など、様々な業界に対応しているのがZERO ZONE RECOMMENDです。

ECサイトの仕様に合わせて柔軟に対応できるので、どんなネットショップにも導入することができます。メールや広告の配信、SNSとの連携もでき、お客さまに対して様々なアピールが可能です。

https://zetacx.com/zeta-recommend

3. ZenClerk

ZenClerkは、購入に迷っているタイミングを見計らってリコメンドしてくれるツールです。例えば、

  • 同じ商品のページを何度も見る
  • 商品レビューを長いあいだ読んでいる
  • 商品のイメージをずっと切り替えている

など、購入に迷っている瞬間を逃さずキャッチ。クーポンやバナーの表示で購入を後押しします。

https://www.zenclerk.com/

分析ツール系

続いて分析ツールでは、

  1. AIアナリスト
  2. B→Dash

の2つについて説明しますね。

1. AIアナリスト

AIアナリストでは、Google Analyticsのアクセスログを自動で解析。そこから改善に必要なポイントを教えてくれるツールです。

Google Analyticsと連携させるだけで設定は完了するので、手間はかかりません。

「Google Analyticsを導入したけど、ぜんぜん活用できていない…」

というかたは試してみてはいかがでしょうか。

https://wacul-ai.com/

2. B→Dash

Webマーケティングに必要なデータを取得してまとめ、それを活用するところまでオールインワンでできるのがB→Dashです。

  • LINE
  • アプリ
  • 広告
  • メール

のように様々なチャネルを使ってお客さまと個別のコミュニケーションを取ることができます。

また、実店舗のPOSデータなどの情報を合わせて分析することもできるので、今までよりも効果的なアプローチが可能です。

https://bdash-marketing.com/

AIの広まりにECサイト運営者はどのように対応するか

ECサイトで使われている、AIツールをご紹介しました。

おさらいすると、そもそもAI(人工知能)とは

  • 記憶
  • 学習
  • 推測
  • 分析
  • 判断

などの今までは人間が頭で行っていたことをできるシステムでしたね。

そして、ECサイトで効果を発揮するAIツールでは

  1. 接客ツール系
  2. レコメンドエンジン系
  3. 分析ツール系

の順に、すでに活用されているツールをお伝えしました。

これからさらにAIはEC市場に広まっていくことが予想されます。そのようなAIの波に乗れるかどうかが、ECサイトの命運を握っているのではないでしょうか。

まずはこの記事を参考に、自社にはどんなツールを導入すべきか考えていきましょう!

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この記事を書いた人
黒田剛司

大阪市立大学商学部を卒業後、新卒で独立。学生時代に身につけた経営・流通・マーケティングなどの知識を活かし、コマースについて幅広いジャンルで執筆。また、サイト制作やWebメディア運営も請け負っており、IT系の記事作成も可能。無類の動物好き。

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