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ローソンフレッシュピックの店舗サービスと使い勝手の評判は?

日本には全国で6万件近い数のコンビニエンスストアがありますが、最近注目を集めているのがこの店舗数の多さを活用したサービスです。

これまでコンビニATMやチケット購入などが主なサービスとしてポピュラーですが、フリマアプリやAmazon利用者の増加により、宅配サービスなども積極的に導入されています。

そして2018年にローソンが展開を始めたのが、「ローソンフレッシュピック」と呼ばれるサービスです。

これはスマホと連動して生鮮食品の買い物を効率的に行えることを可能にしたもので、従来で言う生協サービスを現代化したような使い勝手が話題を呼んでいます。

コンビニで生鮮食品を購入すると聞くとイメージがつきにくいかもしれませんが、なぜこのサービスが注目を集めているのでしょうか。

今回はそんなローソンフレッシュピックのサービス内容や仕組み、そして実際の評判についてご紹介していきます。

ローソンフレッシュピックとは

ローソンフレッシュピック、通称ロピックは、あらかじめ生鮮食品を注文しておくことで、夕方にローソンで注文した商品を受け取ることのできる取り寄せサービスです。

画像出典:https://www.lawson.co.jp/service/receive/loppick/

当日の朝8時までに注文すれば、最短でその日の14時以降から受け取りができるという対応の早さが大きな特徴で、まるでスーパーへ行ったかのような感覚で買い物ができてしまいます。

使い方も簡単です。まず、スマートフォンに専用のアプリケーションをダウンロードし、そこからカタログに載っている商品を選んで注文を行うだけです。

あとは受け取りたいローソン店舗を選択すれば、当日中にその店舗で商品を受け取ることができます。

これまでに似たようなサービスとしては、Amazonの展開するAmazonフレッシュがありました。こちらのサービスも注文して最短4時間で受け取ることができ、商品は生鮮食品から日用品まで、好きなものを選ぶことができます。

画像出典:https://amzn.to/2taOMfg

オンラインで生鮮食品を購入してもらうための取り組み

一方、オンラインで生鮮食品を購入するというのには抵抗があるという人もいます。また実店舗とはいえコンビニで野菜などを購入するのも気が引けることは珍しくありませんが、ローソンフレッシュピックで取り扱う食品ではこのような不安をとりのぞけるよう、品質についてもこだわりをアピールしています。

画像出典:https://loppick.jp/campaign/quality/pc_index.html

オンラインでの生鮮食品の購入に気がひけるのは、やはり目視で商品を確認できないことが大きな要因とローソンは考えます。そのためこのサービスでは、厳しいチェック体制で商品が配送されるようシステムを構築することで、傷んだ果物などが配達されないよう設計されています。

ローソンフレッシュピックは新しいショッピングのあり方として、スーパーマーケットへ足を運ぶ手間を省いてくれるサービスとして展開されているのです。

ローソンフレッシュピックの活用方法

それでは、このようなサービスを活用したいケースとしてはどのようなものがあるのでしょうか。

時短のためのサービス

一つは買い物のための時間がないという人向けです。

現代の日本では共働き世帯が増加傾向にあり、子供達の食事以外の世話に時間を奪われてしまうことで買い物のための時間が作れないということもあり得ます。

そんな時にはローソンフレッシュピックが有効です。スマホアプリからの注文なので朝の通勤時間に商品を選び、仕事帰りに最寄りのローソンで朝頼んでおいたものを受け取ることができます。

また、フレッシュピックでは各ブランドから提供されているミールキットを購入することもできます。ただお惣菜を買うだけでは味気ないという人に向けて、料理に必要な材料がまとめられて簡単調理で食卓を賑やかにすることもできるでしょう。

少し食事にこだわりたい時に有効

二つ目に、手間をかけずに新鮮な食材を手に入れたいというケースです。

オンラインでの注文となると新鮮さに欠けるイメージがありますが、例えスーパーや市場で買った食品だからといって新鮮であるとは限りません。

特に買いだめの習慣がある家庭に当てはまるのですが、食品は例え適切に保管していても、日が経つにつれて劣化していくものです。そのためいくら新鮮なオーガニック野菜であっても、数日以内に食べ切らなければ鮮度の面では著しく低下しています。

一方フレッシュピックの場合、常に送られてくる商品の鮮度は最高の状態を維持されているだけでなく、注文した当日や翌朝に受け取ることができるので、食べたい時に生鮮食品を注文するという使い方もできます。

つまり、近くにローソンがあれば買いだめの必要も無くなるのです。

いつものスーパーで売っていないものを購入する時にも

三つ目に、お取り寄せで少し上等な食品を手に入れたい時です。

サービスでは日常的な食品だけでなく有名ブランドの食品も数多く取り扱っているので、わざわざ店舗を訪れなくても気軽にローソンでそれらの商品を受け取ることができます。

少し前にお取り寄せブームのようなものがありましたが、一般的なお取り寄せよりもはるかに素早く受け取ることができるのもこのサービスの特徴です。

今後人気を博すことになれば、取扱商品も増えていくことになるでしょう。

ローソンフレッシュピックとAmazonフレッシュの違い

実店舗受け取りか、自宅配送か

ロピックとAmazonフレッシュの最大の違いは、やはり受け取り方法の違いです。Amazonの場合、受け取りは今の所自宅に限られていますが、ローソンフレッシュピックはローソンの各店舗で受け取れるのが大きいでしょう。

ロピックであれば配送までに家に居ておかなければならないということもないため、時間に縛られる心配もありません。近所のローソンで受け取りができれば、重い荷物を持って帰る手間も削減できます。

品揃えの違い

また、Amazonフレッシュとローソンフレッシュピックの違いとして品揃えも挙げられるでしょう。
ローソンフレッシュピックでは自社ブランドであるナチュラルローソンのほか、成城石井や叙々苑、久世福商店などの有名ブランドの製品を購入でき、近くにこれらの店舗がないという際にはお取り寄せのような形で利用することもできます。

Amazonフレッシュでもブランドのある製品を注文することもでいますが、成城石井などとは異なるブランドを取り揃えているため、用途やユーザーの好みによって使い分けることも可能です。

利用料金の違い

Amazonフレッシュの場合、30日間の無料体験ののち月額500円の利用料金が発生します。また、6000円に満たない買い物の場合は送料が500円かかる点も留意しておく必要があります。

一方、ロピックは現在月額費用無料、送料も無料でサービスが展開されています。ローソン独自の流通ルートを用いている分、運送コストがかからないことが理由だと考えられます。

利用可能地域の違いは

Amazonフレッシュピックは、現在東京、神奈川、千葉の以下の地域に限定されています。


Amazonフレッシュピック配送可能地域
東京都 :
18区2市(世田谷区・目黒区・千代田区・中央区・台東区・墨田区・江東区全域、ならびに渋谷区・品川区・大田区・港区・杉並区・新宿区・文京区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区・調布市・狛江市の一部)
神奈川県 :川崎市の6区(高津区・中原区全域、多摩区・宮前区・川崎区・幸区の一部)、ならびに横浜市の11区(西区・神奈川区・港北区・中区全域、都筑区・緑区・鶴見区・南区・磯子区・保土ケ谷区・旭区の一部)
千葉県 : 浦安市全域、ならびに市川市の一部

ローソンフレッシュピックは2018年11月現在、以下の地域に対応しています。
今後も首都圏で2000店まで拡大すると発表されており、より一層のサービスの充実が期待されます。

ローソンフレッシュピック対応地域
東京都:江戸川区・大田区・江東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・中野区・港区・目黒区・あきる野市・稲城市・羽村市・国分寺市・国立市・狛江市・三鷹市・小金井市・小平市・昭島市・西多摩郡・青梅市・多摩市・町田市・調布市・東大和市・日野市・八王子市・府中市・武蔵村山市・武蔵野市・福生市・立川市
神奈川県:愛甲郡愛川町・厚木市・綾瀬市・伊勢原市・海老名市・小田原市・大井町・大磯町
・開成町・鎌倉市・座間市・中井町・二宮町・平塚市・藤沢市・川崎市麻生区・川崎市川崎区・川崎市幸区・川崎市高津区・川崎市多摩区・川崎市中原区・川崎市宮前区・相模原市中央区・相模原市緑区・相模原市南区・寒川町・茅ヶ崎市・箱根町・秦野市・南足柄市・大和市・湯河原町・横浜市青葉区・横浜市旭区・横浜市泉区・横浜市栄区・横浜市港北区・横浜市瀬谷区・横浜市都筑区・横浜市戸塚区・横浜市緑区

ローソンフレッシュピックで実際に人気の商品は

一回の注文につき500円以上の購入が可能なこのサービスですが、実際にロピックで人気の商品はミールキットのようです。

ミールキットとは

ミールキットは当初の狙い通り、日々買い物の時間などがない、コンビニ弁当が満たしているようなニーズを持つ忙しい人に向けた商品です。

材料が袋詰めにされ、後は調理するだけというのがこの商品です。

また、このキットは全部で20種類以上のバリエーションがありますが、どれも500円以上の価格となっているので、一食からでも注文できるのがポイントです。

ミールキットは通常のお惣菜などとは違い、自分で調理する必要があるので、ある程度味付けを好みのものにアレンジすることも可能です。

そのため、「出来合いのものでは味気ないし味も同じで飽きてしまう」という感想を持つ層に対して、効果的にアプローチができていると言えるでしょう。

人気のミールキットは認知度が課題

ロピック以外のサービスでもミールキットは徐々に取り扱いが始まっていますが、どのメーカーのものでも現状はその認知度が今ひとつであることが課題のようです。

ただ認知度が低くとも順調な売り上げを記録していますから、今後このサービスが普及していくとともに、その認知度も向上していくことが予想されます。

商品ラインナップとしては、夕食や朝食をサポートするもの中心に取り揃えられています。これは、この時間帯の食事が最も時間短縮が求められると考えられているためです。

実際フレッシュピックサービスを利用する人はその日の夕食や次の日の朝食の備えとして商品を注文していることが多いと判明しており、今後もこのニーズをベースにサービスの拡充が進められていくことになりそうです。

ローソンフレッシュピックの実際の利用者層は

ローソンフレッシュピックを利用するユーザーに多いのは女性です。男女比では3:7と女性が七割を超えており、年齢層にも30~50代の女性に集中していることがわかっています。

忙しい女性向けのサービス

30代以上の女性となると、働き手としてもキャリアのある人が増えてきますし、同時に子育てや家庭の面倒も見なければいけないという人も増加してくる年齢層です。

どうせ買うなら少し凝ったものを、という心理が働きやすいのも、女性の方が多いと見ることもできるでしょう。

男性の購入者にしても、その実は奥さんに頼まれて注文しているケースも少なくないようで、ロピックのサービスはやはり女性による支持を獲得していると見ることができます。

ローソンフレッシュピック対応店舗の拡大

ロピックは今年の3月に200店舗を対象としてサービスを開始しましたが、10月より対象店舗を1200店に拡大したと発表がありました。

参考:
https://www.ryutsuu.biz/column/k102540.html

当初は世田谷区や渋谷区などごく限定された地域にのみサービスを展開していましたが、現在は横浜市や川崎市といった神奈川県の店舗や、大田区などでもサービスを展開し、より多くのユーザーがサービスを利用できるよう、アップデートが進んでいます。

今後もユーザーが増加していくことになれば、東京23区域はもちろんのこと、首都圏や地方都市などでも数年以内にサービスが展開されていくことになりそうです。

ローソンフレッシュピックが注目を集める理由

このようにローソンフレッシュピックは充実したサービスが魅力となっていますが、なぜ今このサービスがリリースされたのでしょうか。

ラストワンマイルの解決

一つにはラストワンマイル問題の解決策として用意されたことが挙げられます。

ラストワンマイルは、購入者の商品受け取りにおける店から家やオフィスまでの配送をどのようにして行うかという問題です。

流通サービスが充実した現代では、従来のように商品一つ一つを購入者の玄関先やビルにまで届けていては大きなコストとなってしまい効率の良い配送システムを構築できなくなってしまっています。

将来的には小型ドローンなどを用いた無人輸送によって解決されるとも言われていますが、現状で有効なのがコンビニや受け取りロッカーなどを用いた配達です。

配送の際は各マンションや駅に設置されたロッカーや、各地に設置されているコンビニエンスストアにまとめて預けてしまうことで配送にかかる時間も大幅に短縮でき、時間指定などの対応を行う必要も無くなります。

また、受け取る側である購入者も荷物が届くまで家にいておく必要も無くなり、仕事や学校の帰りに駅やコンビニで受け取ることができれば、結果的にサービスの向上につながるためです。

ロピックのサービスもこの問題を解決するために生まれた施策の一つです。個別配送や買い物の手間を削減するため、ローソンが独自に流通ルートを確立しました。

ローソン店舗の購買も促進

もう一つが、ローソン商品の購買も期待できる点です。店舗受け取りであるロピックを利用した場合、必然的にローソンへ訪れる頻度は高まります。

この際、仮に何か買い忘れていたものがあってもそのままローソンで買い足すことができますし、ロピックのサービスが浸透すればそれに付随する商品も店舗のラインナップに加えることで、さらなる購買が期待できます。

ロピックそのものが、売上向上のための施策となっている側面は無視できません。

この点は店舗を持たないamazonとの大きな違いとも言えます。

現状、amazonはオンラインショッピングにおいては大きなシェアを誇っているものの、このような実店舗と連動したサービスは自社の店舗を持たないためにまだまだ弱い部分があります。その気になれば、amazonによるコンビニ受け取りも排除してしまうこともコンビニは可能でしょう。

今後コンビニ各社で自社流通サービスが整えば、日本においてamazonの直送サービスのシェアが大きく低下することも予想されます。

逆に言えば、あらゆるところに設置されている実店舗であるコンビニは、私たちのライフスタイルの形成に大きな影響力を持っていることを再確認させられる事例と言えます。

ローソンフレッシュピックを効果的に利用するために

ローソンフレッシュピックは11月現在、定価での販売だけでなく盛んにキャンペーン活動も行なっています。

期間限定のプレゼントキャンペーンをはじめとし、定期的に商品のセールなども開催されるので、普段のスーパーマーケットのような感覚でアプリから商品をピックアップすることができます。

あるいはおすすめのレシピ紹介など、日々の生活に役立つ耳寄り情報も更新されているため、その日の献立に困る心配もありません。

詳しい使用感は「ローソンの新サービス使ってみた!フレッシュピック&セルフ決済サービス「ローソンスマホペイ」」でもまとめています。

よりサービスをお得に利用できる施策が今後も展開されていくことが予想でき、とりあえずアプリをダウンロードして更新情報をチェックするのも有効な使い方です。

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